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2024年10月15日

【八ヶ岳高原ロングライド】地元・北杜市のおもてなしでパワーチャージ!

10月6日、山梨県北杜市・八ヶ岳南麓で約250人を集めて開催された「八ヶ岳高原ロングライド」。リニューアルした今イベントも地元・北杜市のみなさんによるエイドステーションやウェルカムパーティーでのおもてなしが、サイクリストにパワーを与えた。

新グルメも登場! エイドステーションは今年も大盛況!

八ヶ岳のイベントの魅力は、やはり充実したエイドステーション。全長105kmのロングライドでは、これまでと同じくエイドステーション8カ所、ウォーターステーション1カ所が設置された。

エイドで提供されるグルメの中には今年新たに登場したものもあり、難コースを走り続けるサイクリストのお腹を満たしていた。地元の素材などを活かしたグルメとともに、ボランティアスタッフとの触れ合いも楽しみのひとつとなった。

第1エイド、第6エイド、フィニッシュで振る舞われたミルクパンをほおばる
第3エイド・長坂駅裏側駐車場で配られた「杜の民」は、県立北杜高校の生徒たちとのコラボで開発されたどら焼き風の和菓子。中には、あんこともちもちの求肥がつまっている
第4エイド・高根体育館では、ガールスカウトのみなさんからシャキシャキのレタスを手渡し。サイクリストにも人気
第5エイド・浅尾原財産区駐車場、リンゴがぎっしりつまったアップルパイに舌鼓
最後の第8エイド・丘の公園で好評だったミネストローネスープ
フィニッシュ後は、山梨でも多く栽培されているシャインマスカットなどを提供

エース栗原さんが今年も熱いエール!

今年は恐竜のコスプレで参加者に檄を飛ばしたエース栗原さん

北杜市在住のプロアスリート・エース栗原さんが、今年も元気にイベントを盛り上げた。早朝、仕事とトレーニングを兼ねた新聞配達を終えてから、午前7時に参加者と一緒にロングライドをスタート。さらに途中で先回りして、難所のひとつ明野の坂でコスプレ姿でカウベルを鳴らし、サイクリストにエールを送った。

ほとんどの参加者を見送った後は、再び自転車にまたがりゴールへ向かう東奔西走の1日となった。

「今回はグループライドがメインになったので、グループの中で会話したり、結束力が高まるようなイベントにブラッシュアップされたんじゃないかと思います。去年は雨だったけど、今年はみんなのおかげでギリギリ天気がもって、楽しいイベントになるために応援しあいながらできました」

「僕が住んでいる北杜市で新しく仲間ができたり、再会の場所になるのが理想の形。北杜市が好きになって、自分で自転車をこいだり、家族旅行に来たりというきっかけになるといいですね。来年、再来年とどんどん楽しくなるイベントになるんじゃないかな」と栗原さん。

エイドステーションのグルメも堪能したようで「長坂駅のエイドの高校生とコラボしたどら焼き“杜の民”もおいしかったですし、後半は丘の公園のミネストローネも染みましたね。疲れた体にあんなに塩味が効くとは思いませんでした」と笑顔だった。

ウェルカムパーティーで明日への英気を!

大会前日の5日には、メイン会場「清里の森」でウェルカムパーティーが行われた。雨天のため「森の音楽堂」の室内での開催となったが、多くの参加者が詰めかけた。

浅川力三大会会長(前列右5人目)、北杜市と観光友好交流協定を結ぶ台湾・台中市の(株)裕源、謝明達社長(前列右6人目)らが登壇。サイクリストたちを歓迎した
地元の「甲斐の国 小粋」のみなさんによる迫力あるよさこいが、ボルテージを上げる
「WAKO’Sお手軽洗車メンテナンス術」元プロ選手の綾部勇成さん(写真右)らがロードバイクの洗車や注油を実演。「チェーンオイルを塗った後、溶剤を揮発させるため少し時間を置いてから拭き取る」などちょっとコツも伝授
田代恭崇さんとエース栗原さんによる「コース紹介」。田代さんからは今回から導入されるグループライドの注意点が伝えられ、エースさんは上りの難所やエイドステーションのグルメを紹介
恒例の抽選会。富士山のかたちを模した「富士山羊羹」、エリート製の軽量ボトルなどが賞品として提供された
大会前日と当日の2日間、屋外のテントではWAKO’Sによるメンテナンスサービスを実施。参加者のバイク洗浄や注油などを行った
スポーツアロママッサージの出張ブース。ライド前のコンディション調整、ライド後の身体のケアに効果てきめん!

写真:播本明彦 文:光石達哉

関連URL:八ヶ岳高原ロングライド
https://yatsugatakekougen-longride.jp

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