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2019年03月26日

一般社団法人全日本BMX連盟と大東建託株式会社とのスポンサー契約締結

(左より)日本自転車競技連盟強化部・三瓶将廣氏、全日本BMX連盟理事長・渡辺浩嗣、
大東建託執行役員未来のアスリート支援プロジェクト事務局長・舘正文氏、日本自転車競技連盟専務理事・飯坂紳治氏

 一般社団法人全日本BMX連盟(略称JBMXF)は、2019年シーズンの開幕を控え、大東建託株式会社
「未来のアスリート支援プロジェクト」とのスポンサー契約を結んだ。
JBMXFが主催し、公益財団法人日本自転車競技連盟の公認大会であるJBMXFシリーズは、「JBMXF大東建託シリーズ」として開催。2020年の東京オリンピックを控え、BMXレースに多方面から注目が集まるなかで、大会の質を高めていく。
全日本BMX連盟が主催し、公益財団法人日本自転車競技連盟の公認大会であるJBMXFシリーズは、「JBMXF大東建託シリーズ」として4月28日に開幕し、11月3日の最終戦まで、全5戦が開催される。

『未来のアスリート支援プロジェクト「TEAM DAITO(チーム大東)」』とは
大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:熊切直美)は、創業40周年を機に2014年から『未来のアスリート支援プロジェクト「TEAM DAITO(チーム大東)」』をスタートしています。
 当プロジェクトは、将来の活躍が期待されるアスリートを支援するプロジェクトで、お客様や地域社会のために情熱を注ぎ続ける企業でありたいという思いから、同じように情熱をもって夢に向かい挑戦している未来のアスリート57組を「チーム大東」として支援しています。支援対象は、オーナー様、入居者様、社員の皆様、およびそのご家族の方です。
 アスリートの直向きな努力や情熱、夢に挑戦し続ける姿が、人に喜びや感動を与え、未来を切り開く力になると信じています。
<チーム大東HP> http://team-daito.com/
<支援競技一覧>ライフル射撃、陸上ホッケー、棒高跳び、カーリング、ビーチサッカー、サッカー、空手、柔道、フェンシング、ロードレース、ゴルフ、BMX、スキー、スキージャンプ、セーリング、テニス、水泳、マウンテンバイク、卓球、アイスホッケー、女子野球、体操、テコンドー、レスリング、ラグビー、バドミントン、ブラインドサッカー、車椅子バスケットボール、車椅子ソフトボール、車椅子卓球、障がい者卓球、フィギュアスケートなど(順不同)
チーム大東ロゴは、重なる炎はアスリートたちの「燃える情熱の結集」を意味します。そしてその成功と活躍の広がりを、ゆらめく格調高い金色のグラデーションで表現しました。

 

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大東建託株式会社の執行役員で未来のアスリート支援プロジェクト事務局長の舘正文氏のコメント
「未来のアスリート支援プロジェクトは、サッカー日本代表や、ゴルフのいい部屋ネットレディスのスポンサーとは差別化して、さまざまなスポーツにおけるアスリートの卵を育成するために5年前からスタートし、現在は57組のアスリートを支援している。今回縁があって、全日本BMX連盟とコラボレーションできることは、会社としても非常にうれしく思っている。情熱をもって頑張っている競技者を、全日本BMX連盟も一緒になって育成していこうという姿勢に、未来のアスリート支援プロジェクトとの親和性が非常に強く感じられ、スポンサー契約に至った。競技として盛り上がり、BMXに取り組む競技者の方々の活躍を願っている」

 

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一般社団法人全日本BMX連盟理事長、渡辺浩嗣のコメント。
「全日本BMX連盟は、BMXレースを通じて青少年の育成、レースの普及、大会運営を行っている。このたび大東建託株式会社未来のアスリート支援プロジェクトとスポンサー契約を結ぶことになった。日本自転車競技連盟の公認大会である、JBMXFシリーズを2019年からJBMXF大東建託シリーズとして開催する。東京オリンピックを間近にしてBMXレースに注目が集まるなか、我々が行う大会についても質を高めていく。BMXレースは5歳の子どもから年齢や性別を問わず参加でき、自転車競技の入り口となっている種目。世界的にはメジャーな種目だが、日本国内にはまだまだコースが少ないなかで選手育成を含めて行っている現状がある。このたび大東建託と良きパートナーシップを結べたことで、BMXレースの普及などをさらに進めていく」

 

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日本自転車競技連盟でBMXレースの強化を担当する三瓶将廣氏のコメント
「自分は5歳からBMX競技をはじめて全日本BMX連盟の大会に出場し、全日本選手権や世界選手権など、たくさんの経験を国内外問わず重ねてきた。2008年の北京オリンピックからBMXレースが正式種目となり、2012年までオリンピック出場を目指して選手として活動してきた。自身はオリンピックへの出場はかなわなかったが、コーチとして選手の育成にシフトし、2013年から12歳から16歳を対象にしたユース強化育成システムを進めてきた。その活動が6年目に入り、最初に手がけた世代がユースオリンピックに出場するなどの結果も出ているが、さらに若い年齢からの育成が必要とも感じている。このたび全日本BMX連盟を大東建託が支援するコラボレーションが実現したことで、大会や選手のサポートがより充実し、競技レベルが高まることに期待している。BMXレースは、自転車競技の基礎となる要素が多い種目であるため、すべての自転車種目の競技力を向上することにもつながると思う」

 

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公益財団法人日本自転車競技連盟専務理事の飯坂紳治氏のコメント
「BMXは日本自転車競技連盟においても歴史の浅い競技ではあるが、報道関係からの興味が高まっていることをひしひしと感じている。BMXは都市型スポーツであり、若年層の入り口として、楽しみやすくわかりやすいことが魅力であり、報道されていると考えている。東京オリンピックでのメダル獲得の可能性についても、トラック競技と同じように最有力の種目であるととらえている。そこに大東建託の支援が受けられることは、大変うれしく思っていて、間違いなく成果も出てくると考えている」

 

2020年の東京オリンピックを控えて – JBMXF
「BMXレースは、5歳から60歳以上まで、年齢を問わずに競技に取り組めることが大きな特長です。そのため世界選手権は、男女のエリートとジュニア、マスターズに加えて、5歳からを対象としたワールドチャレンジが設定され、数千人規模の選手が参加する大会となっています。
JBMXFが開催する大会でも、国内のトップ選手はもちろんのこと、多くの年齢層がそれぞれのレベルに合わせて競技を楽しんでいます。
日本においては、まだまだマイナースポーツとされているBMXですが、世界に目を向けると5歳からの若年層には、体格に応じた専用の機材が豊富に用意されていることから、自転車競技をはじめる最初の種目として位置づけられております。この優位性はロードレースやトラック、マウンテンバイクなどでも、BMXで自転車競技のキャリアをスタートさせた選手が非常に多いことからも実証されています。
日本においても小さな頃からBMXレースに取り組む環境が整備されることは、BMXレースの発展のみならず、さまざまな自転車競技の基礎となるスキルを身につけることが可能となります。
この点をJBMXFは重視し、ユース世代よりも若い年齢からの選手発掘や強化に取り組むべきと考えます」。

 

2019年度 JBMXF大会一覧

JBMXF大東建託シリーズ戦一覧(JCF公認)
開催日/大会名/開催場所
4月28日(日) JBMXFシリーズ第1戦/西日本1戦 岡山県笠岡市、太陽の広場
6月2日(日) JBMXFシリーズ第2戦/東日本1戦 埼玉県秩父市、滝沢サイクルパーク
8月18日(日) JBMXFシリーズ第3戦/東日本2戦 新潟県上越市、金谷山公園
10月20日(日) UCI大阪国際/JBMXFシリーズ第4戦/西日本2戦 大阪府堺市、大泉緑地公園
11月3日(日) JBMXFシリーズ第5戦/東日本3戦 茨城県ひたちなか市、国営ひたち海浜公園
※第4戦については、UCI大阪国際として実施し、JBMXFシリーズを兼ねる。
J2シリーズ戦一覧(統一ゼッケンプレートを使用)

開催日/大会名/開催場所
4月21日(日) J2シリーズ第1戦 岡山大会岡山県笠岡市・太陽の広場
4月21日(日) J2シリーズ第2戦 秩父大会埼玉県秩父市・滝沢サイクルパーク
5月12日(日) J2シリーズ第3戦 広島大会広島県安芸高田市・土師ダム
6月30日(日) J2シリーズ第4戦 広島大会広島県安芸高田市・土師ダム
7月14日(日) J2シリーズ第5戦 秩父大会埼玉県秩父市・滝沢サイクルパーク
7月28日(日) J2シリーズ第6戦 広島大会広島県安芸高田市・土師ダム
8月17日(土) J2シリーズ第7戦 新潟大会新潟県上越市・金谷山公園
10月6日(日) J2シリーズ第8戦 茨城大会茨城県ひたちなか市・国営ひたち海浜公園
10月27日(日) J2シリーズ第9戦 茨城大会茨城県ひたちなか市・国営ひたち海浜公園

 

関連URL:JBMXF  一般社団法人全日本BMX連盟 https://www.jbmxf.org/
写真提供:JBMXF

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