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2015年11月11日

【それいけ!FUNRiDEカレー部】Vol.1 海の男のカレーを食す 後編

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連載再開の記念すべき第1回でまさかのカレーが登場しなかったFUNRiDEカレー部。どうしたカレー部? 大丈夫かカレー部!? 「安心してください、後編はちゃんと食べてますよ。」(by小野口健太)

はやる気持ちを抑えて少し先まで

鷹取山を後にし、そのまま横須賀カレーにありつくのも手だったが、食事時までは少し時間があったため、もうちょっと足を延ばし、観音崎へ。神奈川の景勝地50にも選ばれた観音崎は夕日に照らされ、人や猫ものんびりした雰囲気。晩秋のビーチもなかなか良いモノ。
周辺には日本最初の洋式灯台「観音崎灯台」のほか日本の絶景美術館にもランク入りする「横須賀美術館」や「観音崎自然博物館」など観光スポットが目白押しだ。

「じつはここ観音崎では奥さんとの思い出があってね、」と話しかけると、

「ふーん」と気のない返事の小高。

こいつ、カレーのことで頭がいっぱいで、人の話聞いてないな……。

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ススキが茂る秋の岬。バーベキューをしたり、海を眺めたり、思い思いに過ごす人たちでにぎわっていた

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観音崎でのんびり過ごしていた猫。都会とは時間の流れが違うよう

「カレーの街」横須賀へ

そうこうしていると、私もお腹が空いてきたので、本日の目的地である横須賀へUターン。
横須賀では明治初期に海軍食としてカレーライスが誕生し、退役した軍人さん達によって全国に広まっていったそう。すなわち現在の日本のカレーライスのルーツは海軍のカレーにあるとして、横須賀の市役所、商工会、海上自衛隊の三者が「カレーの街宣言」を行ったのだ。
そして日本のカレーライスのルーツが記された明治41年発行の海軍割烹参考書のレシピを再現したものこそが海軍カレーだ。

今回は数多ある店舗の中から、当時の調理法でのカレーライスの復元を最初に果たした、海軍カレー1号店「魚籃亭 よこすか海軍カレー館」に決定!

お店は横須賀のメインストリートであるドブ板通りを横須賀芸術劇場側から抜けた入り口付近にある。このドブ板通りは300mほどの商店街で150件ほどの店舗が並び、バーやミリタリー、スカジャンショップとアメリカンなショップがずらり。街行く人々も外国の方が多く、ドルの使用がOKな店もあるため、外国気分が味わえるストリートだ。ただ、自転車ジャージはちょっと浮くかもしれない……。

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個性的なお店が多く、ウィンドウショッピングだけでも楽しめるドブ板通り

元祖海軍カレー登場

ネオンで彩られた入り口を一歩入ると、船の中をモチーフにした店内には当時の調度品が並び、本当に海軍の食堂にいるみたい。
メニューは豊富で、「元祖海軍カレー」をはじめ、「上等兵カレー」や「艦長カレー」などユニークな全16種。

元祖よこすか海軍カレー(880円・税別)にはサラダと牛乳がセットでついてくる。これは当時、船員たちの健康を考え、実際に牛乳とサラダが一緒に出されていた名残だそう。

小麦粉でとろみがつけられた昔懐かしい黄色いルーはシチューを思わせるまろやかな優しい味わいで、後からほんのり辛みが追いかけてくる。
家庭のカレーとも、スパイスを効かせ、たっぷりの具材を煮込んだ欧風カレーとも違う、ここ横須賀だけのカレーの味。うーんとってもうまい!

戦艦のような店内で、過去の海兵に思いを馳せながら食べる元祖カレーは格別だった。お店を出ると、あたりは真っ暗。横須賀湾のイルミネーションを見ながら、第1回のカレー部は無事終了。

おつカレ―!

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今回の目的地である、魚籃亭 よこすか海軍カレー館。裏道に一本入ったところにあり、夜はライトアップされた姿で全国のカレー好きを誘う。

【魚籃亭 よこすか海軍カレー館】

住所:横須賀市緑ヶ丘29 営業時間:11:30~22:00(LO21:30) 定休日:なし(12/31-1/2を除く)

アクセス:京浜急行横須賀中央駅下車7分 HP: http://gyorantei.com/curry/

 

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おすすめは「元祖よこすか海軍カレー」(880円・税別)。小麦粉でとろみがつけれられているため、見た目以上に食べごたえアリ。海の男を支えた、パワー飯だ。

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ライトアップされた横須賀港を眺めながら、今回のカレー部は終了。さて次はどこに行こうかな。

今回のコースマップはこちら http://funride.jp/course/currycourse01/

(文・写真/小野口健太)

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