2021年10月22日
【全日本自転車競技選手権大会】2年4か月振りの開催 ロード・レース第1日目結果、アウトライン
2021年 全日本自転車競技選手権、第1日目結果とアウトラインがリリース。以下、JCF(公益財団法人日本自転車競技連盟)よりリリースをお届けします。
2年4ヶ月ぶりの開催
今回第89回目を迎える、全日本自転車競技選手権ロード・レースが広島県・三原市 中央森林公園内サイクリングコースにて、10月22日から同24日まで開催される。
また、第 24 回全日本選手権個人タイム・トライアル・ロード・レース大会、2021 全日本パラサイクリング選手権・ロード大会が併催される。
同大会は2019年6月に東京2020オリ・パラ競技会場である富士スピードウエイ(静岡県小山町)にて開催されて以来、新型コロナウイルス感染症拡大により中止、延期を繰り返し約2年4か月振りに開催される事となった。
本国自転車競技における同大会の位置付けは、当該年度の種目別優勝者(次大会までの1年間)を選出し、UCI(IF:国際自転車競技連合)が定める国際ポイントを国内で獲得出来る貴重な存在となっている。国際ポイントを獲得する事は、世界選手権やオリンピックなどへの出場権を獲得する重要な要素でもある。
今回の大会開催にはスポーツ庁、日本スポーツ協会、UCI(IF)及び本連盟が定める、新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインを厳格に順守し行われる。大会参加する選手チーム関係者はもとより、競技役員、報道関係者など会場に入場する場合は72時間以内のPCR検査陰性結果が条件となり、入場時毎日の体調自己報告はオンラインにて行い、受け取ったQRコードを入場ゲートで大会スタッフがスキャンし入場する運用をしている。また感染対策の一環として残念ながら無観客としている。
今回の大会開催にはスポーツ庁、日本スポーツ協会、UCI(IF)及び本連盟が定める、新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインを厳格に順守し行われる。大会参加する選手チーム関係者はもとより、競技役員、報道関係者など会場に入場する場合は72時間以内のPCR検査陰性結果が条件となり、入場時毎日の体調自己報告はオンラインにて行い、受け取ったQRコードを入場ゲートで大会スタッフがスキャンし入場する運用をしている。また感染対策の一環として残念ながら無観客としている。
日程
第1日目は個人タイムトライアルとパラサイクリング(個人タイムトライアル)
第2日目は個人ロード・レース カテゴリ:男子U23、女子エリート+U23
第3日目は個人ロード・レース カテゴリ:男女年代別マスターズ、男子エリート
大会詳細、総ての結果は大会WEBページにて公開
第1日目結果
・男子U23(24.0km)20名出走
第2ウエーブ1番目スタートの松田祥位(岐阜・EQADS)が33分39秒57で優勝。
[競技結果]
1 松田 祥位 岐 阜 EQADS 33:39.57
2 留目 夕陽 東 京 中央大学 33:59.57
3 宮崎 泰史 大 分 Sparkle Oita Racing Team 34:09.55
・女子エリート+女子アンダー23(24.0km)10名出走
1番目スタートの樫木祥子(東京・Team illuminate)が38分55秒30で優勝。
5番目スタートの石上夢乃(神奈川・鹿屋体育大学)が40分34秒51で女子アンダー23優勝、エリート+U23では2位に入った。
[競技結果]
1 樫木 祥子 東 京 Team illuminate 38:55.30
2 石上 夢乃 神奈川 鹿屋体育大学 40:34.51
3 石田 唯 京 都 早稲田大学 41:11.80
女子アンダー23のみ別途表彰
1 石上 夢乃 神奈川 鹿屋体育大学 40:34.51
・男子エリート(36.0km)18名出走、1名失格(規則に適合しない器材使用のため)
第2ウエーブ1番目スタートの増田成幸(栃木・宇都宮ブリッツェン)が唯一50分を切り、23回大会に続き49分25秒40で優勝。
[競技結果]
1 増田 成幸 栃 木 宇都宮ブリッツェン 49:25.40
2 山本 大喜 奈 良 KINAN Cycling Team 50:12.77
3 中根 英登 愛 知 EF Education-NIPPO 50:25.71
2021全日本パラサイクリング選手権・ロード大会
2021年10月22日(金)
広島県中央森林公園サイクリングロード
・男⼦ ⾃転⾞競技クラス C1-3(12.0km)4名出走
MC1,2,3を結合しての開催、係数計算での結果、2013〜2018年6連勝の藤田征樹が優勝。
[競技結果]
1 藤田 征樹 藤建設株式会社 MC3 18:50.82 計算タイム:18:50.82
2 川本 翔大 大和産業株式会社(ヤマトライス) MC2 19:57.91 計算タイム:19:11.79
3 多田 尚史 acu-power Racing Team MC3 25:51.87 計算タイム25:51.87
・男⼦ ⾃転⾞競技クラス C5(12.0km)3名出走
MC5クラス3名での争いの中、梶 鉄輝が初優勝
[競技結果]
1 梶 鉄輝 JPF MC5 18:58.02
2 吉井 常浩 – MC5 22:01.53
3 沼野 康仁 usplab.VC SPLENDOR MC5 29:13.80
・女子 ⾃転⾞競技クラス C2-3(12.0km)2名出走
WC2,3を結合しての開催、係数計算での結果、2020金メダリスト杉浦佳子が2017年大会から4連勝。
[競技結果]
1 杉浦 佳子 VC福岡エリート WC3 21:37.61 計算タイム:21:37.61
2 藤井 美穂 楽天ソシオビジネス株式会社 WC2 27:50.77 計算タイム:26:46.44
・男⼦ トライシクル・クラスT2(12.0km)1名出走
MT2クラス1人での出走、福井万葉が29分12秒21で2018年、2019年に続いて優勝。
[競技結果]
1 福井 万葉 株式会社バタフライ・エフェクト MT2 29:12.21
・男⼦ ハンドサイクル・クラス MH2-3(12.0km)2名出走
MH2の官野一彦が欠場のため、MH3の2人がスタート、田中祥隆が優勝。
[競技結果]
1 田中 祥隆 アイ工務店 MH3 31:07.27
2 村田 成謙 株式会社ベリサーブ MH3 43:32.68
大会参加者数
●個人タイムトライアル
男子U23:20
女子エリート+U23:11
パラ:13
男子エリート:20
合計:64
●ロードレース
男子U23:135
女子エリート、U23:26
男子マスターズ(30-39):17
男子マスターズ(40-49):26
男子マスターズ(50-59):28
男子マスターズ(60-69):11
女子マスターズ:10
男子エリート:113
合計:366名
写真とテキスト:JCF(公益財団法人日本自転車競技連盟)
関連URL:https://jcf.or.jp/
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。