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2015年11月19日

【パンライド ~自転車とパンのおいしい関係~】Vol.1オギノパン・ライド編 紅葉の道志みちで「丹沢あんぱん」を頬張る

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サイクリストに人気のグルメと言えば、手軽に食べられるおいしいパン。そこで、自転車乗りでもあるパン屋さんとおススメのコースを一緒に走り、お腹を空かせたところでおススメのパンをいただいちゃおうという、おいしい新連載「パンライド」がFUNRiDE(ダジャレ?)でスタート。第1弾は神奈川県相模原市、宮ケ瀬湖近くに店を構え、多くのサイクリストも立ち寄る人気店「オギノパン」。同店の自転車部のみなさんと道志みちをサイクリング!


 

山で鍛えられたオギノパン自転車部

オギノパンといえば、宮ケ瀬湖、ヤビツ峠からも近く、連日サイクリストでにぎわう人気のパン屋さん。ここにはお店のスタッフによる自転車部があり、今回はそのメンバーと一緒にサイクリングすることになった。

午前7時、オギノパンの駐車場で自転車部のメンバーと合流。この日の参加者は販売・庶務担当の荻野隆介さん、製造担当の長谷川大輔さん、経理担当の小池孝之さんの3人。自転車部のメンバーは現在5人だが、お店が年中無休で交代勤務のため残念ながら全員そろって走る機会はないとのこと。ちなみに荻野さんは1960年に創業したオギノパンの3代目にあたるが、「まだそうなるかどうか、わからないですけどね(笑)」と謙遜気味。

「今日は道志みちの方に行ってみましょう」という荻野さん。道志みちは、相模原市から山梨県の山中湖まで続く国道413号のこと。交通量も少なくて景色もよく、サイクリストにも人気の道だ。

お店を出ると、途中で国道412号をそれて県道513号に入り、鳥屋郵便局の角を右に曲がっていよいよ道志みちに合流する。

道志みちはその名の通り、道志川沿いを走る渓谷沿いの道。取材した11月半ばは紅葉シーズン真っ盛り。赤、黄、オレンジに染まった山肌が目に飛び込んでくると、何度も「止まって写真を撮りたい!」という衝動にかられるけど、そんな景色が次から次に現れるので、ぐっとこらえてペダルを回していく。

自転車部の3人は相模原が地元。「走るとなると、どこへ行っても山ばっかり。だからスプロケットも(ローギア)28を入れています(笑)」とあって、山で鍛えられた走りは軽快。長谷川さんはお店の休憩室にローラー台を常備していて、空き時間に練習することもあるそうだ。

この中で小池さんは唯一クロスバイクでの参加。半年前に買ってからひとりでコソ練(こっそり練習)を積み重ね、お店のライドもこの日が初めてとのこと。「本格的な山を走るのは初めて」だそうだが、ロードバイクに遅れることなく力強い走りを見せていた。

かくいう僕・ライター光石は、序盤のアップダウンでやや遅れ気味。さらに荻野さんに「リアブレーキが(ホイールに)触れてますよ」と指摘され、整備不良が発覚したりとダメダメっぷり。調整後、必死でみんなについていった。

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上り坂で軽快なオギノパン自転車部。さっそくひとり千切られています……

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途中の久保吊り橋で記念撮影。紅葉は鮮やかだけど、揺れるとちょっと怖い。オギノパン自転車部、左から荻野隆介さん、小池孝之さん、長谷川大輔さん

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自転車歴半年でクロスバイクに乗る小池さん。ロードバイクに負けない走り!

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道志村は、東西が約28kmあり昔から「道志七里」と呼ばれていたいう。一里(約4km)ごとに塚が建てられていて、四里塚はほぼ中間地点

「丹沢あんぱん」パワーで山伏峠を駆け上がる

道志みちには湧き水が汲めるポイント、吊り橋など立ち寄りスポットもたくさん。天気がよければ富士山も望めるそうだが、この日は雲が多くて残念ながら見えなかった。

途中、紅葉がきれいなところで一休みし、オギノパンで大人気の「丹沢あんぱん」でエネルギーチャージ。全部で10種類以上ある丹沢あんぱんだが、「つぶ」、「こし」といったスタンダードなあんこだけでなく、「ゆず」、「かぼちゃ」、「ごま」など変わり種あんも絶品。サイズも小ぶりで、サイクルジャージのポケットに入りやすいのは自転車乗りにもありがたい。これで補給もばっちり!

徐々に標高が高くなると道路沿いの気温計も8度を示すなど、かなり冷え込んできた。たまらず「道の駅どうし」に立ち寄って、今度は山菜そばやポトフで冷え切った体を温める。

ここまでくればあと一息。道の駅から先は勾配もやや厳しくなってきたが、こまめに補給した甲斐もあって12時前に道志みち最高地点の山伏峠のトンネルに到着。標高は約1100mあるものの、全体的に勾配は緩やかなので休憩しながらマイペースで走れば初心者でも上り切れる峠だ。ロードバイクより数kg重いクロスバイクで上り切った小池さんは達成感いっぱい。「山をなめてました。ロードバイクがほしいです(笑)」と思わず本音も。

さすがだなっと思ったのは、荻野さん。仲間が遅れたら迎えに行くために引き返したり、脚が攣ったらストレッチの補助をしてあげたりと、このリーダーシップと気配りは頼れる「3代目」の風格が漂っていた。

ここから山中湖まではあと一息だが、3人はお休みにもかかわらず午後3時から会議があるそうで、引き返すことに。下りは余計に寒さが身に染みたが、午後2時にはお店に帰着。「寒かったけど、紅葉がきれいでよかった」と往復90kmのライドに大満足のまま、みなさんお仕事モードへ。お疲れ様!

次回・パン編では、オギノパンのパンとお店の魅力に迫ります!

 

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「大渡水くみ場」で湧水を補給。山梨百名山のひとつ大室山から500mに渡って水道管を引いているという

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紅葉に囲まれて食べる「丹沢あんぱん」は格別! 自転車談議にも花が咲く

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標高が高くなると、落葉した木々も目立ってきた

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道志みち最高地点、山伏トンネルに到着。お疲れさまでした!



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オギノパン・本社工場直売店
神奈川県相模原市緑区長竹2841
TEL 042-780-8121
営業時間:9:30~18:30(年中無休)
工場直売店のほかに東京・神奈川に常設店が5店ある。10種類以上のバリエーションがある「丹沢あんぱん」、神奈川フードバトル2年連続金賞を受賞した「あげぱん」などが人気。
http://www.ogino-pan.com/



 

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