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2017年08月02日

芦田昌太郎の「脱・使わず嫌いインプレッション」第5回 HALOヘッドバンド

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この連載も今回で第5弾。みなさん、「ようこそここへ~♪」の後はどんな歌詞を思い浮かべますか? 私は「遊ぼうよパラダイス」でした。意味のない質問ですみません。さてこの連載は、我々サイクリストの感性を悩ますアイテムを実際に試して、使わず嫌いを克服しようというもの。数ある自転車アイテムの中で、みなさんはどうやって要不要をチョイスされていますか。想像だけで要らないと決めつけてはいませんか。食わず嫌いと同じで、使ってみるまではその真価は計れないものです。そして恒例となりつつある私の食わず嫌いを発表します。それはイカスミです。スミよりも身が食べたいです……。

さて、季節も夏へと移り、どこを走っても汗との戦い。そこで今回はHALO(ヘイロ)のヘッドバンドを試してみました。このHALOは内側に「スウェットブロック・シール」なるものが付いていて、汗を額の左右に流し、目に入らないようにしてくれるとのこと。ふむ……。これは良いかも知れませんね。汗が目に入ると痛いです。日焼け止めを塗っていると地味に沁みます。走行中は危険でもあります。
私は普段、他ブランドのヘッドバンドかスカルキャップ、のんびりサイクリングの時はサイクルキャップを使用しています。いずれにせよ汗対策をしてライドしているわけですが、このHALOのヘッドバンドはどうなのでしょうか。その実力は気になるところです。

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おでこにあたる部分に配されたスウェットブロック・シールがHALO最大の特徴

 

じつはこのHALOのヘッドバンドは2年前の富士ヒルクライムの会場で購入しました。連載2回目のニーウォーマー同様、会場の熱気による「何か買いたい病」の発症でした。そして一度も使うことなく我が家の箪笥の肥やしとなっていたアイテムです。理由は後述するとして、まずは結論を述べます。

 

汗止めの必要性は高い。が、これでなくとも良いかも。

ただし、これはこのHALOが悪いということではありません。むしろ、性能はとても良いです。

 

まず汗止めに求められているポイントは「吸水性&速乾性」だと思います。この点は申し分なしです。汗をしっかりとキャッチしますし、すぐに乾くので休憩時に軽くすすいでおけば、リスタートする時も快適です。次に「肌触り」。全体的には締め付け感や生地は優しくて気持ち良いです。ただ「スウェットブロック・シール」の部分だけラバーであることの違和感があります。仕方のないことですが、好みの分かれるところかもしれません。そしていよいよHALOの肝である「スウェットブロック・シール」の機能性です。この機能を存分に試すべく、実走だけではなくHALOを装着してシャワーを浴びてみました。何と、大量の水をかぶってもあまり目に入ってきません! これ、凄いです……。

ではなぜ、機能的に優れたこのアイテムが箪笥の肥やしとなっていたかというと、ズバリその色。2年前、私の中でピンク・ブームが起きていて、マシンもブラック×ピンク、アームカバーもピンク、靴下もピンク……もちろん会場で見つけたこのHALOのヘッドバンドもピンク! しかし、家に帰って装着した姿を鏡で見ると……自転車よりもローラースケートを履いたほうが良さそうな雰囲気……映画だと「フラッシュダンス」ですね。ハイレグにヘッドバンド、足元はLAギア……懐かしいです。もう完全に80年代です。結局照れくさくて、このヘッドバンドで走る機会は一度もないまま現在に至っています。こういった小物の類はカラーリングが豊富なので、色で遊べるのが良いのですが、顔の周りはちょっと保守的になり、無難な色の方が良いみたいですね……勉強になりました。

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ヘルメットをかぶっていても、ヘッドバンドのカラーは結構分かります

先日のWEEKLY FUNRiDEアンケートにもありましたが、サイクルキャップを被る理由として、汗や雨を止めてくれるからという意見が多かったです。ヘッドバンドやバンダナ、手拭いも同じだと思います。が、考えてみると実際に汗が噴き出て目に入るシチュエーションは、信号待ちとヒルクライムの時くらいではないでしょうか。だとすれば、私はそんなにストレスを感じないので、普通のヘッドバンドでも足りるような気がします。とはいえ、また大会会場でこのHALOを見かけたら欲しくなってしまうかも知れません。その時は、もう少し使用シチュエーションに幅のありそうな黒を選ぶことにします。

 


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HALO II (ヘイロ ツー) プルオーバー

価格:2,400円(税別)

カラー:ブラック、ホワイト、レッド、ロイヤルブルー、エメラルド、ネイビーブルー、パープル、ライトブルー ※現在ピンクの取扱いはありません。

HALO HP:http://www.haloheadband.jp/cts/

 

(写真/小野口健太)

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