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2015年11月13日

パリ・ブレスト・パリ ランドヌール2015 VOL.6 三船雅彦×矢野大介&ファンライド 鼎談

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現代のパリ・ブレスト・パリは情報戦でもある。

そしてルールを駆使した駆け引きもまた、練りに練られて繰り出される。

もう次に向けた伏線は張られている。

グループ分けが勝敗を決めた

編:スタートの雰囲気はどんな感じだったんですか?

三船: Aという最初のグループだった。俺の周りはベルギー同盟軍だらけだったんだけど、パニック状態で。フランスの有力2名が居ないとね。15分遅れてスタートするBグループから、こっちへブリッジをかけてくるんじゃないかってもうソワソワしていて。

編:グロスではなく、スタート時間なんですね。

三船:Aグループにもフランス勢のメンバーはいたし、スピードも速かった。手元のメーターで35km/hはつねに出ていたかな。でもこの速度で追いつくとなると平均で37〜38km/hは必要。それってロードレースだよね。あり得へんと思っていたけど、正直みんな余裕をかましていた。他の奴らは気がついていたけど、俺は全然ほかの選手のことを知らなくて。400kmすぎのルディアックでアタック合戦があって集団が崩壊したけど、あれってBのやり合いだったんだよね。俺はBグループが追いつけないようにとどめを刺すのと、Aグループ内の小競り合いだと思っていたんだけど、朝になって周りをみたらサルの惑星状態で。すでに第一チェックポイントでBグループに追いつかれていたんだよね。Bに日本人が居たようだけどどうも120km地点くらいでメチャクチャペースが上がって遅れたらしい。

編:仮にBで出ていたら?

三船:多分そこはちぎれていないと思う。仮に次に出るとしたらどこで出るか?だよね。

矢野:それは難しいよね。次回フランス勢がどのグループで出るかわからない。次回Bグループにして、フランスが違うグループだったら終わりですよね(笑)。

三船:それがあるから早速ストラバで上位に入ったヤツをフォローしておいた。ちょっと仲良くなっておこうかなと(笑)。

編:もう始まっているんですね(笑)。

(つづく)


(写真/海上浩幸 取材/編集部)

 

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