2020年01月10日
リニューアルして話題の【reric】ゲミニαストレッチ ライトを使い倒してみる Vol.1
冬のライドに、もとい一年中使えるアパレルグッズとして、ウインドブレーカーは必須アイテムだと思います。とくに肌寒い時や走り出しの身体が温まっていないときには欠かせないですよね。
特に冬は風が強く一段と寒く感じる日があります。そんなときウインドブレーカーがあると体温をキープすることができますが、風が強すぎると生地がばたついて。風にはらんで失速してしまうような経験はないでしょうか。あれって辛いんですよね……。
なぜ以前からある製品なのに、変化しなないのか…..と走っているときに思ったりしましたが、いよいよウインドブレーカーのこの悩ましい風圧問題を解決する商品がでてきました。
relicのサイクル用ウインドブレーカーとしては第2世代となる、Gemini α Stretch Light Windbreaker(ゲミニ アルファ ストレッチ ライト ウインドブレーカー)をご紹介します。
これまでとは一線を画す、風と雨につよいウインドブレーカーとして満を持してリリースされたのです。
Gemini α Stretch Light Windbreaker
カラー:ブラック、ネイビー、Nグリーン
サイズ:S、M、L、XL(着用サイズはL 身長187cm/70kg)
推奨気温:12〜18度
価格:12,000円(税抜)
その特徴は……
(POINT 1)伸縮性
従来伸縮性をもたなかったウィンドブレーカーにrericのフィット技術を取り入れることに成功。動きやすさを損なうことなく着用時のフィット感を向上し、空気抵抗を大幅に削減。(POINT 2)撥水性
撥水加工がほどこされており、小雨程度の雨を弾くことが可能。雨に濡れることによる体温の低下を防ぎます。複数の機能をもたせることにより、様々な状況に対応することができます。(POINT 3)スルーポケット
ジャージのバックポケットへアクセス可能なベンチレーションを兼ねたスリットを装備。レースシーンでの使用を考慮した実用的な機能をもたせることが、rericのものづくりのフィロソフィー。(POINT 4)パッカブル仕様
後身頃腰部分内側に収納用メッシュポケットを装備。小さく収納できて携帯性に優れたパッカブル仕様です。ジャージのバックポケットに収めておけば、いつでも取り出して着用可能です。
ハイスペックだし、お高いんでしょう? と思った貴方! 標準小売価格で12,000円(税抜)と、想像以上に手が届きやすい価格帯でリリースさてています。国内メーカーの企業努力とも言えますね。カラーリングは3タイプ、いまどきならブラックかネイビー、視認性重視ならNグリーン。タイトフィットで187cm/70kgの痩身だとLサイズでちょうどよい感じでした。
さて、そんなによさげなら使ってみるべ、ということで年間2万キロ以上の走行を抱負に掲げる筆者ががっつりとロングタームをやってみます。
生活感が若干感じられる記事になりそうでですが、なにとぞご理解のほど。次回はインプレッションをお届けしたいと思います。
お問い合わせ:イノセントデザインワークス
関連URL:https://reric.jp/topics/new-gemini/
写真:小野口健太、編集部
著者プロフィール
山本 健一やまもと けんいち
FUNRiDEスタッフ兼サイクルジャーナリスト。学生時代から自転車にどっぷりとハマり、2016年まで実業団のトップカテゴリーで走った。自身の経験に裏付けされたインプレッション系記事を得意とする。日本体育協会公認自転車競技コーチ資格保有。2022年 全日本マスターズ自転車競技選手権トラック 個人追い抜き 全日本タイトル獲得