2018年01月10日
萩原麻由子 ツアーダウンアンダーにて 2018シーズン開幕
(トビラ写真)Alé Cipolliniのサントス・ウィメンズ・ツアーダウンアンダー出場メンバー (C) Alé Cipollini
スペインでのチームキャンプに参加した萩原麻由子 (C) Alé Cipollini
1月11日(木)にオーストラリアで開幕する4日間のステージレース「サントス・ウィメンズ・ツアーダウンアンダー」に萩原麻由子が出場します。萩原は今季よりイタリア籍のアレ・チポッリーニに移籍したため、新しいチームでのデビュー戦を迎えます。
昨年4月以降、伝染性単核球症による体調不良によりレースから遠ざかっていた萩原ですが、たくさんの方のサポートにより、レースに出場できるまでに回復。スペインでのチームキャンプや沖縄での自主キャンプを経て、1月9日に現地入り。チームと合流し、開幕戦への準備を進めています。
年々、盛り上がりをみせる「サントス・ウィメンズ・ツアーダウンアンダー」。今年は第2ステージに山頂ゴール、第4ステージにクリテリウムが組み込まれるなど、4日間のレースは毎ステージ、タイプの異なるコース設定がされています。
現在、真夏のオーストラリアは、連日40℃を超す厳しい暑さに見舞われていますが、地元オーストラリア出身のスプリンターで、再びチームメートとなったクロエ・ホースキングらとともに、勝利をめざして戦っていきます。
いよいよ萩原麻由子の2018シーズンがオーストラリアにて開幕します。
再起をかけた重要なシーズン、応援よろしくお願いします。
レース情報
SANTOS WOMEN’S TOUR DOWN UNDER (サントス・ウィメンズ・ツアーダウンアンダー)
開催日 1月11日(木曜日)〜14日(日曜日)
開催国 オーストラリア・アデレード近郊 レースカテゴリー UCI女子エリート2.1
公式サイト http://tourdownunder.com.au/tours-and-news/womens/stages
フェイスブック https://www.facebook.com/tourdownunder/
ツイッター https://twitter.com/tourdownunder
ハッシュタグ #WTDU
第1ステージ 1月11日(木) Gumeracha – Gumeracha 115.7km
第2ステージ 1月12日(金) Lyndoch – Mengler’s Hill 102km
第3ステージ 1月13日(土) The Bend Motorsport Park – Hahndorf 122.4km
第4ステージ 1月14日(日) Wakefield Road – Wakefield Road 46km
今後のレーススケジュール(予定)
1月11日〜14日 サントス・ウィメンズツアー(オーストラリア/2.1)
1月25日 カデル・エヴァンス・グレートオーシャン・ロードレース(オーストラリア/クリテリウム)
1月27日 カデル・エヴァンス・グレートオーシャン・ロードレース(オーストラリア/1.1)
1月30、31日 ウィメンズ・ヘラルドサンツアー(オーストラリア/2.2)
萩原麻由子のコメント
日本で調整を終え、9日に無事オーストラリア入り、チームと合流しています。 いよいよ明日シーズン初戦開幕ですが、リラックスした雰囲気の蛍光黄色ハイビスカス集団は終始穏やかに(?)過ごしています。
自身としては昨年4月ぶりとなるレース“復帰”ですが、改めてレースへ戻って来れたことに感謝し、いつもどおりスタートを切ってきます。
良いシーズンにできるよう初めの一歩、心して行ってきます!
萩原麻由子
1986年 10月16日生まれ、群馬県前橋市出身
2005年 群馬県立伊勢崎女子高校卒業(自転車競技部所属)
2009年 鹿屋体育大学体育学部卒業(自転車競技部所属)
株式会社あさひ入社(2012年退社)
2012年 ロンドン五輪 女子ロードレース 日本代表
2013年 Wiggle Honda Pro Teamと選手契約(〜2017年8月末日)
2018年 Alé Cipollini Teamと選手契約
■ おもな戦歴
2006年 アジア競技大会 女子エリート 個人ロードレース優勝(日本人初)
2008〜2012、2014年 全日本選手権ロードタイムトライアル優勝
2010〜2012、2014、2015年 全日本選手権ロードレース優勝
2015年 Giro Rosa(イタリア)第6ステージ区間優勝(日本人初)
Tour de Bretagne(フランス)第3ステージ区間優勝
2016年 アジア選手権ロードタイムトライアル優勝
写真と文:田中苑子 写真:Alé Cipollini
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。