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2017年07月30日

【第9回 グランフォンド八ヶ岳】グランフォンドのコースをリニューアル。新たに白州・武川地区をコースに追加

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第9回目となるグランフォンド八ヶ岳(以下、GFY)。今回のコースは大幅に2つのリニューアルが加わり、走り応えもあり、さらにより走りやすいコースレイアウトとなった。

まず1つ目は、コースが白州・武川地区方面へ伸びたこと。いままでのコースは山岳部を抜けるイメージだったが、白州と武川が加わったことで田園や河川越しに雄大な八ヶ岳の山脈風景を楽しむことができる。それにともないウォーターステーションとエイドステーション(第2エイドとなる)が追加されることになる。ひとつめは50km地点、白州ウォーターステーションだ。サントリーより天然水が提供されるので、ここでいったん喉を潤しておこう。2つ目の第2エイドステーション【甲斐駒ステーション せせらぎ】は59km地点。ブランド米のおにぎり(予定)、また地元シャトレーゼ白州工場よりアイスクリームが提供される。この地だからこその一品をお楽しみに!

さて、簡単ではあるがコースを走行動画と交えて紹介しよう。(以下、ルートラボのURLはNEWコースのみ)https://yahoo.jp/riqXpa

スタートは昨年と同様の清里の森から、県道11号八ヶ岳高原ラインを南下する。一気に下り、小淵沢までいくと第1エイドステーションがある。ここから八ケ岳高原線沿いに甲斐大泉駅まで緩やかな上り坂を走る。県道29号を3kmほど南下したら、今度は身曾岐神社まで折り返しの下り区間が続く。身曾岐神社通過後、従来のコースは直進するが新コースは中央自動車道を抜けて右折し県道608号へ。コンビニエンスストア、小淵沢小学校を横目に右折し、カーブのきついコーナーをぬけると小淵沢ループ橋「すずらん大橋」が。

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パノラマの眺望は素晴らしいが、停車するスペースがないので停止せず、そのまま通過すること。また当日は追い越し禁止区間とするため、自分のペースで下ろう。しばらくするとサントリー白州蒸留所が見えてくる。通過時間帯では営業をしていない可能性が高いので、残念ながら横目で眺める程度にしておこう。

ここを下ると開けた景色となり、左手の方角には八ヶ岳も見える。ゆるやかな下り基調のアップダウンを走っていくと、白州ウォーターステーションが見えてくる。しばらく進むとT字路が見える。ここを右折。すると右手の方角にシャトレーゼの工場が見える。

さらに道なりに下り基調を進む。すると県道614号と接続するT字路が。ここを右折し韮崎方面へ。さらに少し進むと白州町大坊の三差路に。
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これを左方面に進み、むかわキャンプ場を超えしばらく道なりに。アップダウンのコースを進むと第2エイドステーションの甲斐駒センターせせらぎがある。ここで小休止して、長坂への上りに備えよう。
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第2エイドステーション「甲斐駒センターせせらぎ」

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国道20号を越えて、釜無川橋を渡ると長坂までは上りだ。上り勾配が落ち着くまでおよそい2.2kmとしっかりとした距離がある。まだ序盤なので息が上がらないようにペース配分は慎重に。日野春郵便局が左手の方角に見え、県道17号にぶつかると上り勾配は落ち着く。ここからゆるやかな上り基調で長坂へ向かう。およそ第3エイドステーションの長坂までは5kmだ。

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釜無川橋からの上り区間は約2.2km

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長坂までは田園の風景の広々したルートに。

このように変化に富んだコースでぜひ走行していただきたいが、コンディションがちょっと…という場合は無理せず最初の身曾岐神社を左折してショートカットコースを走ろう(新コース区間を丸々28kmカットすることができる)。今回のグランフォンドはショートカットコースを2箇所用意しているので、状況に応じて好きなコースを選ぶことができる。ちなみにもう1箇所のショートカットコースは約85km地点だ。およそ22kmの明野・須玉区間をショートカットすることもできる。

◆走ってみた感想◆

これまでのGFYのコースレイアウトは、前半はダウンヒルを楽しみ、後半は上りで力を出し切る…というイメージだ。さらに28kmの白州・武川区間が加わることで、下り基調のアップダウンが追加されたことになる。新コースの距離はおよそ28km、獲得標高は410mほどとなる。速い人なら1時間ほどで回ることができるだろう。コース自体は非常に走りやすく、スムーズに流れるように走れた。数回渡る渓流も美しく、爽快な気分になれるだろう。

注意すべきは小淵沢ループ橋「すずらん大橋」と、コースと交差している国道20号を渡るとき。ループ橋は下りに慣れているサイクリストならその流れるようなコーナーを楽しめるだろう、が、しかし他のライダーや同じ道路をシェアする自動車などに配慮し、この区間にかんしては【追い越し禁止】になる。全てのコースに言えるが思いやりをもって道をシェアしよう。

そしてもうひとつは国道20号を2度渡るとき。大きな交差点なので信号機がありわかりやすいが、交通量は当コースの比ではない。十分に交通ルールを遵守して走ろう。

そして最後に待ち受けるのは釜無川橋を超えた先にある長坂までの上り。長坂から始まる本格山岳コースのウォーミングアップのつもりで、息が上がらないように走るといい。上りきってからも水田や青々しい田畑の風景を楽しむことができた。ときどき現れる森林の木陰も気持ちいい(注:試走は7月でした!)。大会当日は10月なので、また違った紅葉間近の初秋の風景を楽しめるはずだ。この辺りはほのかに上り基調ではあるが、強い風さえ吹かなければ快適に走れる。

 

試走にはこのバイクを使いました。

PINARELLO DOGMA F10 A82R8133

ウエアはRapha プロチームフライウエイトジャージ(ジャージ)/フライウエイトビブショーツ(ビブショーツ)
*見た目は透けるくらいの薄手の生地ながら、しっかりとした強度の繊維であることが触った瞬間にわかる。通気性はこれまで着用したウエアの中でも最も優れている部類だろう。かけ水と組み合わせると、かなりの冷却効果が期待できる。パンツの生地もこれまで使ったことがないような触り心地。柔軟でなめらかというよりも、パリッとノリを効かせたシャツのようなイメージ。こちらも涼しい。ビブショーツで涼しいという感覚はひさしく(初めてかもしれない)ないが、このビブショーツに関してはあきらかに熱かこもらない感覚がある。これを着て感じたのは諦めるしかないというイメージの夏のライドが少し楽しくなるということ。暑さに負けず外に繰り出す勇気が出る。

PINARELLO GAN S
A82R8150

ウエアはRapha クラシックジャージII(ジャージ)/クラシックビブショーツII(ビブショーツ)
ラファらしいクラシカルかつシンプルなデザインは、レースからロングライド、ツーリングまでどのようなシーンでも栄える。ジャージに使われている主な生地はポリエステル(64%)のほかにメリノウール(36%)を使用していることで、とても優しく気持ちの良い着心地だった。
そのぶんポリエステル100%よりも速乾性に関しては少し物足りなさを感じるので、しっかりとアンダーウエアで補いたいところ。背面の裾部分にバタつきを抑えるゴムを配していたり、ファスナーが直接肌に触れないようになっていたりと、細部まで丁寧に作り込まれており、有名サイクルウエアブランドとしてのクラフトマンシップを感じることができる。
ビブショーツは生地が厚めでしっかりとした作りが特徴。パットも厚めなので、長距離ライド向けといえるだろう。縫製など、こちらも作りが非常に丁寧なので、何年にもわたり愛用の一着として着続けることができそうだ。

ピナレロ・ドグマ F10 / GAN Sのインプレッションページはこちらから。

文:山本健一、小高雄人 写真;海上浩幸

協力:カワシマサイクルサプライ http://www.riogrande.co.jp/
ウエア提供:Rapha Racing
グランフォンド八ヶ岳 公式ページ:http://gf-yatsugatake.jp/
グランフォンド八ヶ岳 公式FB:https://www.facebook.com/gfyatsugatake/

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