2016年04月06日
BBBから画期的なフェンダーがリリースされた!
うららかな日が続きまして、ようやく暖かくなってきました。そんな季節なら雨天時のライドもたまには気持ちがいいですね。でもタイヤからの泥や雨の跳ね上げはとっても不快なもの。また、この泥の跳ね上げによるウエアの泥汚れなんて、洗濯をして落ちない時はヘコみますね。そんな悩みをうっすらと感じながらもスルーしてきたこれまでのサイクリングライフに終止符を打つべく、梅雨に備えた雨対策グッズ第一弾をご紹介します。
オランダ生まれのBBBというアクセサリー中心に製作しているメーカーから、たいへんユニークなロードバイク用フェンダーのスリムガードフェンダーがリリースされました。
【動画】https://funride.jp/?p=6909
このフェンダーはフルフェンダーで跳ね上げをほとんど防止することができる。最大のメリットはキャリバーブレーキにフェンダーの台座を取付ける仕組みで、簡単に取り外しができること。また、フレームの形状にあわせてフェンダーの取付パターンにバリエーションがとれるのも魅力。たとえば筆者のバイクの場合、シートチューブとリアホイールのクリアランスが狭いため、リア用のフェンダーはホイール上部のみ、という組みあわせを採用しています。
2ピースに分かれたフェンダーをすべて装着するとフルフェンダーとして使えるが、フレーム形状によってセパレートして利用することができる。700×23〜30Cまでのタイヤに対応。
手前の金具をブレーキキャリパーとともにフレームに固定する。そこにフェンダー本体を差し込む仕組みだ。
フェンダーのステーはクイックレリーズで止める。
ステーの突端をフェンダーに通してスライドさせる。任意の位置で固定できるので、ホイールとフェンダーの間隔が均等になるようにフレーム特性に合わせて調整ができる。
シートチューブにはゴム製のバンドで固定する。
筆者のバイクの場合は、フロントホイールはフルフェンダーに、リアはシートチューブとリアホイールのクリアランスの関係で、上部側のみとした。このようにフレームにあわせてチョイスできる点が優れたポイントといえる。
フォークとタイヤのクリアランスが5mmあれば取り付け可能である。晴れた日はフェンダー本体を外すだけ。台座は残るが、外観的にも機能的にも邪魔にならない。
キャリパーブレーキだからこそ、可能な構造のフルフェンダーだ。
早速、寒の戻り的なレイニーライドを楽しみました。ウエアの汚れ、濡れる不快感が減少するのはもちろん、バイクの汚れが思いのほか少なくなるのが嬉しい。意外とフロントの跳ね上げも気になるもの。スリムガードを付けてみて改めて感じたのは前方の快適性。意外と前方の下からも水の跳ね上げがあったんだと思いました。リアは言うまでもなく、スリムガードがあるかぎり、背中にできていた一筋のラインは金輪際オサラバとなるはず。クリアランスの精度も上々で、パッと付けて走り出してもタイヤに干渉することなくスムーズに走り出せます。通勤ライドに勤しむ方でよくある「晴れていると思いきや小雨かよ」事案に対して素晴らしいパフォーマンスで応えてくれるでしょう。気になるお値段は前後セットで8,437円(税抜)。
(写真/編集部)
BBB スリムガード フェンダー https://www.riteway-jp.com/pa/bbb/365322.htm
お問い合わせ先 ライトウェイプロダクツジャパン https://www.riteway-jp.com/support/otoiawase.html
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。