2020年02月29日
【DOTOUT】ポップなデザインと高機能が魅力のイタリアンアパレル、ドットアウト
2015年にイタリアで生まれたアパレルブランド「DOTOUT(ドットアウト)」。2020年春夏モデルには、高い機能性とポップなデザインを兼ね備えたヘルメットやウェアが勢ぞろいする。
「2時間で戻るよ!」コンセプトは“気軽にサイクリングを楽しむ”
ドットアウトのブランド名の由来は、終止符(ピリオド)を意味する「DOT」と、屋外を表す「OUT」の組合せで、「日々忙しく過ごす日常から離れ、サイクリングを楽しもう!」という意味が込められている。
また、ドットアウトの製品には「BACK IN TWO HOURS=2時間で戻る」のブランドコンセプトのロゴがプリントされている。これは、「ちょっと走りに行ってくるね!」という意味で、気軽にサイクリングを楽しみ、日常のストレスから解放される、そのひと時を楽しむというイタリアのサイクリストらしい思いが詰まっている。
ドットアウトのウェアは、街並みに溶け込むポップでカジュアル、かつシンプルなデザインを採用しながらも、最高品質素材を使用して機能性の高いストレスフリーのアイテムがそろっている。ピナレロのオフィシャルウェアにも採用されていることからも、その高機能は申し分ないところ。グランフォンドピナレロ八ヶ岳のオフィシャルジャージも、ドットアウトが手掛けている。
ドットアウトのアイコンでもある「BACK IN TWO HOURS」のロゴ
バイザー標準装備のエアロヘルメット登場!
細身ながら、日本人の頭に合うデザインを採用しているドットアウトのヘルメット。トレンド抑えたエアロ形状も魅力だ。
専用設計のバイザーを標準装備したクーペバイザー
エアロヘルメットとしての人気の「クーペ」には、バイザーが標準装備される「クーペバイザー」が新たに登場。バイザーはクーペにフィットする専用設計で、アイウェアの代わりに目を守るだけでなく、空力性能にも優れる。
新グラフィックのクーペプロ
クーペのニューグラフィックモデルである「クーペプロ」もラインナップされる。
中央手前がハードトップを装着した「カブリオ HT.2」、左右に見えるのがハードトップを外した「カブリオ」。ハードトップのみの販売もあるので、好みのカラーコーディネートが作れる。
2020年も継続販売される「カブリオ」シリーズは、多目的な2in1ヘルメット。エアロ効果を高める「HT.2ハードトップ」は別売りのほか、ヘルメットとセットの「カブリオ HT.2」もラインナップされる。気温や天候、走るシーンに合わせて、ハードトップを簡単に脱着できるのもサイクリストにはありがたい。ヘルメットとカバーの組み合わせで、自分だけのカラーコーディネートを楽しむこともできる
ラインナップ
クーペバイザー(※価格、発売時期未定)
クーペプロ(※ニューグラフィック)
サイズ:XS/M、L/XL
重量:241g(XS/M)
販売価格:18,800円(税別)
カブリオHT.2
サイズ:XS/M、L/XL
重量:265g(XS/M)販売価格 : ¥ 19,800円(税別)
カブリオ
サイズ:XS/M、L/XL
重量:198g(XS/M)
販売価格 : ¥ 17,800円(税別)
HT.2 ハードトップ (カブリオ用)
販売価格 : ¥ 3,700円(税別)
カラフルで機能満載なウェア
自分の走り方やレベルにあったウェアを選べるドットアウト。カラフルながらも町並みに溶け込むデザインも魅力
ドットアウトのウェアは、レース用のインライン、カジュアルなフリーライン、コーディネイトしやすいトレンドラインの3種にカテゴライズされる。またフィッティングについては、激しいライディングに対応するプロフィット、ライディング中の適度なフィット感と無理のない前傾姿勢を可能にするパフォームフィット、快適性を優先したリラッスクトフィットの3パターンがあり、レースかサイクリングか自分の走り方や体形に合ったものを選択可能だ。
左側のリアポケットは防水。リフレクターも装備
細部のディティールも、サイクリストのことを考えた作りだ。ジャージのリアポケットに採用されているリフレクティブの防水ポケットは暗い中でも視認性が高く、防水のため貴重品などを入れるのにも好都合だ。他にもサングラスホルダーを装備したジャージや左太ももにポケットを備えたビブショーツなどもある。
パッドは高密度な素材を使用し、さらに様々な密度・厚み・素材を用いて、男性用・女性用別々に設計・開発。快適性・通気性・衛生面に優れたものとなっている。
2020年初夏モデルのフラッシュジャージ。グラデーションのドット柄がユニーク。税抜価格17,200円
20年春夏モデルは、ドットアウトらしいシンプルながらもカラフルなグラフィックが多数ラインナップされる。
関連URL:カワシマサイクルサプライ http://www.riogrande.co.jp/
写真と文:光石達哉
著者プロフィール
光石 達哉みついし たつや
スポーツライターとしてモータースポーツ、プロ野球、自転車などを取材してきた。ロードバイク歴は約9年。たまにヒルクライムも走るけど、実力は並以下。最近は、いくら走っても体重が減らないのが悩み。佐賀県出身のミッドフォー(40代半ば)。