2019年12月17日
【eクロスバイク】TREK VERVE+2にローディが乗るとどうなる VOL.1
モビリティとして自転車が注目されていますが、その中でもeバイクは特に関心が集まっている、のは周知のとおり。いわゆる電動アシスト自転車で、「それっぽく」言っているだけなのですが、電動アシスト自転車というといわゆる「ママチャリ」のイメージがあります。
ただしこれは主婦層には多大なるQOLの向上をもたらし、ある意味でのソリューションともいえる。お子さんの送り迎えや日常の買い出し。その順路に上り坂があるだけで憂鬱な気分になっていたはず。それを電動アシスト機能が、マルっと解決してくれた。家事は仕事と同じと高効率化は大事ですね。
というわけで、日本にはeバイクかなり長い歴史があり一般層へ深く浸透しております。むしろスポーツバイク分野はこれから、というのが日本の現状ともいえます。
敬虔なサイクリストの中には「食わずギライ」ではないですが、保守的な方も多くeバイクに対する印象は様々なのですが、乗ってみると「こりゃイイぜ」となることが多いです。
まさに「乗せるまで」がこのVERVE+2もクロスバイクタイプで、とても洗練されたデザイン。スポーティなので受け入れられやすい。それでも乗り込んでいくうちに「こうすればもっとイイかも」という、そんなポイントがあるはず。
eバイクのポテンシャルを見出すという意味もこめてロングターム企画を実施することになりました。
ロングタームのAuthorはアールビーズ勤務の反保さん(40代)。
通勤は往復14km、およそ1時間の距離を悪天候でなければロードバイクで通勤を行っているという。自転車のイベントは年に数回、サイクリスト仲間とヒルクライムレースや耐久レースによく出場。さらにランニングはもうひとつの趣味でトレイルランニングのイベントに出るなど積極的なアクティビティのご様子。
愛車のロードバイクTREK・エモンダALRは4年前にショップの催した試乗会で、ひと目惚れして購入したという。
「通勤コースにはアップダウンもあるので、上りでどんな走りをするのか楽しみ。クロスバイクとロードバイクはポジションが違いますね。サドルの高さをあわせたり、いろいろと部品も交換したくなるかも」
ーー自転車通勤を始めたきっかけは?
4年前にロードバイクを買ってから続けています。FUNRiDEのスタッフに自転車の話を聞いているうちに欲しくなりました。もともとアメリカ3大メーカーのいずれかのバイクと思っていたのですが、このTREK・エモンダALRはショップで試乗をして決めました。フレームの色が特に気に入っています。
購入後のカスタムとしてはホイールやタイヤをグレードアップしています。最初は片側だけSPDタイプのペダルを使っていましたが、いまはロード用のビンディングペダルを使っています。
右の自転車が愛車のエモンダ・ALR。同じトレックだが、eクロスバイクともなるとまったくスタイルが違う。
さて、さてどうなることやら。ともあれ実際に通勤を行うリアルな情報をお届けしたいと思います。乞うご期待。
次回は、TREKに電動アシストユニットを提供しているボッシュ社の担当者さんと反保さんの初見から探るVERVE+2レビュー をお届けします。
今回、ロングタームを行うバイクは……
VERVE+2 価格:¥269,000(税抜)
モデル解説:コストパフォーマンスに優れたe-Bike。最高で時速24kmを維持したまま、1回の充電で最高100kmまでアシストを継続する大容量バッテリーを搭載する。信頼性の高いBosch製ドライブユニットが、日々のサイクリング、通勤・通学、フィットネスをサポート。安定性に優れたワイドなタイヤ、前後ライト、泥除けやチェーンカバーなど、快適さと安全性を重視したパーツを数多く搭載。
関連URL:TREK VERVE+2
写真:小野口健太
関連URL:https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。