2019年11月29日
【rig リカバリー サンダル】たくさん乗ったら積極的休足を!
アスリートにとって運動=アクティビティが重要であるが、同じように栄養補給、リカバリーも怠ってはならない。今回は、リカバリーに注目してみよう。
運動以外の時間はできるだけ、ほかの2つに集中したい。つまりはサイクリングしていない時間は補給とリカバリーに費やす。
サイクリングシューズ特有のカーボンコンポジットの硬質なソール、しっかりとホールドできるアッパーは、踏力を確かにベダルへ伝えるが、ストレスを感じることもある。
またエンデュランススポーツであるサイクリングは長時間のワークアウトが可能だが、それだけ筋肉は疲労を溜め込んでしまう。
そこで提案したいのは、rigのリカバリーサンダルだ。
ジャパニーズブランドとしては初めてリカバリーサンダルだ。もちろん日本人の足の特徴を追求した設計となっている。速やかに疲労を軽減、あるいは“積極的に回復”したいサイクリストにオススメしたい。
ポイント1 甲高・幅広に着目
アジアをはじめ日本人に多い足型の「甲高・幅広」。アジアンフィットを採用することで、日本人にとってもっとも快適な履き心地を追求。
Bamboo Foot Arch:土踏まずのアーチを強めにしているため青竹踏みと同様の効果があり、疲れて下がってきたアーチを支え、血流を改善。
Toe Hook System:指の付け根を膨らませることによって、足指に力を入れなくても、スムーズな歩行を促す。
Arcuate Sole:弓形にデザインされたソールが、着地時の衝撃を吸収し足腰にかかるダメージを軽減。また、足に無駄な力を入れなくても荷重をかかとから爪先へとスムーズに移動させ歩行が楽に。
ポイント2 足腰のストレスを解放
ソールは衝撃吸収性が非常に高く、足腰のストレスを解放して疲労回復へと促してくれる。特に立ち仕事や運動後など、翌日に疲れを残さないようリラックスできるだろう。
また、硬質サンダルに比べて足腰への負担が軽減されるため、腰痛持ちやヘルニアの方の普段履きにも適している。
Maximum Cushion:柔らかくクッション性のある厚底ソールによって、通常のサンダルよりも足腰への衝撃が約40%も削減。
さて、実際にレース現場で使用してみた印象をレポートします。
IMPRESSION
アジア人向けの形状というが、まさにおあつらえといった感じで足底部の収まりがよい。筆者の足の甲はそれほど高くないのか、バンドがやや余り締め付けは強くなく感じた。ソックスを履いてちょうど良いフィット感だ。
そしてこの厚底のソールがポイントだろう。素材自体は柔らかいが、厚めであることから腰砕けせず歩行しやすい。形状も足裏全体にフィットするようアーチを支える隆起や足指を支える突起があり、心地よいマッサージ効果が得られる。
しかも軽量で足の運びも軽い。まさにリカバリーするという目的のために設計されているのがわかる。スポーティなデザインはジャージやアフターウエアとのコーディネイトを考慮したもの。ホワイトは清潔感があっていい。ブラックはもはや定番。サイズは、S:22.5~23.5cm、M:24~25cm、L:25.5~26.5cm、XL:27~28cmの4タイプで、一般的なサイズをカバーしている。
極上の履き心地を提供しているソールは、全体の質感同様ソフトなので鋭利な異物を踏むことは避けたいところ。
ラインナップ
ソックスを履いたまま足をリラックスさせることができるのでスポーツや場面を選ばず全ての人にオススメです。ソックスとのコーディネイトも楽しめるので、タウンユースとしても活躍します。
カラー:ホワイト、ブラック
【サイズ表】
S:22.5~23.5cm
M:24~25cm
L:25.5~26.5cm
XL:27~28cm
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価格:6,300円(税抜)
運動後にソックスを脱いで最大限リラックスできるフリップフロップタイプ。5本指ソックスを愛用している方にもオススメです。また、運動後に限らず、ビーチなどへのバケーションのお供にも最適です。
カラー:ブラック、ホワイト
【サイズ表】
S:22.5~23.5cm
M:24~25cm
L:25.5~26.5cm
XL:27~28cm
関連ページ
お問い合わせ:バレット https://www.valette.jp/
関連URL:http://www.rigfootwear.com
著者プロフィール
山本 健一やまもと けんいち
FUNRiDEスタッフ兼サイクルジャーナリスト。学生時代から自転車にどっぷりとハマり、2016年まで実業団のトップカテゴリーで走った。自身の経験に裏付けされたインプレッション系記事を得意とする。日本体育協会公認自転車競技コーチ資格保有。2022年 全日本マスターズ自転車競技選手権トラック 個人追い抜き 全日本タイトル獲得