2020年02月08日
【栄光のマイヨジョーヌ】ポスター完成、予告編も。2⽉28⽇(⾦)より新宿ピカデリー/なんばパークスシネマ(⼤阪)、全国順次公開
2⽉28⽇(⾦)より新宿ピカデリー/なんばパークスシネマ(⼤阪)をメイン館に全国劇場にて順次公開する、映画『栄光のマイヨジョーヌ』の予告編とポスターが完成。ニュースリリースをお届けします。
「「諦めず進む勇気」をもらえる映画です。」「弱⾍ペダル」作者・渡辺航先生からのコメントも到着。
©️:栄光のマイヨジョーヌ
本作は、オーストラリア初のプロ・サイクリング・ロードレースチーム“グリーンエッジ” の発⾜から5年に渡り、チーム内部から彼らのレースツアーに密着したスポーツ・ノンフィクション映画。
命がけで過酷な競技の実態、エースを優勝へ導くためアシストに徹する⾃転⾞ロードレース特有のチームプレイ、強い信頼関係や敬意の上にのみ 成り⽴つ「ALL FOR ONE」(原題)の精神。
本作は、ただ体⼒・技術勝負だけでない“⼈としての強さ”も試される⾃転⾞ロードレースの奥深さをあぶり出し、現在開催中のマスコミ向け試写では、「スポーツ・ノンフィクションの枠を超えた“ヒューマン・ドラマ”としてロードレースファンのみならず、それ以外の層にまで広くおすすめできる」と話題になっています。
「君が勝つために、僕は負ける。」勝負事のモチベーションとしては⼀瞬理解し難いマインドであるにもかかわらず、今回解禁となった予告編冒頭のこの⾔葉こそ、着順ではなく「チームの戦い⽅」が最⼤の⾒せ場であり、レースに⾒え隠れするリアルなヒューマン・ドラマが⼈々を魅了してやまない⾃転⾞ロードレースの真髄。
その魅⼒について、「ロードレースはよく⼈⽣に例えられます。挫折や栄光、多くの失敗、仲間の存在、⼼から楽しむことーー。」と今回コメントを寄せたのは、累計発⾏部数2,500万部突破、⾃転⾞漫画の⾦字塔「弱⾍ペダル」(秋⽥書店刊)で、⾃転⾞を通して⽣まれた友情、勝利へのあくなき努⼒、そしてレースでチームと共に⾛る喜びを⾒出していく主⼈公の姿を描き続けてきた漫画家:渡辺航⽒。ライダーである前に「⼈間」である選⼿達の過酷なレース=まさに⼈⽣を映す本作に、絶賛コメントが到着しました。
ロードレースはよく⼈⽣に例えられます。
挫折や栄光、多くの失敗、仲間の存在、⼼から楽しむことーー。
チャベスのレースでの劇的復活、その勝利を喜びながらも、
「年をとるのはやだね、若い奴らばかりが勝つよ」そう⾔っていたベテラン選⼿のヘイマンは、
何度も挑戦してきたクラシックレースで・・・最後に奇跡を起こします!
これが掛け値なく本当の出来事なのだから、ロードレースはファンタスティックなんです!「諦めず進む勇気」をもらえる映画です。 ー「弱⾍ペダル」作者/渡辺航
若⼿からベテランまで混在する新⽣チームが、いかに現場の空気を作り、マインドを共有して同じ⽬標に向かい、それぞれの役⽬を果たしながら勝利をつないでいくか。「個」が「チーム」となり諦めず進む様を切り取った予告編、そして渡辺航⽒のコメントを是⾮御媒体にてご紹介のほどご検討頂けますと幸いです。
2020年TOKYOオリンピックの正式種⽬でもある⾃転⾞ロードレース。
「ONE TEAM」に沸いた2019年から、2020年オリンピックイヤーは、新⽣チームが逆境に挑んだ奇跡の記録「ALL FOR ONE」の真の意味を、迫⼒あるスクリーンでお確かめください。
©️:栄光のマイヨジョーヌ
■ ダン・ジョーンズ監督からのメッセージ
楽しむのが、チームの務め
これまで12年以上の多くの時間、⾃転⾞競技に関わってきましたが、レースの現場に⾏って、なぜ世界中の⼈々がこの競技に熱狂するのを理解するのは難しいことではありませんでした。ロードレースはアクション、ドラマ、歴史、戦略、全てが揃っている、まさに旅するサーカスです。私は夢中になり、もっと知りたくなったのです。外からは⾒えないチームの内部がどうなっているのか?チームの団結⼒はどのように育まれるのか?アスリートそれぞれのストーリーは?レースの裏側でチームはどんな働きをしているのか?サングラスアイウエアとヘルメットを外したライダーの普段の姿は?
2010年、オーストラリア⼈ビジネスマンで起業家のジェリー・ライアンは⾃分のチームを作ろうと思い⽴ち、オーストラリア初のワールド世界ツアー出場レベルのサイクルサイクリング・ロードレースチーム“グリーンエッジ”が誕⽣しました。
チーム編成は既存のアプローチとは違っていて、何よりもレーサーを結果だけで選出しませんでした。それぞれの個性や、どのようにチームに溶け込めるかという選⼿のパーソナリティに重点を置いたのです。
厳しい練習が基本とはいえ、競技から離れて楽しむことも重要だというアプローチ。それは伝統のある⾃転⾞競技の世界では⽩い⽬で⾒られてしまうリスクでもあります。しかしグリーンエッジの何がユニークかといえば、楽しむことも⼤切なレーサーの仕事なのです。
チームはグランドツアー中に、ミュージックビデオのくちパクや料理動画、ライダーの故郷や競技から離れた普段の⽣活を紹介する動画「バックステージ・パス」を配信し、気がつくとユーチューブで⼈気1位のサイクリングチャンネルになっていました。ジェリーの⽴案したエンターテインメント計画が功を奏したのです。
私はそんなチームを⾒続けました。いい時も悪い時も、競技中も、競技を離れても。
まさにジェットコースターのように急上昇や急降下、そして笑いに満ちあふれた5年間のツアーを多くの⼈々に観てもらうことがこの映画の⽬的です。この映画は単なる⾃転⾞競技についての映画ではなく、ヒューマン・ストーリーなのです。登場⼈物たちと感情を分かち合い、夢を実現するための決意と犠牲を知ってもらいたいと思います。
【作品情報】
君が勝つために、僕は負けるんだ。
『栄光のマイヨジョーヌ』はオーストラリア初のプロ・サイクリング・ロードレースチーム「グリーンエッジ」の物語。その発⾜から5年に渡り、彼らのレースツアーに密着したドキュメンタリー映画です。
アスリートならではの反⾻精神で逆境を跳ね返し勝利をつかむ決意で団結したチームが、国際レースに挑んだ5年間のツアーの様⼦をチーム内部からつぶさに撮影し、勢いに乗る選⼿や困難にぶつかる選⼿の姿を通してチームの信念が浮き彫りとなったスポーツ・ノンフィクション。
この新⽣チームは、メンバーそれぞれがその深い⼈間愛から競技にアプローチし、ちぐはぐのチーム編成にもかかわらず、まさかのチャンピオンが誕⽣。選⼿ひとりひとりが⾃らの⽬標を達成してく過程で芽⽣える信頼を糧に「本当に強いチーム」とは、を描き出す、現代を⽣きる企業戦⼠たちにも⼗分に参考になるチーム作りの秘訣が満載のドキュメンタリー映画です。
フランス、スペイン、イタリア、ベルギー、コロンビア、南アフリカ、アメリカ、オーストラリアで撮影したツアームービーの決定版であり、2020年、新しい時代の幕開けにふさわしい挑戦のノンフィクション。
©️:栄光のマイヨジョーヌ
『栄光のマイヨジョーヌ』
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。