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2017年06月25日

手首の上の“スマート”なパートナー【HUAWEI WATCH 2】

サイクリストにとって心拍計やGPSが搭載されたデジタルデバイスは、わりと身近にあるもの。日々のトレーニングの指標にしたり、レース中のデータを解析するなどレベルアップのためにすでに使用しているライダーも多いだろう。

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HUAWEI(ファーウェイ)から登場した、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH 2」は、サイクリストが必要とする機能に加えて、普段使いもできる機能も搭載。サドルから降りても、パートナーとなれるデジタルデバイスだ。
そうはいうものの、サイクリストにとって腕時計タイプのデバイスはあまりなじみがない。そこで日本中のサイクリストが集まるMt.富士ヒルクライムで、HUAWEI WATCH 2をレース前・レース中に使用してもらうモニターを募集。数名のサイクリストに率直な印象を訊いたのであった。

普段づかいしても違和感がない、高級感のあるデザイン

いかにも“デジタル”といった感じが少ないアウトドアウオッチのようなデザインは、スポーツシーンはもちろん、それ以外でも違和感なく活躍してくれる。またフェイスの画像は、アナログにすることもデジタルにすることも自由。シーンやその日の気分に合わせて変更すれば、さらにいろいろなところで活躍できる。またステンレスの6倍の強度のセラミックベゼルを採用しているので、ライディング中に「傷」を気にせず使えるのはうれしい。


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仕事でも使えるデザイン
鶴岡龍也さん
ベゼルのデザインが気に入りました。高級感があるので仕事中でも使えると思います。腕時計タイプはあまり使ったことがなかったんですが、レース中でも心拍数などのデータがかなり見やすかったです。あと重厚なデザインに見えて軽い。全然邪魔にならなかったです」

本体重量は約57gIP68日常防水対応で突然の雨にも問題なし。1.2インチのディスプレーには、距離、速度、心拍ゾーンなど様々な機能を表示できる。「デイリートラッキング」は、歩数はもちろん、立ったり座ったりの回数までカウントできるなど、日常の活動もチェックしてくれる。日々の生活の中におけるトレーニング時間はわずかなもの。これがあれば大半を占める日々の健康管理を行うことができる。
また本体には4GBのメモリを内蔵しているため、音楽データを保存し、Bluetoothイヤホンで音楽を聴くことも可能だ。


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普段から使える機能が満載
菱田新さん
「スポーツ時はもちろんですが、普段でも使いたいですね。心拍ベルトがいらないので、普段の生活時とスポーツ時の心拍数を比べてみたいと思いました。あとメール通知もうけられるし、通話もできるんですよね。着け替える必要がないのはすごくいいと思いました」


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心拍ベルトがいらない!
東勝哉さん
手首で心拍をとっているので反応が遅いのではないかと思っていましたが、レース中に他社のデバイスと併用した結果、そんなことはなかったですね。心拍ベルトがいらないのは、苦しくなくていいですね」

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ベゼル裏のセンサーによって、心拍ベルトなしでも心拍データの計測ができる。

計測した心拍数のデータをベースに、さまざまなトレーニングやレースのメニューも選択することができる。また内蔵のGPSはバイクで通過したルートを計測するので、レースやトレーニング後、ログデータを確認して分析することも可能だ。


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簡単にVo2 MAXが計測できる!
田中延和さん
Vo2 Maxが出るのはすごくいいと思います。ちょっと自転車に特化した機能が少ないですが、これからアップデートされて増えていくと思いますので、期待したいですね」


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タッチパネルはライド中でも使いやすい
小林正樹さん
タッチパネルの操作感がスムーズで、自転車に乗りながらでも操作がしやすかった。実はトライアスロンにも出場しようと思っているので、ランにも使いたいですね。ナビ機能が付いているので、ロングライドにも使えそうですね」


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初めての心拍計でも簡単に使えました!
白崎芙美子さん
去年から30分ほど、タイムアップできました! 心拍計は初めてだったんですが、初心者でもわかりやすく自分の状態を知らせてくれるモードもあって、おかげでしっかりペース配分ができました」


ライドやトレーニング時に使えるアプリが豊富に揃っている

サイクリストの場合は「屋外サイクリングモード」がメインになるが、移動した距離、速度、ルートはもちろん、心拍数などの身体的なデータを計測する。またVo2MAXも計測できるので、日々のトレーニングの成果が分かりやすい。また心拍数を数値で表示するのではなく、また、サイクリングモードで計測したのち、履歴から「有酸素運動」「無酸素運動」各々の時間を確認できるために、トレーニング効率の向上に役立つほか、初心者でも自分のペースがわかりやすい。
レベルに関係なく、さらにスポーツシーンでも、普段の生活でも使用できる。今後どんどんウオッチもライダー自身もアップデートを重ねて強くなる。一緒に成長が期待できる手首の上のパートナーとして。

関連URL:http://consumer.huawei.com/jp/wearables/huawei-watch2-jp/index.htm

取材=今 雄飛、写真=小野口健太

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