2020年06月30日
【ELITE】トレーニングが行き詰まるまえに〜my E-Trainingを試そう〜
自宅で”専門家コーチ”の指導によるトレーニングが行える
トレーニングを始めたばかりのころは、どんな練習をしていても速くなりますが、いずれ頭打ちとなります。
つまり能力が高くなるほど弱点となる部分の強化を目的としたトレーニングが必要になってきます。時間と費用があるなら専門コーチのレッスンなども効果的ですが、まずは手軽にコーチングを受けられるアプリケーションがありますので、ご紹介したいと思います。速くなるための最適なコースへ導いてくれるでしょう。
いつも使い慣れているあなたのスマートフォンやタブレットがヴァーチャルコーチになるとしたら、どうでしょうか。ELITEではそんなコーチングアプリを用意しています。
ほぼすべてのエリート社製トレーナーに対応
my E-Training
my E-Training はほぼすべてのエリート社製トレーナーに対応しており、過去の製品で利用することができます。my E-TrainingはiOS、Android、Windows、MacOSなどモバイルデバイスとデスクトップの両方で利用可能。日本語にも対応。
トレーニングプログラムの「レベルモード」のみ年間利用ライセンスの購入なしで無料で使えます。
※継続して利用するには年間利用ライセンスの購入が必要で、ライセンスは年間 €19.99(2020年3月現在)。
トレーナーの種類によってアプリ内で利用できる機能が異なりますが、低コストで様々な機能をもつ高機能トレーニングアプリです。
主な機能を紹介しましょう。
トレーニングプログラムを活用しよう
新しいグラフィカルなユーザーインターフェイスを使用して、トレーニングプログラムを簡単かつ直感的に作成できます。
「パワーモード」「レベルモード」「プログラムモード」のトレーニングモードを選択できます。「プログラムモード」では、プリセットされた数種類のプログラム以外に、自分でカスタマイズしたプログラムを作成することも可能です(パワーモードが利用できるのは自動負荷モデルのみ)。
My E-Trainingでは、屋外でのトレーニングを完全に再現し、完全にカスタマイズされたトレーニングを作成できます。
目標を設定して、ホームトレーナーのペダリングを開始します。 次のようなさまざまなトレーニングプログラムを設定できるのです。
•レベルトレーニング
•フリートレーニング
•FTPベースのトレーニング
•パワー / 時間
•勾配 / 距離
•パワー / 距離
•標高ゲイン / 距離
•勾配 / 時間
“ペダリング解析”で出力の変動を可視化
ペダリング解析は、エリートによって開発されたDRIVO IIおよびDIRETOで利用可能な独自の機能で、各ペダルストローク全体でライダーの出力を可視化。
ライダーは各ペダルストロークの出力変動を確認することができ、伸筋と屈筋の協調動作、ペダリングの滑らかさ、動き自体の機械的効率をよりよく理解できます。
ペダルストローク全体でより効率的にパワーが出せるよう改善することができそうです。
https://www.elite-it.com/en/products/app-software/pedaling-analysis
“FTP/FTPテスト”は効果的なトレーニングのために必要不可欠
FTP(Functional Threshold Power)は、サイクリストが1時間のトレーニングセッションで到達および維持できるワットで表される最大出力です。
今日、FTPはトレーニングセッションを計画するためのサイクリングでもっとも客観的なパラメーターと見なされています。
My E-Trainingソフトウェアの新しいリリースでは、FTPテストを実施して、バランスの取れた効率的で構造化されたトレーニングプログラムを作成できます。
“トレーニングテスト”はベストコンディションで臨もう
自身のパフォーマンスレベルの確認する20~40分程度のテストを行い、テスト結果を基にライダーのレベルや目的に応じて1ヶ月間のトレーニングメニューを自動作成します。
さまざまなプログラムのセグメントは、サイクリストが各セグメントで努力しなければならない目標を自動的に導きだします。
トレーニングに関する知識がなくても、専門家の知見に基づく本格トレーニングを行うことができるプログラムです。
トレーニングテストは3つのフェーズに分かれています。
Phaes1:100ワットで10分間ペダリング。速度が変化しても100ワットに保たれるように設定。
Phaes2:1分間ずつ10ワットずつ負荷が上昇していきます。負荷上昇は平均心拍数が、目標心拍数と同等以上になるまで続きます。
Phaes3:10分間の平均心拍数を、目標心拍数から±3BPMの範囲に保ちます。心拍数をこの範囲に保つようにプログラムが負荷を変化させていきます。
ご自身の最大心拍数・体重を入力します。より正確な数値で行いましょう。こういったテストはものすごいハードなイメージがありますが、目標心拍数は最大心拍数の80%ほどで、思ったよりも高い負担はかかりません。
このテスト結果は今後1ヶ月のトレーニング内容に関わりますので、ベストなコンディションで臨みましょう。
テスト結果から自分の能力がクラス分けされます。日々のトレーニングでクラスが上がっていくとモチベーションに繋がりますね。
トレーニングプログラムの作成
新しいグラフィカルなプログラムエディターは、プログラムの作成を簡素化します。インターバルや負荷強度を自由に編集してオリジナルメニューを作成・保存できます。
“マップコース”で世界中のどこからでもアクセス
Googleマップを使用すると、世界中のどこからでもパーソナライズされたコースを作成し、高度測定に基づくペダル抵抗を実際のコースで経験するものと一致させることができます。
マップはさまざまな方法で表示できます。
•シンプル地図
•サテライトビュー
•標高モード
•透視図
Google Mapを利用してスタート/ゴールを決めるだけで簡単にルートを自作でき、マップ上を擬似走行しながらトレーニングを行えるモード。アプリケーションはGPMフォーマットに対応しています。
走ったことのないコースもマップ上で疑似体験できます。
RealVideo/リアルなコースをシミュレートできる
エリートのRealVideoを使用して、最も美しいコースでトレーニングを行い、サイクリングの世界で最もエキサイティングなレースを体験してください。 アプリ内で購入し、お気に入りをダウンロードして、必要なときにいつでも追体験できます。
my E-Trainingには70以上のRealVideoがあり、ホームトレーナーやローラーでリアルで魅力的なトレーニングをシミュレートするのに理想的です。リアルビデオにアクセスしてみてください!
MyRealVideo/自慢のコースをみんなに共有
自分のライドをリアルビデオで撮影し共有するプログラム。
世界中のエリートユーザーがアップロードしたコースを実走行映像を体験できる無料コース。自身が専用アプリ「MY REAL VIDEO(無料)」で録画したコースもアップロードして利用できます。他のユーザーが共有する何千ものMyRealVideosに自由にアクセスすることもできます。
詳しくはこちら
クラウドデータ
トレーニングデータをクラウドに保存して、他のデバイスと共有できます。
WEBレース
WEBレースでリアルタイムで他のエリートユーザーと競います。
GPSレコード
実走行しながら「GPS記録」でルート情報を記録すると、そのコースを屋内トレーニングで再現できる機能。
データのエクスポート
トレーニングデータをGarmin、Strava、Training Peaks、MapMyRideにエクスポートし共有できます
my E-Trainingはほぼすべてのエリート社製トレーナーに対応
過去に発売されたELITEホームトレーナーでも利用できるのもポイント。自動負荷モデルでは、アプリが負荷ユニットのパワーを自動で制御します。
通信機能の備わっていない「MISURO READY」の表示があるモデルは、別売りの「MISURO B+」センサーを装着することによりアプリが利用可能となります。トレーナーの種類によってアプリ内で利用できる機能が異なります。
iOSとAndroidに対応しており、それぞれAPPLE 「APP STORE」、Google「Google PLAY」でダウンロードできる。
1日10分間までの利用は無料ですべての機能を試すことが出来ます。
※継続して利用するには年間利用ライセンスの購入が必要。年間 €19.99(2020年3月現在)。
ひとつのデバイスで複数ユーザーの登録ができる。したがって家族やグループでの利用も可能。
MY REALVIDEO
世界中のエリートユーザーが共有する何千ものアップロードされたコースで実走行映像を体験できます。
お気に入りのライドを録画するだけで、my E-Trainingアプリを利用した室内トレーニングに利用できるようになります。
ELITEの問い合わせ先:カワシマサイクルサプライ
関連URL:https://www.riogrande.co.jp/
https://www.riogrande.co.jp/news/node/74013
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著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。