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2019年08月22日

空に向かって走れ!【やいた八方ヶ原ヒルクライム】開催

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 8月18日(日)に栃木県の北部、矢板市で開催された本大会は今回が6回目の開催。
主催する矢板市は、コースとなる栃木県北部に広がる高原「八方ヶ原」エリアを、ツール・ド・フランスで数々の名勝負が繰り広げられてきた峠「ラルプ・デュエズ」になぞらえ、本大会を「栃木の“ラルプ・デュエズ”」として広報に努めてきた。その甲斐もあって回を重ねるごとに参加者も増え、今回は824名のエントリーを得ている。
「前夜祭での市民とサイクリストの交流や宿泊などによる経済効果など、イベントの開催意義は小さくありません」と事務局を担う矢板市商工観光課の担当者は話す。今後も引き続き大会の質的向上に取り組みながら「自転車を活用した街づくり」を進める矢板市の中核イベントとして本大会へ注力している。

地域密着型のヒルクライム

大会当日の朝はあいにくの雨模様となったが、選手がフィニッシュする頃は晴れ間も広がり絶好のコンディションとなった。全長13.4kmのコースの大半は、陽射しを和らげる林道になっている点も参加者にはありがたい。
平均勾配7.1%と斜度がきついが、その分走り応えは十分。とくにラスト1kmは周囲の視界が一気に開け、まるで空へ向かって走っている感覚になる。
大会には地元栃木を拠点とするプロチーム「那須ブラーゼン」と「宇都宮ブリッツェン」の選手も参加して盛り上げに一役買うほか、会場には地元物産ブー スも多く並び、地域が一体となってサイクリストを迎え入れている。
「イベントだけでなく通年に渡ってサイクリストが矢板を訪れてくれるようになれば」と事務局担当者は話す。
地域密着型のヒルクライムとしての特徴を持つ本大会は、夏の定番イベントとしてさらなる飛躍が期待できる大会だ。

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雨が上がったあとは気温が上昇した木陰が選手を陽射しから守る

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コースに2箇所ある給水所ではマラソン大会のように手渡しで水が提供される

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ラスト1kmは一気に視界が開けて高原の風景に。標高950mのフィニッシュは湿気もなく酷暑の下界とは別世界

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優勝は地元矢板市の長島 教之さん(写真中央)。タイムは40分57秒39。スタートから単独で逃げ、一旦は先頭を譲ったがラスト1kmで抜き返した

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女性の優勝は御処野好美(ごしょのよしみ)さん。タイムは51分06秒48で連覇を達成。Mt.富士ヒルクライムでの年代別優勝などの戦績を持つ強豪だ


参加者の声


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親子3代で参加された丸田さんファミリー
りく君(写真中央)は8歳で初レースとのこと。ラストスパートをするために慎重に登りすぎて残念ながらタイムアウトになってしまいましたが「とても楽しかった!」と満足のコメント。これからもレースに挑戦していくそうです。がんばれ!!

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中学生2人、小学生2人で参加「COW GUMMA」
群馬を拠点にジュニアから大人まで約100名で活動しているアマチュアチーム。今年5月の榛名山ヒルクライム(群馬県高崎市)では中学生の部の1~6位を独占した強豪です。「チーム練習は毎日曜日。土曜日も可能な限り練習にあてていますが週2回しか練習できないのであとは自主練習です」とやる気がみなぎるチームでした。

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茨城の自転車ショップチーム NILS
「今日のレースは反省しかないです…」「年々タイムが遅くなってます…」と後悔? を最高の笑顔で話して頂きました。チームの皆さんは毎年参加しており、毎日曜にチーム練習に励んでいらっしゃるとのこと。来年はぜひタイムアップを目指して、喜びのインタビューをお願いします!!

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友達同士で参加 出会いは「自転車レース」
友達と参加していた高校生グループ。地元の自転車仲間と思いきや茨城、千葉、神奈川とばらばら。きっかけは自転車レースだそうで、レースでしょっちゅう顔を合わせているうちに仲良くなって参加したそうです。レース仲間っていいですね。

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つくば市の自転車ショップ強豪チーム SPACE ZERO POINT
市民レースから実業団レースまで幅広く活躍する強豪「SPACE ZERO POINT」のみなさん。今回は5名で参加。普段は筑波山で練習をしているヒルクライムを中心に活動しているグループです。バイクも格好良く、オーラ全開でした!

写真/編集部


◆やいた八方ヶ原ヒルクライムレース
https://happougahara-hillclimb.com/

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