2015年11月24日
ロングターム企画 〜通勤編〜 VOL.1 通勤にHENTY WINGMANを使ってみよう
FUNRIDE編集部の山本です。サイクリストの皆様、よろしくお願いいたします。
当方はというと自転車でライディングすることを第一に、機材への関心はいまだ絶えることはない自転車歴25年ほどのサイクリストです。その四半世紀の経験をトレーニングやレース、そして通勤ライドにおいて私が個人的に使っているもの、あるいは試したいもの、実際に使用して感じたことをレポートをしたいと思います。長期に渡って使っていくうちに、小さなことから大きなこと、トラブルなど発見があるはずです。試すとなったら長期にわたってレポートをしたほうが良いですよね。お店から姿を消しても購入したユーザーは一定期間使い続けますから、ここで紹介している商品がそうなったとしてもレポートは続けるつもりです。題してロングターム企画、まずは身の回りから通勤編としてお送ります。ほかにトレーニング編、レース編など展開するかどうかは、ニーズ次第ということで……。
今回はHENTY WINGMAN のバックパックを購入しましたのでレポートを開始いたします。日常の通勤において、スーツをどうやって持っていけば良いかな、出張のときに使いやすいものはないかなあ、とWebをさまよっていたところ見つけたのがこの商品でした。オーストラリアのメーカーで、社長をはじめスタッフがランやバイクライドに熱心に取り組んでいて、ユーザーの気持ちを考えた製品作りが特徴とのこと。デザインもすぐ気に入りました。大きく2タイプに分けられ、ショルダー掛けタイプと、バックパックタイプ。私はバックパックを選びました。理由はのちほど。
HENTY WINGMAN MOVIE [製品動画はこちら]
代理店のパシフィック・クロスボーダーのご担当者様に色々と質問。なんでもスポーツだけでなくスーツを使う職業の方にも人気だとか。なかでも楽器屋さんに卸すことがあり、演奏家さんの出張にとても人気があるそうです。従来のスーツカバーで持ち歩くのはすこし野暮ったいし、ちょっとスタイリッシュなバッグが欲しい。そんなニーズにフィットしているようです。
はたして日常から使い続けてどのような事が起きるのか、そしてどう対処するのか。そんなことをレポートしたいと思います。
製品諸元
本体寸法 収納状態/広げた状態:56 x 22 x 25cm/56 x 101cm
本体重量:1.7kgs
付属ジムバッグ寸法: 50 x 19cm
付属ジムバッグ容量/重量:14リットル/0.4Kgs
主な素材:ナイロン、TPE(ジムバッグのターポリン布)、リサイクルプラスチック(構造材)
デザイン国:オーストラリア、製造国:ベトナム
参考収納量:スーツ一着(ジャケット+ズボン)+シャツ1~3枚、靴、肌着、ベルト他アクセサリー、13〜15インチPC、充電器、ノート他書類、その他身の回り品。
カラー:グレー、グリーン、ブルー
価格:32,000円(税抜)
PHOTO:Pacific Cross-Border
パッケージもオシャレです。ショルダータイプとバックパックタイプはそれぞれスタンダードとコンパクトタイプがあります。本体の全長はスタンダードが56cmに対して、コンパクトは48cmと8cmほど短い設計。肩幅的には170cmほどの身長の方ならコンパクトでも収まるとのこと。
箱から出すとコンパクトに収まっておりました。
内包する筒状のジムバック、専用のハンガー、ジムバック用のショルダーストラップ、防水カバーが付属する。特殊素材のプラスチック構造材を内部に配していて、丸めても潰れないので、シャツに皺がよりにくいのが特徴です。シャツにアイロンをかけるのが毎日楽しくなりそう。重量はすべてひっくるめて2.1kg。私は身体が大きく個人的には重さはあまり気になりませんが、実際に”やや重たいかも? ”とオーディエンスの意見はありました。
本体とジムバックはジョイントして使う。ストラップと差し替えればそれ単体でも使える。ターポリン素材で防水機能に優れていてなかなか使い勝手がよさそう。
ヘルメットとシューズが入るというふれこみでしたが、XLサイズのヘルメットは入らず……。ま、まあバッグを使うときはほとんど被っているときだからね!!
専用のハンガーは2WAY式。フックをひっくり返すと普通のハンガーのように使える。
防水カバーはバッグの袖に。
バックルもオリジナル。ガッチリした作りでこだわりを感じます。
バックパックタイプはヘルメットに干渉しないように綿密な設計がなされているそう。たしかに当ってない。
ライディングしたらこんな感じになりそう。私の使い方の場合、結構な量の荷物を入れることになりそうなので、バックパックタイプを選択しました。ショルダータイプとの違いはPCの収納場所くらいで、大きく構造は変わりません。次回はバックパックタイプの詳細をお送りします。(つづく)
お問い合わせ先:パシフィック・クロスボーダー http://henty.jp.net/
メール: customerservice@pacificcb.com
著者プロフィール
山本 健一やまもと けんいち
FUNRiDEスタッフ兼サイクルジャーナリスト。学生時代から自転車にどっぷりとハマり、2016年まで実業団のトップカテゴリーで走った。自身の経験に裏付けされたインプレッション系記事を得意とする。日本体育協会公認自転車競技コーチ資格保有。2022年 全日本マスターズ自転車競技選手権トラック 個人追い抜き 全日本タイトル獲得