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2020年01月24日

【eクロスバイク】TREK VERVE+2にローディが乗るとどうなる「バイクレビュー」 VOL.1-2

さて、TREK VERVE+2とは? そして最新のebikeとは?
まずどんな自転車なのかレビューをお届けします。前回の記事はこちら

「ebikeではなくeクロスバイクという呼び方がふさわしいと思います。スポーツバイクのようにサドルをしっかり上げて、ロードバイクやクロスバイクのように走ってください」。
そう話すのはボッシュ株式会社 マーケティング部の豊田さん。

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ご対応いただいたボッシュ株式会社 マーケティング部の豊田さん(右)

ー ebikeって外観以上に乗ってみないとわからないという面白さがありますね。VERVE+2はどんな特徴なのですか?

豊田さん:最大の特徴は乗り心地にあります。電動アシスト自転車って、アシストの最高速度などが道路交通法で決まっているので“別にどこの自転車でも一緒でしょ”といわれますが、実は少し違います。
このVERVE+2に搭載しているモーターも最大アシスト比は決まっていますが、そこに到達するまでのパワフルかつ、走って楽しい乗り味という味付けがしてあるんです。

ーなるほど。立ち上がりのレスポンスがよかったり、出力の調整がされているんですね。

豊田さん:このボッシュのモーターはペダリングをやめるとすぐにアシストが止まります。一般的な電動アシスト自転車はケイデンスが遅い方が乗ることを想定しているので、踏み終わった後もアシストが続きます。その設定はスムーズで楽に進めるんですが、逆に乱暴に言うと勝手に進む感じがする。

ー 汎用の電動アシスト自転車に乗った時ペダリングを止めてもス〜・・・と滑ると感じたことががあります。次の加速につなげやすくて確かに楽に走れるけど、違和感を覚える人もいるんですね。

豊田さん:そこでこのボッシュのモーターは車で言うところのマニュアル車のようなイメージなので意に反するような動きがない。だから普段スポーツバイクに乗っている人にオススメなんです。
もちろん最高スピードという意味ではロードの方が速いでしょう。でも、ストップ&ゴーが多い街中では従来は慌ただしく変速しないといけませんが、このアシストのパワーに助けられるはず。

ー 地域にもよりますが、都心は短いけれど急勾配の坂がけっこうある。渋谷に行くときは必ず上ったり下ったりしますから。平地でも季節によっては風が強かったり。そういった抵抗が増えた時にアシストパワーはとても助かります。

豊田さん:このクロスバイクは太いタイヤを履いていますね。ロードから乗り換えると重さや走行の抵抗なども気になりそう。しかしアシストのパワーを借りることで走りだしも苦にならないです。

ー ロード乗りはホイールの性能にうるさいですから(笑)。軽くて高剛性!っというテーマをいつも考えている(といっても過言ではない 笑)。アシストのパワーは使えるホイールのスペックを補完してくれている。

豊田さん:エアボリュームのあるワイドなタイヤですから、むしろ乗り心地はよくなりますから、通勤という用途には最適かもしれませんね。

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ー チート感が満載になってきました(笑)

豊田さん:そしていい意味でスポーツ自転車として“楽をさせてくれない”。止まる時はちゃんとローギア側にギアを落として発進しないと走り出しにくい。初速のパワーは抑えめにしているからです。ケイデンス70回転あたりが一番モーターのパワーが出やすいですね。普通のスポーツ自転車の感覚で乗るとよいです。

ー アシストされっぱなしではなく“ちゃんとスポーツ”をすることができるんですね。自転車は機材スポーツだから、バイクを操る楽しさもありますし。これらの楽しい機能を享受すれば、乗る機会や頻度を増やしたくなります。

 

そのスペックとは?

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サイズ・スペックはこちら



気になる仕様をいくつかご紹介。自転車の重量は23.36kg(Mサイズ・公称値)
重量制限があり(バイク本体、ライダー、装備含む)は136kg。
サイズは3種類で、M(164-177cm)、L(174-187cm)、XL(185-197cm)となる。
価格は¥269,000(税抜)

 


ディテール

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ボッシュ・イントゥービア ディスプレイ。リモコン操作でアシスト力のレベルを安全に簡単に選べる。

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充電用のUSBインターフェース付属。

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こちらが、ボッシュ・イントゥービアのリモコン。ハンドルを握ったまま操作ができる。

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モーターは50Nmのトルクを発揮し、スムーズな走りと最適なアシスト力を提供。250wのモーターは、最高時速24km/hまでサポートする。

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PowerPack 300Wh バッテリー。4つのモード(ターボ/スポーツ/ツアー/エコ)。航続性能はモードや状況に左右されるが、1回の充電で時速24kmをキープしたまま、およそ100kmの走行が可能。

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モーターはボトムブラケット付近に収納され、低重心を保って高い安定性、快適性、操作性を実現している。

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実用性の高い前後ライトを装備。手元でリモコン操作できる。

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ラックとフェンダーを標準搭載。

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トレックオリジナルのアルミニウム合金チューブのアルファゴールドを用いる。

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冷間整形とバテッド加工によって、最適な強度と重量のバランスが取れたチューブ形状設計が可能。

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天候に左右されず確実に止まれるShimano 油圧ディスクブレーキ

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ワイドな45cタイヤにはボントレガーが誇る最高峰の耐パンクシステム、ハードケース アルチメイトを採用。優れたプロテクション機能ながらも加速性、転がり抵抗の低さを実現するなど妥協がない設計。

 

さて次回は1ヶ月乗ってみて、どんなだった? という生々しいインプレッションをお届けします。

問い合わせ:トレック・ジャパン
関連URL:TREK VERVE+2 製品情報ページ
写真:小野口健太

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