2016年05月19日
マナー&スキルアップ! FUNRiDEトレーニングキャンプVol.4~Mt.富士ヒルクライム試走編~
6月12日の第13回Mt.富士ヒルクライムを約1カ月後に控えた5月14日(土)に、FUNRiDE トレーニングキャンプVol.4として、Mt.富士ヒルクライム試走会を行った。
講師は、Mt.富士ヒルクライムの初代チャンピオンであり、現在シクロクロスのマスターズ日本チャンピオンでもある筧 五郎さん。第1回大会からコンスタントに出場し続けている、いわばMt.富士ヒルクライムの生き字引きのような存在である。筧さんのアドバイスを受けるべく、今回約30名のサイクリストが富士北麓公園に集まった。
本トレーニングキャンプの目的は大会当日に向け、実際にコースを試走することでペース配分やコースレイアウトを確認し、各人のヒルクライムスキルを磨こうというものである。加えて、ヒルクライムコースを試走する上でのマナーに関して再確認をする場としても設けた。
事実、Mt.富士ヒルクライムのコースである富士スバルラインではサイクリストと観光バスをはじめとした自動車とのトラブルが少なくないという。ヒルクライムレースを継続的に開催するためには、やはり地元の理解が不可欠であり、普段からサイクリストにはマナーある走りが求められる。
Mt.富士ヒルクライム大会実行委員長である、渡辺正志さんも激励に訪れた
筧さんの説明に皆真剣に耳を傾ける身振り手振りを用いて分かりやすく説明する筧さん
座学のあとは、さっそく富士スバルラインの試走へ。自動車の邪魔にならないように、走力別に5~6名のグループを作り、スタッフが先導。もちろん並走は禁止。タイムアタックではないので、グループによっては、途中の駐車場で止まりながら、それぞれのペースで、5合目を目指した。
走力別にグループを分け、サポートスタッフが先導をした。Mt.富士ヒルクライムのコースは24kmと比較的長い。好記録を出すためには、試走を行うことでコースレイアウトを知り、ペース配分を考えることが重要になる
試走後は富士山5合目の雲上閣レストランで昼食を筧さんによる2回目のヒルクライム講座を実施。実際にコースを走って感じた疑問点を筧さんに解決していただき、下山の際の注意点も教えていただいた。
がんばって走ったあとのご飯は格別。お互いにMt.富士ヒルクライムに向けた意気込みを話しながら、昼食をいただく昼食後は筧さんによる、下山講座。実際に試走したことで生じた参加者の疑問にも答えていただいた
富士山5合目で参加者全員で記念撮影。おつかれさまでした!
著者プロフィール
ファンライド編集部ふぁんらいど へんしゅうぶ
FUNRiDEでの情報発信、WEEKLY FUNRiDE(メールマガジン)の配信、Mt.富士ヒルクライムをはじめとしたファンライドイベントへの企画協力など幅広く活動中。もちろん編集部員は全員根っからのサイクリスト。