TPI Thread Per Inchの略称。自転車では主にタイヤを構成するケーシング1インチ当たりの繊維の本数のことを表す。26~320TPIであることが多い。この値が高いほど強度、耐パンク性能が向上する。また薄くできるため軽量性と柔軟性が得られ、乗り心地向上と転がり抵抗軽減という効果を期待できる。その反面、価格が高価となってしまう。繊維にはナイロン、コットン、ケブラー、ポリエステル、アラミドなどの素材が用いられる。廉価版、練習用タイヤはTPIが低い傾向にある。