2020年06月09日
【BMX】第 32 回オリンピック競技大会 自転車競技(BMX)日本代表候補に長迫吉拓選手、畠山紗英選手(BMXレーシング)中村輪夢選手、大池水杜選手(BMXフリースタイル)が内定
第 32 回オリンピック競技大会(2020/東京) 自転車競技(BMX)日本代表候補選手(NF内定) 記者発表会が行われた。
2018年に発表された選考基準について、当初の検討基準で判断をする。早期の判断に至ったのは準備期間が長くとれることなどを挙げ、最大のパフォーマンスを上げることを約束した。
BMXレーシング
男子代表候補選手は長迫吉拓選手(リオ五輪に続き2度目)ワールドカップの準決勝進出という選考基準を満たしての内定。女子は畠山紗英選手。決め手の基準はワールドカップ日本人最高位の8位という結果を残している。女子BMXとしては初の五輪選出となる。
BMXフリースタイル
男子では選考基準を唯一満たした中村輪夢選手(なかむらりむ)、女子は大池水杜選手(おおいけみなと)が内定。中村はBMXフリースタイル・パーク男子初のW杯優勝し、初のシリーズ王者となった。
BMXフリースタイルチームジャパンは、初めての東京オリンピックをこのメンバーで戦う。
畠山紗英選手(BMXレーシング代表内定)
すごく嬉しい気持ち。今年の1月に怪我をしてしまい代表選考に出られず不安だったが、こうして選ばれてホッとしている。出るからには、より良い結果を残せるように全力を尽くしたい。
開催が一年延期したことによって準備する期間が増えた。この期間を使い改善点、技術面を完璧に近づけるようにしたい。目標はメダル獲得を目標にしている。より良い結果を残すこと。
長迫吉拓選手(BMXレーシング代表内定)
現在はスイスを拠点しているが、こういう時期なので日本に戻っている。連盟の助けもあり自分のベストな環境で練習ができている。オリンピックは2回目。自国開催ということで雰囲気は違うと思う。前回の五輪を振り返って東京ではベストなパフォーマンスを出せるよう頑張っていく。
この一年延期の中で自分のエンジンである脚力、その出力を上げる努力をしたい。
もちろんメダルを狙うという目標はあたりまえ。自分のベストを出したい。
大池水杜選手(BMXフリースタイル代表内定)
うれしいですし、BMXフリースタイル東京で初めての種目なので、自分らしくライディングできればと思う。
延期はすごくラッキーだった。
記者会見の場でもあるライトBMXパークが完成し、今までは違った練習環境で練習できるので、自分のパフォーマンスを伸ばせる素敵な一年にしたい。
日本国内ではまだ知られていない競技。もっとBMX
金メダルを狙いたいが、自分らしい楽しい走りをしたい。
兄や家族への感謝を結果として残したい。
中村輪夢選手(BMXフリースタイル代表内定)
今の気持ちは素直に嬉しい。オリンピック種目にこの競技が入ってから出場するというのが目標だった。出るからには一番を目指す。
思い通りの1分間を走りたい。一年間伸びてよかったな思えるように成長したい。僕たちが活躍してBMXのことを多くの人に知ってもらえればいいです
結果はちろんですが、自分が思い通りの1分間の走りをしたい。ミスなく走りを決めて、そこに結果がついて来ればいい。自分の走りに集中して走りたい。
新着情報は追って更新します。
©️日本自転車競技連盟
著者プロフィール
山本 健一やまもと けんいち
FUNRiDEスタッフ兼サイクルジャーナリスト。学生時代から自転車にどっぷりとハマり、2016年まで実業団のトップカテゴリーで走った。自身の経験に裏付けされたインプレッション系記事を得意とする。日本体育協会公認自転車競技コーチ資格保有。2022年 全日本マスターズ自転車競技選手権トラック 個人追い抜き 全日本タイトル獲得