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2015年11月06日

サイクリストの月間走行距離はどのくらい? ~ファンライドアンケートより~

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毎週金曜日に配信中のメールマガジン「WEEKLY FUNRiDE」で実施しているサイクリストアンケート。「あなたの月間走行距離は?」の結果をインターマックスの今中大介さんが分析。月間走行距離を伸ばす方法もアドバイスいただきました。

あなたの月間の走行距離は?

1位  201~500km 43人

2位  0~200km        35人

3位  501~800km    16人

4位  801~1000km  11人

5位  1001~1500km  1人

6位  1501km~       1人

 

編集部(以下編):今回のアンケート結果を見てどのような印象を受けましたか?

今中大介(以下今中):月間500km前後を走っている人はがんばって走っていると思います。それより少ない人はもう少し頑張ってみてほしいですね。

社会人で500km以上走るのは大変だと思いますが、501~800kmの人たちぐらいまで走行距離を伸ばせると、いろんなイベントで余裕を持って完走できるようになります。

:月間走行距離を伸ばすためのアドバイスはありますか?

今中:まずは休日にロングライドを行うことでしょう。週2日間休みがあるのであれば、「家庭サービスやその他の用事を済ます日」と「しっかり走る日」に分けて、距離を走り込む。これが基本になります。楽なペースでスタートして、終盤の1時間を頑張るようにすると長距離を効果的に走れるようになります。

それに加えて、平日にも少しでいいので毎日バイクに乗ってほしいです。平日は30分しか乗れなければそれでもOKです。

:今中さんは毎日走られていると思いますが、練習日記みたいなものはつけていますか?

今中:最近は月間走行距離500~1000kmくらい走っています。僕は習慣で毎日走らないと気が済まないんです。

練習日誌については選手の頃はつけていましたが、今は身体の状態がわかるのでつけていませんね。ただ、練習日誌をつけることはモチベーションを高めるのに役立ちますので、一度試してみるといいと思います。僕の場合は心拍数やパワー、勾配に対するスピードの出かたから自分の体調を判断して距離や練習内容を決めています。

フレッシュな身体だからこそ高いレベルで追い込めるわけで、自分の体調に向き合うことはとても大事です。「2日間がんばったら1日休まないと回復しない」とか「1日おきに休まないと身体がだるい」とか自分のリズムをつかめるようになります。そのリズムを参考に、週末のロングライドに身体を調整していくことができれば、質の高いライドができるのではないでしょうか。

:なるほど、自分の体調を気にすることで、練習の質も上がりますね。他に体調管理の注意点はありますか?

今中:そうですね、たとえば3日以上続けて心拍数が上がりにくい場合は、オーバーワークで体が疲れている状態かもしれません。その際は焦らず回復させてから練習を再開した方が、精神的にも肉体的にも良い結果をもたらします。

ただ、ずっとそんな調子が続く場合と言う人は、単に刺激が足りない可能性もあります。時には逆張りして無理やり刺激を入れるというのも1度試してみてほしいです。「最近身体がだるくてダメだ」というときに、逆にむちゃくちゃがんばって練習してみる。そうすると身体が逆転現象を起こし、代謝が変化して急に身体の動きが軽くなるという事もあるんです。そういった自分の身体の変化も楽しみながらライドを楽しんでください!

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今中大介さん
国内タイトルを総なめにし、近代ツール・ド・フランスに日本人として初出場を果たしたレジェンド。引退後はインターマックスを創業。現在は各地のイベントでロードバイクの楽しさやトレーニング方法などを伝えている。

(写真/中島健一)

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