2017年01月05日
【TOKYOエンデューロ2017in彩湖】2016プレイバック/タイムトライアルジャパン
毎年恒例の彩湖で行なわれる東京エンデューロ。2017年は3月11日に開催します。そこで大会までに昨年の模様を振り返る2016プレイバックをお届けしましょう。
一昨年から東京エンデューロと併催しているタイムトライアルジャパン。およそ90名のサイクリストに参加していただきました。
2016年大会はサラリーマンレーサーでありながら、全日本チャンピオンになった中村龍太郎さん(イナーメ信濃山形)をゲストにお招きしました。
さすがのタイムをたたきだし、アルティメット種目優勝者の近藤正紀さん(なるしまフレンドレーシングチーム)よりも9秒速いタイムでゴール。この近藤さんのタイムも6分36秒(42.65km/h)と決して悪くはないですよ。余談ですが、近藤さんはJBCF(全日本実業団連盟)が主催のタイムトライアルチャンピオンシップでも最高峰のJPTカテゴリーで11位という好成績を収めています(ちなみにこのレースの10位には中村龍太郎さんが入っており、その差はわずか1秒!)。
こ…の…!! タイムトライアルジャパンでの勝利がなかったら、その結果もなかったのではないかと担当者たちは勝手に思い込んでいます。
2015年タイムトライアルナショナルチャンピオンの中村龍太郎さん。2017年はタイトル奪還を狙ってほしいですね。
4.67kmのコースを6分27秒680、スピードは平均43.33km/hで駆け抜けた。そしてこの表情。日本一だった人は日本一追い込んでいたかもしれませんね。昨年は2016年度の全日本タイムトライアル選手権まで、出場したロードタイムトライアル競技全勝とはさすがです。
アルティメット優勝者、近藤正紀さん(なるしまフレンドレーシングチーム)。気温も低く、距離も短いので入念にウォーミングアップをしていました。スタート直前までアップをすると好タイムを狙えるかもしれませんよ!
ノーマルの部入賞者。優勝は丹野 沙音志さん(中央)、2位/加藤 哲史さん(SRP-Z/右)、3位/松原 剛さん(BEACH/左)
アルティメットの部、優勝者は近藤正紀さん(なるしまフレンドレーシングチーム/中央)、2位/伊藤 晋一さん(POSITIVO)、3位/山倉 幹丈さん(内房レーシング/左)
ノーマルとアルティメットの違いは……。ノーマルにはウエアやアクセサリー、バイク機材に制限がありますが、アルティメットはどんな機材でもOK。タイムトライアルバイクでもトライアスロンバイクでもOKデス。ただし競技にそぐわない、危険だなと主催者が判断した機材では出場できない場合があります。
わずか4.67kmですが、されど4.67km。7分でも全力で走ればけっこうキツい。でも爽快!?
春先の脚試しは、この彩湖で行なわれるタイムトライアルジャパンで行なってみませんか?ちょっとスタート時間は早いですが、午後を有効に使えると思えば悪くない! はず。メンバーを募ってエンデューロに参加するのも良いですね!
東京エンデューロ2017 in 彩湖公式ホームページ
http://www.tokyoenduro.jp/saiko/
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(写真/小野口健太)
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。