2016年03月18日
「TOKYO エンデューロ 2016 in 彩湖」大会レポートpart.2 仲間がいるからエンデューロ!
3月12日、埼玉県戸田市の彩湖・道満グリーンパークで開催された「FUNRiDE Presents TOKYO エンデューロ 2016 in 彩湖」。大会レポートのpart.2では、会場で目立っていたチームと自転車ショップやグルメのブースが軒を連ねたサイクルマーケットの模様をお届け!
個性派チームが勢ぞろい!
この日、目立ち度No1だった群馬自転車女子部のお2人。ジャージのバラの柄に合わせて「ベルサイユのばら」のオスカル風のコスプレ。「表彰台を狙うチームもあるけど、私たちはこっち担当。でも、マリリン・モンローと間違われたり、男性の女装と間違われたり。みんな避けていくので、前を引いてくれませんでした(笑)」
新潟県柏崎市のショップ「じょんのびTIME」からはるばる遠征してきたみなさん。「1チームは表彰台に上がったけど、あとのメンバーはのんびり行きました」
東京大田区のショップ、大塚自転車店の「チームオーシャン」のみなさんは、今年で3回目の参戦。エンデューロや富士ヒルに参加するほか、毎月、霞ケ浦や房総半島への200kmのロングライドも走る健脚ぞろい
エンデューロ参戦が毎年の恒例行事だという日大法学部サイクリングクラブのみなさん。マンモス大学日大には、強豪の体育会系自転車部以外にも学部ごとに自転車サークルがあって、ライバル意識を燃やしているとか。「僕たちは旅がメイン、楽しくわいわいやっています」
オレンジのジャージで目立っていたのは東京鎌田のギリシャ料理店SPYRO’Sの常連さん自転車チーム「RUNCLE」。自転車関係者も訪れる人気店で、チームには弱虫ペダルファンのメンバーも多い。「この後はお店で打ち上げです!」
自転車モノからグルメまで充実! サイクルマーケット
【盆栽自転車店】
自転車ショップとカフェを併設するオシャレなサイクルショップ盆栽自転車店(東京千駄ヶ谷)。ブースでは、フルーツの入ったマフィンやブラウニーが人気。盆栽オリジナルブレンドのコーヒーやホットレモネードも冷え切った身体に染みわたる~
普段着感覚で着れるカジュアルサイクルウエアブランド「GRIDE(グライド)」。寒かったこの日は、冬用のジャージも人気。またアウトレット価格のキッズジャージも、子どものために買っていくお父さんたちに好評だった。「お店が長野県なので、初めて実物を見て気に入ってくださる方もいました」と山崎嘉貴代表
【なるしまフレンド】
なるしまフレンドのブースでは、フロントフォーク固定型の2種類のローラー台を乗り比べ。グロータックのGTローラー・フレックス3はフロントが荷重に合わせて動くので、より実際の走りに近い感覚でダンシングも可能。ミノウラのFG540はより安定した乗り心地で、固定ローラーに慣れている人でも乗りやすい
【BIKESHOP SNEL】
シクロクロスの強豪チームで有名なBIKESHOP SNEL(東京大田区)。この日はチームメンバーもエンデューロに参戦。ブースでは補給食やお買い得品のパーツなどが人気
【パンダーニ】
オシャレで個性的なジャージで人気のパンダーニ。ブースでは、アウトレット価格のジャージのほかに、オーダージャージもご案内。ユーザーのリクエストにパンダーニらしいテイストを融合させたジャージが作成できる。生地にもこだわり、女性サイズもオーダー可能
【じてんしゃPit】
現役レーサー店長の江下健太郎さんのショップ「じてんしゃPit」(埼玉県日高市)。江下さんは冬はシクロクロス、春以降はMTBとロードにも参戦。さらに昨年からブルベにも参加しているとのこと。「自分が乗って機材を試すことで、お客さんに伝えていきたい。そのためにもできるだけ高いレベルで走りたい」。ブースでは、ボトルやウィンターソックスなど、レース中に必要なアイテムが人気だった
【株式会社エーゼット】
多彩なケミカルを扱う株式会社エーゼット。参加者へのサンプルとしても配布されたBANKは、その名のとおり競輪選手と開発した決選用チェーンルブ。昨年の富士ヒルでも好評で、新たにスプレータイプも登場。ロングライド用のチェーンルブセミウェットも人気
【オギノパン】
「パンライド」にも登場したオギノパン(神奈川県相模原市)自転車部のみなさんが、名物「丹沢あんぱん」を販売。その合間を縫ってエンデューロにも参戦! 「ウェブを見て知っててもらえているようで、たくさんの方に来ていただきました」とのことで、見事完売!
【ワコーズ】
ワコーズのブースでは、人気のケミカルサービスを実施。1台にみっちり30分かけて駆動系のクリーニングと注油、フレームのクリーニングとコーティングを行う。チェーンはチェーンクリーナーでおおまかに汚れを落とした後、フォーミングマルチクリーナーの泡で奥に入り込んだ汚れも浮かび上がらせ、ピカピカに。「走りがまったく違う!」と大好評
たくさん走っておなかがすいたら、フードブースへ! タコス、沖縄そば、たこ焼き、ケバブ、ロコモコなどボリュームたっぷりのメニューがよりどりみどり!
(写真:小野口健太)
著者プロフィール
光石 達哉みついし たつや
スポーツライターとしてモータースポーツ、プロ野球、自転車などを取材してきた。ロードバイク歴は約9年。たまにヒルクライムも走るけど、実力は並以下。最近は、いくら走っても体重が減らないのが悩み。佐賀県出身のミッドフォー(40代半ば)。