記事ARTICLE
  • 記事
  • 機材・インプレッション

2016年02月16日

3モデル インプレッション Vol.10/RIDLEY編 プロローグ

151117_1D_7081

3モデル インプレッション VOL.10 RIDLEY

◆3モデル インプレッションの定義◆

エアロロード、ノーマル、エンデュランスロードと3つのカテゴリーを有するブランドをセレクトし、この3カテゴリーの代表モデルを各1台、合計3台インプレッションするというもの。ブランドのイメージ、それぞれのカテゴリーに特化したバイクの評価、3モデルを総合した印象と比較など3人のライダーが多角的にレポートします。

第10弾となるブランドはリドレー。拠点はベルギーで元々は塗装の会社だったという異色のメーカー。プロチームへの機材供給を長年にわたり行なっているので、レースフリークにはなじみ深いはず。そんなコンペティティブなリドレーからは、ミドルグレードを中心にレポート。エアロロードモデルとしてノアを、スタンダードモデルとしてヘリウムを、エンデュランスモデルとしてフェニックスSLをチョイス!

 151117_7D_3760

NOAH/フレーム形状は上位モデルのノアSLと同様で、カーボン素材のグレードを抑えている。フォークはスリットの入ったノアSLのデザインとは異なり、オーソドックスなタイプに変更している。とはいえメインフレームに用いた整流効果を高めるインモールドF−サーファステクノロジーやヘッドチューブのエアロインテグレーションなど空力性能におけるスペックはハイレベル。さらにステンレス補強を施したリアドロップアウトを用いるなどセイフティマージンも高めている。価格:285,000円(フレームセット、税抜)

 

151117_7D_3781

HELIUM/上位機種ヘリウムSLのテクノロジーを継承しており、同一のフレーム形状を用いる。フレーム素材のカーボンのグレードを抑えることで、コストパフォーマンスを高めた軽量オールラウンドフレーム。しかしながらフレーム単体重量は880gとミドルグレードとしてはとても軽量に仕上がっている。価格:271,000円(フレームセット、税抜)

 

151117_7D_3754

FENIX SL/長時間のライディングでもつねに最高のハンドリングと快適で高い安定性を確保するオールラウンド&エンデュランスバイク。フレームは独自配合の30トン、24トンのカーボンを用いたことで優れた重量比強度を実現。リアトライアングルは快適性を司り、フロントフォークの形状はエアロインテグレーションによって空力の改善を図ったいいとこ取りのバイク。価格:305,000円(シマノ・105完成車、税抜)、235,000円(フレームセット、税抜)※販売の仕様によってカラーが異なります

 


リドレーのイメージは……

山本:2000年くらいから台頭しはじめたイメージ。当時はすごくキワモノ感がありましたね。ダモクレスというモデルがすごく形状的にも印象に残っているモデル。あとはアニメかな。

菊地:そのダモクレスくらいから突然変わったよね。その前はクロス車を作っている地味なブランドだったけど、仕事でヨーロッパに行ったときに見かける程度で、こんなに注目されてはいなかった。歴史的な背景はあまり持っていないけど技術はもっているっていうイメージだな。新素材で行くんだな、と思っていたらグイグイ伸びていった。

山本:そう、2005年くらいからすごく変わった感じ。エクスカリバーをはじめとしてヘリウム、ノアという看板バイクがリリースされて。

小高:ベルギーだから体格のいいライダーがガンガン悪路で走行することを考えているのかな、っていうイメージがあって。そう考えたときに日本の環境とは少し違っていてちょっと距離がある感じがしていて。

山本:イメージはコガとかぶるなあ。どちらもパワフルな選手が乗っているイメージで、すごく強靭! っていうか(笑)

小高:最近はカラーリングもクラシック風な雰囲気もあってよそとは違ったイメージはありますね。

菊地:空力を高めるシールのようなものを使っていたり、面白いブランドだなっていう印象もある。

山本:あったあった! あの機構、マニアックで結構好きだったんですよね〜。

小高:あのブレーキをフォークに内蔵したノア ファストも印象的でしたね!

菊地:そうそう、フロントフォークにスリットをいれていたり。でも最近は逆転してオーセンティックなことをやり始めていて、でもそれって正しい進化かなって。駆け出しのころはユニークなことをして名前を売って、今は第一線で勝負するためのバイクを開発している。でも、お買い得感はつねにあるよね。特長が目立たなくなってもこれくらい走ったら満足できるよねって。


(写真:和田やずか)

リドレーのお問い合わせ先:ジェイピースポーツグループ e-mail:info@jpsg.co.jp

http://www.jpsg.co.jp/ridley/index.html

関連記事

記事の文字サイズを変更する

記事をシェアする

5,204 Views