2019年09月04日
【山中湖サイクリングクラシック】はどんな大会なのか? 〜参加者募集中 11月3日(日)開催
2020年のオリンピック自転車ロードレースのレース会場に選ばれた山中湖にて新しいロードレース大会が11月3日(日)に行われる。その名も“山中湖サイクリングクラシック”だ。
プロデュースをしているのは地域密着型サイクリングチーム「山中湖シクリスムフォーマション」のトム・ボシスさん。ヨーロッパの自転車レースを知る元プロサイクリストだ。現在は山中湖村の観光課に所属し、自転車競技の発展のため尽力している。今大会「山中湖サイクリングクラシック」を開催するにあたり、主催者インタビューでは『この地域に広い意味での「自転車」を文化として定着させることを目的とするプロジェクトです。(中略)「山中湖サイクリング」というキーワードのもとに、定着を目指す様々な取り組みを行っています。「山中湖サイクリングクラシック」はその一つです』全文はこちら
コースは6.3kmの公道で、高低差はおよそ108m、籠坂峠の1.7kmの上り(平均勾配6%、最大勾配14%)を上り時計回りに上り、湖畔の平地部分を走る。この6.3kmの周回を、15周、合計94.5kmのロードレースだ。ヒルクライムあり、平地ありのレイアウトで、クライマーにもスプリンターにも勝利の可能性があり「まさに東京五輪と同じ特徴ですね」
「文化として母国(フランス)に根付いている自転車競技の伝統を日本でも味わえるような場にできればと思っています。なるべく世界の基準に近い形で運営を進め、未来のチャンピオンが育てるような舞台を目指したいですね」とトムさんは話す。
「世界選手権を機に生まれた「ジャパンカップサイクルロードレース」のように東京オリンピックを機に生まれた「山中湖サイクリングクラシック」は、メジャー化においては、よりポテンシャルが高いのではないか。初年度から世界大会を開催することはできませんが、質の高い自転車ロードレースを目指し、「クラシック」に相応しい伝説を作っていきたいと思っています」(インタビューより抜粋)
参加カテゴリー
JCF登録者であることが参加資格となる。
表彰カテゴリーについては、以下の通りで
・総合
・ジュニア(17〜18歳)
・U23 (19歳~22歳)
・40歳以上(40〜49歳)
・50歳以上(50〜59歳)
・女子
が用意されている。
総合は出走される全ての選手が対象。それ以外に性別、年代別のカテゴリー表彰を用意。また山岳賞や周回賞も用意しているので、レースはより活性化するはずだ。
「本大会は全カテゴリーが混走し、同時スタートとなります。そのため、「総合ランキング」と自分のカテゴリー、両方の順位が付きます。そして、レースを降りた順で順位が付くということで、参加者全員が順位を与えられることが保証されますし、場合によっては表彰の対象にもなります。トップレベルの選手が総合優勝を競い合う中、ジュニアや女子の選手がどこまで食らいついていけるか?自分は果たして完走できるか?自分のカテゴリーで競い合う楽しみに加えて、トップ選手とはどれぐらいの差があるかが分かるのも本大会の一つの楽しみ方だと考えています」
現在、参加者を募集中。http://www.yamanakakocyclingteam.fr/classic/entry/
募集締め切りは10月27日(日)となる。
開催日程 2019年11月3日(日)
開催時間 9時~11時半
会場 山中湖村総合運動広場
〒401-0501
山梨県南都留郡山中湖村山中352-1
種目 自転車ロードレース大会
コース 公道周回コース 6.3km×15周 合計94.5km
(詳細はこちら)
主催 山中湖村
主管 一般社団法人山中湖サイクリングチーム
事務局 山中湖サイクリングベース
〒401-0502山梨県南都留郡山中湖村平野479-29
contact@yamanakakocyclingteam.fr
写真:一般社団法人山中湖サイクリングチーム
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。