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2017年03月09日

MCアシダから6つのお願い ~サイクルイベント参加に際して~

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いよいよ2017シーズンの開幕です。レーススケジュールを立てたりエントリー日の確認をしたりと心躍る季節がやってきました。みなさん今シーズンはどんなレースに参加されるのでしょうか。今年もFUNRiDEイベントのMCとしてみなさんのお手伝いをさせて頂きますので、よろしくお願いします。さてここでイベントを思い切り楽しむために、開催を目前に控えたTOKYOエンデューロ2017 in 彩湖を例にMCアシダから6つのお願いがあります。

 

「ウエアの選択 レイヤリング」

3月の早朝はまだまだ冷え込みますが、レースの中盤、日が昇ってくると結構暖かくなってきます。ここ10年の3月11日の平均気温はタイムトライアルを実施する7時ごろで5℃、エンデューロを開始する9時で7℃、午後になると11℃まで気温が上がります。4時間エンデューロのスタートセレモニーでは、手をさすって震えながら自家発電をされている方がいる一方で、真冬のウエアで参加して、走り出す前からすでに暑そうな方も多く見受けられます。
そこで、スタート時の気温やレース中の体温上昇に対応できるようにレイヤリングを考えてみてはいかがでしょうか。この時期に重宝するのが各種ウォーマー、シューズカバーなどの小物です。また、ウィンドブレーカーやジレも有効です。
暑すぎても寒すぎてもパフォーマンスは低下しますし、末端が冷えるとシフトやブレーキング動作も鈍ってしまうので、集団走行時に大変危険です。
私はレースに出る時はスタート前に暑すぎず、寒すぎず、“少し肌寒いかな”と感じるくらいの服装で参加しています。
【TOKYOエンデューロ2017 in 彩湖 スタート時間/タイムスケジュール】はこちらで再チェック!

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イベント当日はゲストやサポートライダーのみなさんもレースに参加します。彼らのレイヤリングを参考にするのも一つの手です

 

「コースや戦略の確認」

イベントに参加の際は、事前にコースの確認をお願いします。エンデューロではピットエリアでの注意事項のチェックもお忘れなく。レースがはじまり、集団の中に入ってしまうと、路面状況やコースレイアウトをすべて把握することは難しいです。あらかじめ試走してコース全体の様子を掴んでおくことで、レース中の安全性はぐっと高まります。
また、TOKYOエンデューロ2017 in 彩湖はチーム戦です。戦略面でいえば、交代のタイミングが非常に重要です。ピットインの回数を減らせばタイムロスは少なくなりますが、選手ひとりひとりに掛かる負担は増しますし、手元のドリンクもなくなりますよね。MCブースから見ていると、強豪チームは交代回数を極限まで減らしていますが、多くのチームは3~5周あるいは30分くらいで交代している模様です。ピット交代のサインや計測チップを巻く脚を決めておくなど、事前のチームミーティングは必須かもしれませんね。ちなみに以前私が参加した際は、交換作業がしやすいという理由でチップを右足首に巻くことにしていました。
【TOKYOエンデューロ2017 in 彩湖 コース図】はこちら

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レースがはじまり集団内で走っていると路面状況などの確認がしにくいです。あらかじめ試走をして、コースチェックを必ず行いましょう

 

「愛車の整備」

3つめのお願いは、自転車の整備・点検です。ワイヤーの弛みやクイックレリーズ、ブレーキキャリパーはしっかりと締めましょう。とくに輪行やクルマでいらした方は要注意です。それから変速機の調子が悪いという方もたまにいらっしゃいます。
レースイベントですので、メカトラブルなどのストレスなく思い切り走って、ご自身のポテンシャルを存分に発揮ください。このTOKYOエンデューロ2017 in 彩湖が今シーズンの開幕戦という方も多いと思いますので、この機に行きつけのショップで最終チェックしてもらうのもオススメです。
じつは私も先日バイクを持ち込み、冬場のトレーニングで伸びたチェーンの交換、バーテープも新調しました。洗車・注油もして気分も上々で、速くなった気すらしてきますよ。

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イベントではメカニックブースが準備されていることも多いですが、部品などの関係で、会場では対応できないケースも多々あります。愛車の最終チェックをしてからイベントへお越しください

 

「体調管理は大事」

自転車に限らずスポーツイベントの朝は早いです。金曜日の夜に早寝するのは難しいかも知れませんが、睡眠はしっかり摂って下さい。コース内はたくさんの選手が同時に走っています。不慮の事故、落車をしないためにも、最後まで集中力を切らさずレースを楽しんでください。そしてピット交代したら、給食給水も忘れずに。エネルギー不足も集中力を欠く大きな要因で、パフォーマンスも低下します。会場内ではご家族やお仲間でお弁当を作ってきたり、持参の補給食を交換していたりと、ほのぼのした雰囲気を見かけます。まさにエンデューロだからこその楽しみ方ですね。
みなさんがベストコンディションでレース当日をお迎えすることを願っています。

 

「サブイベントを楽しもう」

会場には各社ブースやお店がたくさん並んでいます。たとえばメーカーのブースでは普段は話すことのできないメーカーの方と直接お話しができます。いろいろな商品の試用や、試乗車の準備もあるそうですよ。ショップブースのサイクルマーケットでも自転車の専門家といえるショップスタッフの方々と交流がもてます。さらにはイベント限定のお買い得商品も。かくいう私も、昨年のTOKYOエンデューロで冬用ジャージをバリュープライスで購入しました。
そしてメインステージでは、今後のみなさんのサイクルライフやトレーニングが充実したものとなるようなお役立ち情報や講習会、トークショーなども開催されます。閉会までお時間はたっぷりございますので、会場を遊びつくしてくださいね。
【TOKYOエンデューロ2017 in 彩湖 出展ブース一覧】はこちら
【TOKYOエンデューロ2017 in 彩湖 サブイベントのスケジュール】はこちら

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イベント当日はいろいろなブースが出展されているので、ぜひぜひお立ち寄りください!

 

「安全な走行」

これはFUNRiDEイベントにご参加の方々には釈迦に説法ですね。とはいえ、とても重要なことですので改めてお願いさせていただきます。コース内、そしてピットエリアでは走行レーンやルールを必ず守って下さい。マナーも大事です。レースで気分が高ぶっています。ちょっと一息ついて考えて、冷静に対処しましょう。
そしてコース上ではマーシャルやサポートライダーの指示に従っていただくようお願いします。ご参加いただいているみなさんのご理解とご協力のおかげで、近年では重大な事故や怪我もなく、イベントを開催することができています。しかしながら、スポーツはつねに危険と隣り合わせであることを忘れないでいてください。みなさんに良いレースをしていただき、そして無事に家路についていただくというのが私の一番の願いです。

それではみなさんを会場でお待ちしております!大会当日が好天に恵まれますように……。

 

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MCアシダ(芦田昌太郎)

本業である役者のかたわら、自転車好きが高じて全国各地のイベントに参加している。その経験を生かし、2015年からFUNRiDEイベントではMCとして活躍中。

(文/芦田昌太郎 写真/小野口健太)

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