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2017年06月01日

【LAKE】日本で人気上昇中のLAKE。珠玉のラインナップ/後編

tobira

サイクリングシューズ専業メーカーのLAKEは専業だからこそ、といえる高品質なシューズを提供している。日進月歩の今日において、なぜLAKEが生き残ることができたのか、実際に商品を手に取ればわかるはず。今回はロード系ラインナップを中心にご紹介しよう。

LAKEは決して「高くない」!

その前に大事な価格の話をしておこう。LAKEについて「高いシューズ」というイメージをもっている人も少なくないだろう。実際、他社のトップモデルの価格帯がLAKEではミドルグレードモデルのそれに相当し、トップモデルのCX402にいたっては6万円近い。絶対的な金額は高めであることは間違いない。やはり本革製品輸入時の高い関税か……と考えてしまうが、海外でのLAKEの価格を見るとそうではないことがわかる。

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実は国内設定価格は革製品への関税が低いメーカー本国のMSRP(メーカー希望小売価格)とさほど変わらないのだ。たとえば、LAKEのミドルグレードモデル『CX237』(国内税込価格3万6800円)は本国MSRPは$300(税抜)だが、仕入送料や現在の為替レート($1 = 110円)、消費税、国内送料を考慮するだけでも、3万6800円をゆうに超えてしまう。本来ならさらに関税分も上乗せしないといけないはずだが、それをしていないところに代理店の企業努力が伺える。
CX237はLAKEのラインアップ中でこそミドルグレードだが、ジュリアン・ベルモト(クイックステップ・フロアーズ)やローソン・クラドック(キャノンデール-ドラパック)らグランツール級の選手も認めるクオリティとポテンシャルを備えた本革シューズで、他社の最上位かそれ以上に相当するモデルと言ってもよい。それが3万6800円で手に入ると考えると、むしろ安いと捉えることもできるはずだ。同様に、CX402はサイクリング界の最高峰に君臨するシューズと言っても過言ではなく、カンガルー革や熱成型ヒールといったスペックには6万円という値札をリーズナブルに感じさせるものがある。

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カスタムカラープログラムについて

CX402やセカンドグレードモデルの332シリーズ(4万9800円)は、ユーザーの好みに応じてカラーを指定したり、自分で制作したグラフィックをシルクスクリーンでシューズに印刷したりできるカスタムカラープログラム対応となっている。追加料金は1万円~となるが、どうせここまでの値段を出すなら、カスタムカラープログラムで自分だけの1足を、という人も多いのではないだろうか。
そこで、このカラープログラムの詳細をご紹介しよう。クラブで揃えるもよし、こだわりのグラフィックで世界に1足だけのシューズをプロデュースするのもまたよし。

カラーセレクトプログラム(CSP)

プラス1万円のアップチャージで、22色の染革と3色のメッシュを自由に組み合わせることのできるプログラム。アッパーのロゴ類のひとつひとつや、ソールのヒールやトウの樹脂パッドもカラー選択できる。左右の足で異なる配色にすることも可能である。

さらに、左右別々のサイズも指定できる。左右で足の大きさや方が違う人は、左右それぞれの足にジャストフィットのシューズを製作してもらえる。カラーよりもこちらが目的で当プログラムを利用する人もいるだろう。 価格(税込):69,800円/納期目安60~90日

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オリジナルグラフィックプログラム(OGP

CSPよりもはるかにデザインの自由度を広げた究極のカラーオーダーシステム。自分でデザインしたグラフィックデータをアッパーにシルクスクリーン印刷するもの。ロゴを含め、ジャージと同じデザインのシューズの実現も可能なので、関心をもつチームは少なくないだろう。もちろん1ペアからでも注文できる。

シューズにグラフィックを印刷するには製版を行う必要がある。製版代は1万2000円だが、一度きりの費用だ。1足目はこの製版代にカスタマイズ基本料金の1万円がかかるが、2足目以降は基本料金の10000円だけで済む。デザイン(版のパターン)は変えられないが、使用するカラーは1足ごとに変更可能だ。価格(税込):81,800円(1足目)69,800円(2足目以降)/納期目安90日

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さて、それではいよいよシューズラインナップの紹介に入ろう

LAKE LINE UP

CX402
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既製品のサイクリングシューズとしては最も高価であろう、LAKEのフラッグシップモデル。ツール・ド・フランスからトライアスロン、日本のホビーレースまで、幅広いシーンで見かける懐の広いシューズだ。ユニークなソール一体のカーボン製ヒールカウンターはユーザー熱成型によりかかとにピタリとフィットし、パワーロスの原因となるヒールスリップを完全に排除している。カンガルー革は履くほどに足に馴染み、フルオーダーメイドさながらのフィット感が得られる。

価格(税込): 59800円
アッパー: K-Liteカンガルー革
ソール: 100%カーボン(ヒールカウンター一体構造)
カラー: ホワイト、ブラック、レッド
その他: スピードプレイ仕様あり、カスタムカラープログラム対応


CX332

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カンガルー革を採用したセカンドグレードモデル。ソールとの一体式ではないものの、熱成型式カーボンヒールカウンターを設けvており、そのままの状態で使用してみて、かかとのホールド感を向上させたい場合はユーザー自身で再成型ができる。ソール~ヒールの剛性はCX402に軍配が上がるが、重量は332のほうがかなり軽い。グランツール級の選手も愛用している。

価格(税込): 49800円
アッパー: K-Liteカンガルー革
ソール: 100%カーボン
カラー: ホワイト、ブラック
その他: スピードプレイ仕様あり、カスタムカラープログラム対応


CX301
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Boaダイアル装備ながら片足重量160g(サイズ42、インソール抜き)を実現した超軽量モデル。アッパーは人工皮革『クラリーノ』で、まるでソックスのようにしなやかな履き心地。『山の神』こと森本誠選手をはじめ、主要ヒルクライムレースの有力選手らが愛用しているほか、軽さとダイアル1個の設計がペダルのベルトと干渉しないことから競輪界でもS級の選手らが使用しはじめて話題となっている。

価格(税込): 39800円
アッパー: クラリーノ
ソール: 100%カーボン
カラー: ホワイト、ブラック、フルオ・イエロー


CX237
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牛革の表層『フルグレイン』と呼ばれる高級素材を使用したLAKEの定番・ベストセラーモデル。幅広めのラストを採用しており、日本人の足と非常に相性が良い。特に軽量性を意識したシューズではないが、足全体を均一に包み込む革特有のフィット感と優れたヒールホールド性で手に持った時よりもペダルを回している時に軽さを実感できるシューズだ。クロモリバイクに良くマッチいする、いかにもレザーといったブラウンカラーも用意されている。

価格(税込): 36800円
アッパー: フルグレインレザー(牛革)
ソール: 100%カーボン
カラー: ホワイト、ブラック、ブラウン


CX175
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革の表面をポリウレタンでコーティングした『アクションレザー』と呼ばれる本革を採用。フルグレインよりも革としてのグレードは劣るが、それでも合皮などの人工素材アッパーのシューズから履き替えると、フィット感の違いは歴然だ。2万円を切る価格で本革アッパー、Boaダイアル仕様と値段を大きく上回るつくりとなっている。15000円くらいまでのシューズを探している初心者の方には、あともう少し頑張って購入して欲しいモデルだ。

 価格(税込): 19800円
アッパー: アクションレザー(牛革)
ソール: ガラス繊維補強ナイロン
カラー: ホワイト、ブラック、レッド


FUNRiDEトレーニングキャンプ VOL.10 やまめの学校 with LAKE試着会 6月21日(水)開催!

このLAKEシューズを実際に手に取って試着でき、シューズの重要性を聞ける講座を開きます。
FUNRiDEトレーニングキャンプ VOL.10 やまめの学校 with LAKEシューズの性能を引き出す。はやまめ工房 堂城賢さんの講座を外苑前にて平日の日中と午後、2部構成で実施します。そして堂城さんが推すピュア シューズブランドのLAKE(レイク)の試着会を実施します。堂城さんが、どうしてこのシューズメーカーをリスペクトするのか…。知りたいですね!

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やまめの学校 校長の堂城賢(たかぎまさる)さんによる人気の講座を外苑前 アールビーズ会議室で開催します。スポーツ自転車において、いかにシューズに重要な意味があるのか、堂城さんに語っていただきます。そこで堂城さん一押しの100%シューズメーカーであるLAKE(レイク)のフィッティング試着会を併催。
この講座で自分に合ったシューズの見極め方を学んですぐに実際に試着できる環境をご用意します。

 

「堂城さんよりメッセージ」
安曇野のやまめの学校で教えている内容は、自転車だけではなく、どんなスポーツにも応用できる身体の使い方です。一日の講習の時間のうち半日は座学で、実際に身体を動かし「体感」していただいたうえで、その動作を自転車の上で応用するといった内容です。

やまめの学校といえば「背中を丸めない姿勢」というのはよく知られていますが、ただ背中をまっすぐにすれば良いというものではなく、同じ姿勢であっても靴の中で指がどうなているのかで全く違った身体の動きや結果になるという事にも生徒さん自身に体感していただき納得していただいております。そういった内容でスクールを進めていくと、自然にシューズの履き方や、それを使いこなすことの難しさや重要性に生徒さん自身が気が付きます。

シューズの踵がフニャフニャなものもあれば、しっかりとホールドするもの、さらに熱整形でホールドの加減を調整できるもの等々・・・どんなものを選べばよいのか迷うくらいに製品が充実しています。充実しているがために迷うでしょうし、情報も氾濫していて何を信じればよいのか分からない方が多いと思います(実際に生徒さんが安曇野に来られる理由です)。

私は身体の使い方を教えており、身に着ける物が動作に及ぼす影響は非常に大きいと感じています。シューズに関しても自分が納得できる優れた製品として、これまでBONTやディアドラ、SIDIなどを自費購入して使用してきましたが、なかでも最近巡りあえたLAKEが非常に素晴らしく、今はロード、マウンテン、ウィンターとすべてにLAKEを愛用しています。
 
しかし、どんなに良いサイクリングシューズを履いても、前述したようにそれをきちんと使いこなせなければ価値は半減してしまいます。私がLAKEのシューズを使って実感したのは、きちんと使った時にちゃんと高いパフォーマンスを発揮してくれるシューズだということです。LAKEのシューズは見ても履いても、「良いシューズ」たるための設計理念が存在するのが分かります。このシューズは正しく使ってやらないともったいない!そう思わせられるシューズです。講座ではシューズを「ただ履く」のではなく、「正しく使いこなす」方法をお伝えします。

やまめの学校に来られる生徒さんの中には、自転車しかスポーツとしてやっていない方、他のスポーツもやっている(トライアスリート等)方がいますが、圧倒的に上達するのがスピードが早いのは他のスポーツもやられている、若しくはやっていた方です。特にトライアスリートは、自転車以外の部分(スイム・ラン)での効果が大きいとおっしゃいます。
シューズの重要性も良くお解りの方も多いです。

何故世の中には「靴の中で指を掴む人」「靴の中で指を掴まない人」が居るのか、「引き足を使う人」「使わない人」が居るのか。その理由がハッキリと体感できる内容で講習を行います。

「体感できないものには根拠がない」
それを第一に考え、できない人の理由を考えて改善させていった結果が現在の座学やスクールの内容になっています。YouTubeで「やまめの座学」と検索していただくと、札幌で行ったスクールの内容がご覧になれますが、今のはもっとパワーアップしている感じです。参加者の方には、今感じているお悩みを持ってきていただき、それを解決するためには何をしなければならないのかを知っていただけたらと思います。

【開催日】
6月21日(水曜日)

【実施時間】
講座:13時半受付開始 14時〜16時/試着:16時〜17時(1部)
講座:17時半受付開始 18時〜20時/試着:20時〜21時(2部)

2部構成で実施いたします。
※ご用意する試着サイズは36~45です。それ以上のサイズの方は事前にご連絡ください。

【持ち物】
室内でトレーニング出来る服装
メモ(カメラ/スマートフォン機能でも可) 筆記用具
タオル等、汗を拭けるもの
運動をしやすい靴(スニーカーなど)
※自転車でもお越しになれます(社屋に持ち込み可能)。サイクリングシューズで御出でになる場合は、スニーカーを用いますので、ご持参ください。
※シューズ試着希望の方は普段使っているサイクリングソックスを持参ください。

お申し込みはこちらから


文:編集部 
協力:株式会社キルシュベルク
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