2025年05月18日
THE ROAD RACE TOKYO CHALLENGE 2025 「コース体験ライド」を100%楽しむ方法

2025年7月13日(日)に開催を予定しているTHE ROAD RACE TOKYO TAMA 2025のUCI公認コースを走ることができるコース体験ライド「THE ROAD RACE TOKYO CHALLENGE 2025 」。コースとルールは大会公式HPより発表されていますが実際に走ってご紹介します。
今回試走するお2人はインフルエンサーの篠さんと、tom’s cyclingのYOPIさん。実際にコース体験ライドの走行した感想をうかがってみましょう。
篠さんはこのコースを普段トレーニングコースとして走っているといい、今回はナビゲーター役としてYOPIさんをご案内しました。
いったいどんなコースで、どんな楽しみ方ができるのでしょうか。
tom’s cyclingのYOPIさん(左)と 篠さん(右)
tom’s cycling のYOUTUBEチャンネルでもコース体験ライドの特集をしているのでそちらもチェック!
スタート地点は青梅市天ケ瀬町・天ヶ瀬グラウンド。荷物預け所や表彰の式典会場はこちらです。
コース体験ライドのスタート地点は、天ケ瀬グラウンド (〒198-0087 東京都青梅市天ヶ瀬町1111番地1) です。フィニッシュ地点はJR青梅駅前となります。
受付開始は8時30分から。整列は11時20分より。スタート時間は11時30分を予定しています。制限時間は12時30分です。制限時間内にフィニッシュできない場合は、リタイアとなります。
制限時間はウェーブスタートの時間によって変わり、51~60分の間に制限時間上限の時速18.4kmで走行する必要があります。

第1計測区間(6.0km地点)
計測距離 2.2km(獲得標高 143m、平均勾配 5.9%、最大勾配 18.4%)
第2計測区間(13.6km地点)
計測距離 2.1km(獲得標高 90m、平均勾配 4.4%、最大勾配 10.4%)

大会プログラム | 開始時間 | 終了時間 |
---|---|---|
受付 | 8:30 | 10:30 |
整列開始 | 11:10 | 11:15 |
競技説明 | 11:15 | 11:25 |
スタート(10名、10秒間隔の時差スタート) | 11:30 | 11:45 |
関門締切 | 12:20 | – |
最終フィニッシュ(JR青梅駅前) | – | 12:30 |
表彰(天ヶ瀬グラウンドを予定) | 13:30 | 14:00 |
イベント終了 | 14:15頃 | – |
- タイムテーブルは変更となる場合があります。
- レース制限時間 51〜60分(交通規制時間によって変動します)。
- 打ち切り地点(関門)13.5㎞地点、黒沢二丁目交差点 12時20分までに通過できない場合リタイア扱いとなります 。
スタート直後、コースインするまでは急な上り坂ですのでギアチェンジを忘れないように
コース沿道には魅力的な甘味処のへそまんじゅう本舗( 昭和25年創業 )。ホクホクの出来たてがあったらぜひ召し上がってください。
当日、イベント参加中には立ち寄ることはできませんが、試走やサイクリングの際にはぜひお立ち寄りを。
コース沿線には魅力的な飲食店も多くありますが、 大会当日は残念ながらイベント中に参加者が立ち寄ることができません。事前や事後にコースを走って近くを訪れた際には寄ってみてください。
軍畑駅入り口の交差点を上っていくと第一計測区間です。
第一計測区間はきつい2.1kmの上り
スタートからおよそ6㎞、緩やかに上るコースを進み、「軍畑駅入口」と書かれた交差点を右に進むと上り坂が始まりますのでギアチェンジの準備を忘れずに。計測開始地点からはアップダウンをしながら上っていきます。終盤から一気に勾配がきつくなるので序盤で力を使いすぎないようにしましょう。
篠さん「 軍畑入口から計測終了の榎峠頂上までの上りは全長約2.2km、平均勾配約5.9%と緩いですが、実は勾配変化に飛んだテクニカルなコースです。 よいタイムを出すためには最初の1kmは緩急のついたアップダウンで勢いを殺さずにスピードに乗せていくことのが肝心。中盤過ぎに勾配が緩んでから、終盤300mの10%超えに突入します。 数分間の全力走、いわゆるVo2MAX領域なので中盤以降はとにかく緩めずに走りましょう」
YOPIさん「軍畑駅入口交差点から右に急カーブしてから上りが始まります。この区間がいきなり急勾配なので余裕をもってギアチェンジしておくことをオススメします! 序盤は勾配変化が激しくスピードに乗せるのは難しく感じたので、適切なギアの選択やダンシングの使い所がポイントかなと思います。中盤以降は勾配がキツくなるのでとにかく我慢! 残り距離をしっかり確認して最後まで出し切れるペースで走れるとベストだと思います」
フィニッシュ後はすぐに下りとなります。下り坂は計測をしないのでスピードを出す必要がありません。特徴としてはコーナーが多いです。当日は多数の参加者が走っていますので十分に距離を保って走りましょう。安全に走れるスピードを心がけましょう。
頂上で計測は終了です。下りはタイム計測をしていないので焦らず安全なスピードで走りましょう。
参加者目線では、計測終了地点はこのような風景です。
タイム計測をするのは第一計測区間と第二計測区間だけ。つまりそれ以外の箇所での計測はありません。もちろんスタートからフィニッシュまでの計測もありませんので、下りや平坦な道は無理をすることなく安全なスピードで走ることができます。特に下り坂はコントロールができるスピードで走りましょう。キープレフトで走りましょう。
皆さんと一緒にコース観察を行うサイクリングガイドも走ります。主に下りでは声掛けをしながら参加者の皆さんを見守りながら走ります。
下りはコーナーが多いので安全に曲がれるスピードで。前の走者とは走行間隔を十分に保ちます。またキープレフトで走りましょう。
ゆるやかなアップダウンのある道を進みます。トンネルの走行には注意しましょう。
第2計測区間までは緩やかに下りながらアップダウンをこなします。途中では長いトンネルがあります。トンネル内では追い越しをせず、スピードも一定にまっすぐに走るようにしましょう。
「黒沢二丁目」交差点を過ぎたところから第二計測区間となります。
スタートから13.6㎞地点「黒沢二丁目」の交差点から第二計測区間となります。YOPIさんいわく「好きな勾配」とのこと。第一計測区間よりも序盤は緩やかで一定の勾配なので走りやすい印象があったようです。見通しもよくでのどかな風景の中を走れます。距離は2.1㎞。終盤にかけて勾配がきつくなります。
篠さん「青梅坂トンネルまでは2km、平均勾配3.6%と第1計測区間に比べれば緩く感じられます。メリハリがあり最初の1.6kmは僅か30mの上昇量に対して、最後の300mだけで約40m上ります。序盤の緩い坂は周囲の方と一緒に走ったりエアロフォームを意識したらかなり楽に速く進められます。残り300mはあっという間なので気合でペダルを踏みましょう! 」
YOPIさん「 え?これ上り? というくらい序盤はかなり緩やかなのでスピードに乗せられると思います。自分の一番走りやすいギアやフォームでしっかり足を回していきましょう。ラスト300mは勾配がきつくなりますが、それまでのスピードを活かして駆け上がり、あとは自分のベストを尽くしてゴールまで踏ん張りましょう! 」
ゆるやかな上り勾配が続きます。
見通しが良い道です。
終盤から勾配がきつくなっていきます。
第二計測区間の計測終了地点の様子。
第二計測区間以降の下りは急な下り坂です。またT字路となっておりスピードの出しすぎには注意をしましょう。 周囲に注意し、前の方と距離を保ちながら、コントロール可能なスピードで走行してください。下りの距離も短く原則として追い越し禁止としています。
トンネルを抜けると急こう配の下り坂になります。
急な下りの走り方に不安がある方向けに集団で下りの走行をおこなう予定です。
第二計測区間が過ぎた後に集団で下りを走りたい方をまとめ、サイクリングガイドが先導して走ります。現地ではスタッフが誘導します。ご自身で申告し指示に従ってください。
下りきった先はT字路になっています。十分に車間を開け、コントロールができるスピードで下ってください。 原則として追い越し禁止です。
T字路を左折し、平坦な道をしばらく進むとフィニッシュ地点のJR青梅駅前です。
JR青梅駅前。大会当日はフィニッシュゲートがお出迎えします。参加者はそのままスタート地点の天ケ瀬グラウンドへ戻ります。イベント会場で表彰されているかチェックしてください。
副賞は誰にでもチャンスがあります。
フィニッシュ後は参加者全員が対象の副賞(飛び賞)があります。これは、第1計測区間および第2計測区間の合計リザルトから飛び賞(※男女合わせた順位の中から15名程度)を設定(内容は後日発表)しているのでだれでも入賞のチャンスあり!豪華副賞をゲットしましょう。詳しくは大会HPの新着情報で公開予定です。
計測タイムに応じたプレゼントも
第1計測区間および第2計測区間の合計タイムに基準タイムを設け、基準を越えたタイムを記録した方に以下の賞品を提供します。
A基準(上位25%): ゴールドステッカー
B基準(上位50%): シルバーステッカー
C基準(残り): フィニッシャーステッカー
副賞・プレゼントのいずれも制限時間内に完走した方を対象とします。
参加者募集中です。募集期間は2025年 6月8日(日)23時59分まで。
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参加できる自転車の規定もありますので、大会HPで開催要項の確認をしておきましょう。
関連URL
開催要項:https://www.the-roadrace-tokyo.jp/general-race/
コース紹介ページ: https://www.the-roadrace-tokyo.jp/general-race/course/
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著者プロフィール

ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。