記事ARTICLE

2018年08月22日

バラ❤︎サイ VOL.9 テイ ヨウフウさん「次も一緒に走ってもらいたいから、もっと走れるようになろう」

女性らしい機材へのこだわり これはちょっと真似をしてみたい!自作のバーテープ

IMG_9372
©️テイ ヨウフウ

テイさん:バーテープは自分で布を買ってきて自作しています。どのバーテープもこのバイクに似合わないんです。市販のバーテープで気に入ったものが見つからず、それならば、と自作してみました。生地問屋が多く立ち並ぶ日暮里へ行って、生地探しからしたんです。

ちゅなどん:あぁ~わかるわ~。私もサイクルキャップを作るので日暮里にはよく行きました。あの圧倒的な生地の量!ずっと見ていられますよね。

テイさん:その中から何時間もかけて生地を探して見つけた生地を、細く長く、ずぅ~っと切るんです。そしてバイアスにしてーーー。

ちゅなどん:バーテープとして使う場合だと長さを継ぎ足して作るんですか?それとも、反物から買う時点でバーテープの長さで買うの?

テイさん:2mくらいで買って、継ぎ足さずに作ります。

ちゅなどん:そのバーテープの写真って今お持ちですか?ぜひ見てみたいんですけれど。

テイさん:これです。

IMG_9374
©️テイ ヨウフウ

ちゅなどん:ずいぶんゴージャスな刺繍入りの生地ですね。素敵~。
こうしてちょっとした小物に自分らしさを表現してみたり、実際に手を動かしてそれを実現してしまうのも女性サイクリストならではの感性が生かされてますね。
こんなにステキなバーテープだと、一緒に走った方から「欲しい」なんて声はありませんか?

テイさん:先日一緒に走った外国人の方から「このバーテープはどこで売ってるの?」って聞かれました。あと、インスタなどに写真をあげると、反響がありますね。
2代目のバーテープは日本に1ロールしかない貴重な生地だったので、残りの生地は次回のスペアのために大事にとってあります。
また気分転換として、秋になったらもみじっぽい柄のものがあればいいなぁなんて思います。

ちゅなどん:これは参考になりますね。真似したい方も多いのでは?
バーテープ、ちょっとの工夫でバイクのイメージを自在に変えられますね。

結婚、そして今後の活動について

tei_4

自転車はテイさんにたくさんの出逢いをもたらしたようですが、その中には運命の赤い糸もあったようです。自転車がきっかけで知り合い、彼の海外赴任での遠距離恋愛を経て、ご結婚へ。

ちゅなどん:ご主人とは一緒に走られたりしますか?

テイさん:実は普段から一緒に走るっていうのはあまり多くなくて、それぞれが別の仲間とライドに出かけたりする方が普通なんです。
たとえば、彼が今日はLSDでいいや、っていう気分の時に一緒に走る、とかそんな感じです。

ちゅなどん:ってことは、彼も相当お強くていらっしゃる?

テイさん:私なんかよりは断然強いですね。

ちゅなどん:実は私はテイさんのことをASSOSのアンバサダーということで知ったんですが、どんなきっかけでオファーがあったんでしょう?

テイさん:何も特別なことではなく、普段通りの(ちょっとキツイ)ライドをしていることを発信してほしい、ということだったので、それならば、とお引き受けしました。ASSOSというブランドは知ってはいたのですが、高価というのもあって着たことはなかったんです。今回、お引き受けしたのがきっかけで着てみると、もう他のジャージの出番がなくなるくらい着心地が良くて。枚数がそんなにあるわけでもないので、ライドの後はすぐ洗濯をして上手に着まわしています。

ちゅなどん:そうですね。高機能なウエアは自転車のパーツと一緒です。価格の分、性能差、というのはハッキリとありますものね。

テイさん:思った以上に違いがありました。

ちゅなどん:今後はどんな風に活動の幅を広げていかれますか?

テイさん:今も少しずつ自転車関連の活動が増えてはいるのですが、これをもっと広げていきたいですね。やっぱり山が好きなので、山の情報やルートをメディアに提供したりしています。

ちゅなどん:ブログを拝見したのですが、細かい描写まで書いていますねー。ライドの最中からどんなことを書くか考えながら走っているんですか?

テイさん:そんなことはないのですが、せっかく走ったからには、ただ走るだけでは勿体ないな、と。
元々の性格が、ハマったらもうそれしか見えないようなところがあるので。でも、最近は楽しんでるばかりじゃダメかなと。今後はそれを形に残していくような活動ができればいいなと思っています。

ちゅなどん:趣味として始めた自転車がライフスタイルや価値観の変化、さらには人生の伴侶までももたらしてーーーって素晴らしい! 自転車っていいものですねぇ!

IMG_1891-20-08-18-08-00
©️テイ ヨウフウ

そして、テイさんご自身も、今後どんどん活躍の幅が広がっていきそうですね。ご活躍、楽しみにしています。今日は楽しいお話をたくさん聞かせていただいてありがとうございました。

 

carvan_1
取材協力:ブルワリー&レストラン カールバーン http://carvaan.jp/
住所・TEL
埼玉県飯能市大河原32-1
042-973-7000
営業時間
【モーニング】土・日・祝日 8:30~11:00 (L.O.10:30)
【ランチ】11:30~15:30 (L.O.14:30)
【アフタヌーンティー】14:30~17:30 (L.O.16:30)
【ディナー】17:30~23:00 (L.O.22:00)   日曜日 17:30~22:00 (L.O.21:00)
HPより

飯能市を縦断する入間川沿い“飯能河原渓谷”の崖上にたつブルワリー&レストラン カールバーン。2つのフロアと、テラス席を設けており、館内には醸造所があり、ここでオリジナルのクラフトビールを製造している。こだわりのワインやパームスピリッツも。そして地中海料理、アラビア料理をはじめ世界の食文化も。
館の意匠は明治の文明開化期の洋館とアラビア建築の折衷とし、 テーブルや椅子、ランプや調度品、器などのインテリアから内装材に至るまで世界中から集めているという。
イベントも行われているので、ホームページをチェックしてみては。

carvan_5

carvan_4

carvan_3

carvan_2

記事の文字サイズを変更する

記事をシェアする