2016年11月15日
◇参加無料◇【第1回サドルテストライド】試乗イベントのお誘い。〜適正なサドルを使っていますか?〜
誰にでも合う万能なサドルはありません。
……と、誇大広告的なみだしですが、お尻の形は人ぞれぞれ。顔が似ていたとしてももまったく別人ですよね。同じ身長でも骨盤の広さ、肉付きやフィットネスレベルなどで、最適なサドルは違ってくるはずです。
そこで今回はセライタリア、ESSAX(以下、イーサックス)の2ブランドのサドルをテストできる機会を設けました。無料イベントですのでぜひみなさん遊びにきてくださいね。11月19日(土曜日)、場所は千葉競輪場。500mバンクと、国内競技場のなかではとりわけ広く、バンクとしてはロードバイクでも走りやすい走路です。止まらずに走り続けられますから練習として来場していただいても良いかも!
併催としてFUNRiDEトレーニングキャンプも実施していますので、午前中はトレーニングキャンプに出て、午後はサドルのフィッティング、というのもいいですね。
さて、出展いただけるブランドの特長をご紹介しましょう。
セライタリア
1897年に創業したselleITALIAは、北イタリアのカゼッラ・ダゾロにあります。初期は革サドルを作っていましたが、1970年にプラスチックベースサドルの生産を開始。そして1980年に現代レーシングサドルの原型ともいえるTURBOを発表。1890年に発表したFLITEでサドル界における地位を不動としました。
Idマッチ スマートキャリパーが最適なサドルを提案します
サドル選びに悩んでいませんか?
自分の身体にマッチしたサドルを選ぶことは、ベテランのサイクリストでも難しいことです。体格や体型、身長に体重、骨盤まわりの柔軟性や筋肉の付き方など、サイクリストの身体も十人十色。ゆえに「サドルは、それぞれのサイクリストの身体に合わせて選ばれるべきだ」という真っ当な結論に達したselleITALIAは、サイクリストの身体を計測して得た膨大なデータをベースとした、独自のサドル選択システムに磨きをかけてきました。その最新のシステムが“idmatch SMART CALIPER”です。
selleITALIAが5年間に渡って3000人のサイクリストのボディ計測から得たデータを基に、イタリアスポーツ医学会の権威、Luca Bartoli博士と一緒に構築したidmatch。それはselleITALIAの経験と、最新のマーケティングを融合して生み出されたサドル選択プログラムです。今回は簡易的ながらも最新のidmatch SMART CALIPERを用いてフィッティングをします。
絞り込んだ計測ポイントを計測することによって、idmatchと同様の計測結果をわずか3分で知ることができます。これはselleITALIAのサーバーに蓄積された膨大な「世界中のサイクリストの身体的データ」を用いたアルゴリズムによって、あなたの身体にマッチしたサドルのタイプを的確にはじき出すのです。idmatch SMART CALIPERは多くの自転車専門店で展開しています。
idmatchがあなたのために導き出すサドルは、以下6つのカテゴリーに大別されます。用途やデザイン、ご予算に合わせてお選びください。
S1 坐骨の幅が狭く、ライド時に骨盤の前傾が少ない方に適しています。
・KRONOS Tekno Flow S
・SLR Tekno・SLR Friction Free
・SLR Kit Carbonio
・SLR Team Edition
・SLR Titanium
・SLR X-Cross
・IRON Tekno Flow S
・IRON Flow S
・NEPAL TI S
・NEPAL S
・SLR Nubuk
・NEKKAR Plus
S2 坐骨の幅が狭く、ライド時に坐骨の前傾が標準的な方に適しています。
・KRONOS Tekno Flow S
・NUBIAN TI Flow S
・NOVUS Kit Carbonio Flow S
・NOVUS Team Edition Flow S
・NOVUS Flow S
・SLR Friction Free Flow
・SLR Kit Carbonio Flow
・SLR Team Edition Flow
・SLR X-Cross Flow
・IRON Tekno Flow S
・IRON Flow S
・C2 Gel Flow
・LADY Small Gel Flow
・NEKKAR Plus Flow
S3 坐骨の幅が狭く、ライド時に骨盤の前傾が大きい方に適しています。
・KRONOS Tekno Flow S
・NOVUS Super Flow S
・SLR Tekno Flow
・SLR Flow
・SLR Lady Flow
・SLR Super Flow S
・IRON Tekno Flow S
・IRON Flow S
L1 坐骨の幅が広く、ライド時に骨盤の前傾が少ない方に適しています。
・KRONOS Tekno Flow L
・FLITE Friction Free
・FLITE Kit Carbonio
・FLITE Team Edition
・FLITE
・IRON Tekno Flow L
・IRON Flow L
・NEPAL TI L
・NEPAL L
・TURBO 1980 Nubuk
・FLITE 1990 Nubuk
・FLITE 1990
L2 坐骨の幅が広く、ライド時に骨盤の前傾が標準的な方に適しています。
・KRONOS Tekno Flow L
・NUBIAN TI Flow L
・NOVUS Kit Carbonio Flow L
・NOVUS Team Edition Flow L
・NOVUS Flow L
・FLITE Tekno Flow
・FLITE Friction Free Flow
・FLITE Kit Carbonio Flow
・FLITE Team Edition Flow
・FLITE Flow
・IRON Tekno Flow L
・IRON Flow L
・TURBOMATIC Gel Flow
・MAN Gel Flow
・LADY Gel Flow
L3 坐骨の幅が広く、ライド時に骨盤の前傾が大きい方に適しています。
・KRONOS Tekno Flow L
・NOVUS Super Flow L
・SLR Super Flow L
・IRON Tekno Flow L
・IRON Flow L
・MAX SLR Gel Flow
・MAX FLITE Gel Flow
・DIVA Gel Flow
http://nichinao.jp/archives/776
イーサックス
Ergonomic(エルゴノミック) Saddle(サドル) SAX(サックス/所在地名)の頭文字からブランド名を取ったESSAX(イーサックス)はスペインのAlicante州にあるサドル専業のブランドです。ESSAXは25年以上に渡る、革製品とポリウレタンフォームを使用した製品を作り続けてきました。何よりも、我々はサイクリストのためにサドルを作るサイクリストであり、「サドルを作る」情熱にあふれています。それ故どのような製品が必要かということに長けていると自負しています。サドルメーカーとしてコンセプトの発案、設計、材料選択、製造の各段階において厳正なクオリティコントロールを行い、全て手作業にて1つずつスペインにて製造しています。また我々は組織の競争力、従業員・顧客・サプライヤー・パートナー達の人間性に重きをおいています。
またUCIProコンチネンタルチームのCaja Rural Seguros RGAチームに供給しており、その他トライアスロンやMTB選手などにも供給し、製品開発にフィードバックしています。
“サメの背びれ”が座る位置を矯正
特徴的なシャークフィンにより腰の位置をサドル上にて正しく矯正してくれます。その手順を簡単に説明しましょう。
このシャークフィンは3サイズ用意しています。上体の屈曲が大きいライダーはより大きなフィンのサドルを、屈曲が小さいライダーはサイズを下げましょう。
ライドシーン別ではトライアスロンやタイムトライアル、ロードバイクの深い前傾では大きなフィン、MTBやレクリエーションライドの場合は小さなフィンを選ぶというのが基準になります。
このフィンにライダーの座骨結節が軽く接触することで、左右前後に最適な位置に矯正できるというもの。まずはサドルの設置が重要ですね。
サドル
サドルの設置位置はとても重要です。
およそ1〜2cmでもサドルを前方へ配置するとフィンの圧力はかなり高まります。不快な状態なら遠慮なくサドルを後方に。
サドルをやや後方(1〜2cm)下げるとほとんどフィンの圧力を感じなくなります。坐骨に接触するようにサドルを前方に。
骨盤(坐骨)に接触しているとその部分がわずかに持ち上げられるような感覚が正しくインストールできている証拠。一発で決まれば御の字。ライドしつつ、ちょっとずつ前後位置を調整しましょう。※会場ではフィッターがアドバイスをしてくれます。
http://www.zetatrading.jp/product/essax.html
11月19日(土)開催。サドル テストライドは絶賛募集中です!
https://moshicom.com/3587/同日併催のFUNRIDEトレーニングキャンプもどうぞ!
https://moshicom.com/3280/
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。