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2019年11月04日

オリンピックのレガシーへ。山中湖サイクリングクラシック 初開催

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オリンピック・パラリンピック開催後の有形無形のレガシーついて、様々な取り組みが各競技でなされているが、自転車ロードレースに関しては、自治体ごとの動きが活発だ。その中でも山中湖村においては、湖岸部がオリンピックコース通過点として利用されることもあり、機運醸成イベントが盛んに行われている。そのひとつのイベントとして、11月3日(日)には山中湖サイクリングクラシックが行われた。

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天候こそ曇りがちであったが午前中の会場では富士山が一望できた。

本格的なロードレースである山中湖サイクリングクラシックは、急勾配の籠坂峠を取り入れた公道レースだ。周回は6.3kmとショートコースながらも上りと下り、平坦を組み合わせており、総合的なパフォーマンスを必要とする。
今回はおよそ80人の選手が参加。エリート、ジュニア、U23、マスターズの選手が同時にスタートし、総合順位と、各カテゴリーの順位を競った。
ポイントとなったのは、もちろん籠坂峠。

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レース距離は94.5km。籠坂峠は1.7km、平均勾配6%、最大勾配14%。ここを15回上る。トップ集団は5分前後で上りきり、クライマーはもちろんパワー系のライダーも力で押し切れる絶妙な距離感。序盤から積極的なアタックがかかる。

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序盤からレースは動きがある。5〜6人の抜け出しがあるが、そこから渡邊翔太朗(愛三工業レーシング)が単独で抜け出す。

 

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上りに強い米谷隆志さん(Leomo Bellmare)も積極的に動き、レースを動かす。

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中盤から終盤にかけてメイン集団は活性化するが最終局面まで大きくは崩れず。

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ジュニアだが総合3位に入った寺田吉騎さん。大学へは進学せずに選手を目指すと話す。

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オーバー40の1位は総合5位に入賞した高岡亮寛さん(Roppongi Express)。しかし狙っていたのはここではなかった、と語った。

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富士ヒルにも参加していただいた声優の野島裕史さんも出場!

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レースディレクターを務めた山中湖シクリスム フォーマション、トム・ボシス マネジャーはこう語る。
「このレースは約1年前から企画していました。山中湖サイクリングチームが運営委託を受け、今年の5月から実行に移しました。少しずつ地元の方々の力を借りて今に至ります。これまで12年間、自転車選手としてやってきましたが、今回は初めて裏方としてレースの運営をさせていただきました。今回は選手たちに素晴らしい大会にしていただいた。
宇都宮で30年前に世界選手権が開催され、そこでジャパンカップが生まれた。来年は東京オリンピックという大きなイベントが開催されます。このレースが、いつかジャパンカップと同じように全国最高峰の大会になっていけるように頑張りたいです。こんな良い大会があるよ、と幅広く宣伝していただいて、来年も選手の皆さんを呼んでいただきたいですね」

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大会スポンサーの富士急株式会社、ブリヂストンサイクルほか、山中湖村長 高村文教氏や村議会議員、堀内詔子衆議院議員、山梨県議会議員白壁賢一氏が祝辞を述べた

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総合表彰。宿泊券や旅行券、地元のワインなど豪華な副賞で入賞した選手たちをお祝い

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序盤から抜け出し60km以上独走。そして逃げ切り優勝を果たした渡邊翔太朗さん(愛三工業レーシング)。チームは1、2、4、10位でさすがの全員入賞を果たした。

 

オリンピックイヤーとなる来年度も実施の予定。足に自信があるサイクリストは参加してみてはいかがだろうか?

関連URL:http://www.yamanakakocyclingteam.fr/classic/

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