2018年01月20日
開幕戦はTOKYOエンデューロ! ~MCアシダからイベント参加のお誘い~
まだまだ寒い日が続いていますが、みなさん自転車乗ってますかー?この時期にサボると暖かくなったときに出遅れるんですよねぇ。山間部は凍結・積雪で走れないし、海沿い・川沿いは強風で進まない……。冬はベースを作る上で大切だと分かっちゃいるけど、モチベーションが上がりにくいものです。しかし! 自転車シーズンはすぐそこまでやってきています!!春の訪れを告げる「TOKYOエンデューロ2018 in彩湖」は3月10日(土)。シーズン開幕戦としてはベストなイベント。今年もまた、僕もMCブースからみなさんの走りを盛り上げられるように頑張ります。
シリアスレーサーにもちょうど良いTOKYOエンデューロ
ところでサイクリストのみなさんは、今年はどんな目標やイベントスケジュールを立てているのでしょうか? 僕は久しぶりにMt.富士ヒルクライム一本勝負の年にしようと思っています。でも半年も先のレースを目標にすると、なかなかモチベーションのキープも難しいし、トレーニングの進捗具合も把握しにくいもの。ということで、ちょっと目先を変えて4年前に僕自身が取り組んだ6カ月プランを簡単に紹介します。
1月下旬から本格的にトレーニング開始
↓ 6週間(ベース作り)
開幕戦「TOKYOエンデューロ in彩湖」
↓ 6週間(ベース拡張とパワーアップ)
叩き台「短めのヒルクライムレース(ツールド八ヶ岳に参加しました)」
↓ 6週間(スピードアップ)
メインレース「Mt.富士ヒルクライム」
メインの目標に向けて長期的プランを組んで、飽きないように短期目標の設定と強化ポイントの成果を知るためにレースイベントに出場すれば、停滞することなくメインレースに挑めます! しかもいちばん寒い1~2月の時期はTOKYOエンデューロに一緒に出る仲間と練習するのでサボれないですよね。おかげでこの年の富士ヒルでは目標を達成できました。あの時は速かったなぁ……(笑)。このプランは「富士チャレンジ200」などを利用してを2度目のピークを「ツール・ド・おきなわ」になんて活用もできます。これで1年しっかり遊べてトレーニングも積めます。リピーターやシリアスレーサーの方は、こんなイベント活用法もおすすめです。
冬場のトレーニング成果の確認や今後のトレーニングの指標にぴったりだ
みんなで楽しむエンデューロ、デビュー戦にも最適
少し真面目なことを書いてしまいましたが、やっぱり「TOKYOエンデューロ」は楽しむためのもの! 家族やカップル、仲間でワイワイするのにはぴったりのイベント。そしてイベントに初めて参加する方にも向いています。じつは僕の初レースもTOKYOエンデューロでした。路面も良くて平坦なので安全。ゲストライダーに引かれてのスタートは本格的でドキドキしたものです。スタートの号砲が轟き、クリートをはめる音がパチパチっと響き渡ると、あっという間にスピードが上がっていきます。ピット交代はチームワークの見せ所ですし、他の選手たちのトレインに入れてもらったのも新鮮でした。そしてフィニッシュゲートを駆け抜けた時の達成感。彩湖は沿道からコースが近いので、応援する方も熱が入りますし、ライダーにもしっかりと声援が届きます。レースの体験を分かち合って、チームの絆が深まった記憶が甦ります。ライダー交代で僕の番がまわってきた時、ショップのブースで遊んでて迷惑かけたのも今では良い思い出。みんな、あの時はごめんね……。
レース以外も楽しめます!
そして、今年もたくさんのサブイベントが用意されているとのこと。こちらも楽しみですね。初開催となるチームジャージ・コンテストも予定しているとのことなので、チームでポーズ&キメ顔の練習もお願いします。個人的には布袋田沙織さんのウォーミングアップとストレッチタイムに期待。昨年もステージイベントとして行われたのですが、これがとても良かったのです。サイクリストならば一度は体験して欲しいストレッチ、覚えておいて損はありません。また今年もたくさんのブースが並ぶので、目一杯遊んで帰りましょう。せっかくのレースイベントですから、できるだけたくさんのエクスペリエンスを持って帰ってくださいね。
休憩中はブースエリアを見て回るのもTOKYOエンデューロの楽しみのひとつ
チームで楽しむTOKYOエンデューロならではのチームジャージコンテストも初開催!
タイムトライアルにも挑戦!
TOKYOエンデューロは「みんなのタイムトライアルジャパン 3rd stage」も併催しています。こちらはシーズンを通してのシリーズ戦ですが、もちろん第3ステージの彩湖だけというのもアリ! どなたでも参加できますし、じつはいちばんエントリーしやすい種目なのがタイムトライアル。1人ずつのスタートなので接触の心配もないですし、ゴールを目指して踏むだけ!! キツいですよぉ。もう身体中が悲鳴をあげます。でもそこが気持ち良いんです。それに自慢の機材を思い切り試すにもタイムトライアルはベスト。ぜひこの機会に挑戦してみてはいかがですか?
特製スタート台からスタートするタイムトライアルは会場の視線を独り占め
どなたでも安全に挑戦できるタイムトライアル。4時間エンデューロ前にひともがき、いかが?
こうして記事を書いていると、会場の雰囲気や出場したときの事を思い出してウズウズしてきますね……。週末が待ち遠しいなぁ。寒いけれどライドに行きたい! 大会MCといえども僕も一サイクリスト。気分はエントリーした選手のみなさんと一緒です。当日は何が起こるかわからないので一応脚だけは作っておきます!
そしてエントリーされた方は併せて下こちらもぜひお目を通していただけると助かります。
「MCアシダから6つのお願い」https://funride.jp/column/mcashida-sixrequests/ ※一部内容が2017年大会のものとなっておりますので、ご注意ください。
ビギナーからエキスパート、そしてキッズからベテランまで幅広く楽しめるTOKYOエンデューロですが、これはレースイベントです。気を付けていただきたいことなど簡単にまとめてあります。
エントリー締め切りは2月11日(日)。TOKYOエンデューロから最高のシーズンを迎えましょう!
FUNRiDE Presents TOKYOエンデューロ2018 in彩湖
<開催要項>
開催日:2018年3月10日(土)
会場:彩湖・道満グリーンパーク・埼玉県戸田市大字重瀬745他(戸田市西端の荒川河川敷)
主催:TOKYOエンデューロ大会実行委員会
企画協力:FUNRiDE
募集期間:2017年12月1日(金)0:00~2018年2月11日(日)23:59
種目:4時間チームエンデューロ、キッズレース、※みんなのタイムトライアルジャパン 3rd stage 併催
著者プロフィール
芦田 昌太郎あしだ しょうたろう
俳優。富士ヒル90分切りの中級クライマー。表紙の女性モデルに惹かれ初めて買った自転車雑誌がfunride。以来、大会MCを務めるなど縁が続く。