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2018年06月25日

【5thステージ参加者募集中!】「みんなのタイムトライアルジャパン4thステージレポート」筧五郎さん参戦で、みんなタイムアップだ!

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「みんなのタイムトライアルジャパン」2017-18シーズンはいよいよ終盤戦。第5戦は7月16日(月祝)に開催され、現在参加者を募集中です(http://www.timetrial.jp/5th-stage)。本記事では、第5戦と同会場となる千葉県成田市の下総フレンドリーパークで開催された第4戦(5月12日)の模様をお届けします。第4戦では、Mt富士ヒルクライム初代チャンピオンの筧五郎さんがゲストライダーとして登場。参加者と熱いバトルを繰り広げました。


 

筧さんと上位ライダーがデッドヒート!

全6ステージで争われる「みんなのタイムトライアルジャパン」2017-18シーズン。第4ステージの舞台は、第1、第2ステージと同じくまさにこのイベントのホームとも言える下総フレンドリーパークだ。
11月の第1ステージ、1月の第2ステージとは打って変わり、この日は最高気温25℃と初夏の陽気。風も穏やかで絶好のTT日和となり、セミクラシック(3周=4.5㎞)、クラシック(6周=9km)合わせて40人の健脚自慢が集まった。

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初夏の陽気に包まれた下総フレンドリーパーク。ゴール前の上りがタイム短縮のポイントだ
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タイムは会場内のモニターでリアルタイムでチェック。果たして何位になったかな?

今回はゲストライダーとして富士ヒルをはじめ数々のヒルクライムで大活躍し、ここ下総で行われた昨年の店長選手権でも優勝した筧五郎さんが参戦。NHK「チャリダー」に出演し、明るいキャラクターでもおなじみの筧さんは、参加者からも人気で「五郎さん、五郎さん」と話しかけられたり、一緒に写真を撮ったりと触れ合う場面も。その筧さんは、オープン参加でクラシック男子1番手で出走。12分05秒762と過去の優勝タイムを上回る圧倒的なタイムを叩き出す。

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ヒルクライムもTTも速い! 筧さんが圧巻の走りを披露

このタイムに刺激を受けたのか、表彰台の常連メンバーも奮起。第1ステージ優勝のアンディ・ウッドさんが12分07秒035と約1秒差に迫ると、第2ステージ優勝の香野祐一さんが12分03秒914と約2秒上回り、堂々のシリーズ2勝目を飾った。コンディションこそ違えど、自らの第2ステージの優勝タイムを40秒以上更新する快走だった。

ラップタイムを見ると、筧さんは1周目に1分57秒980と全体の最速ラップを記録するも、後半はやや失速。その一方で香野さんは2分からほぼプラスマイナス1秒以内にラップをそろえていた。「悔しい! 前半突っ込みすぎた! 最初に走った僕のタイムが基準になったのかな」とゲストながらも、やはりレースとなると負けず嫌いなところを見せる筧さん。あらためてペース配分の重要さを再認識した大会となった。なお平均時速をポイントに換算したランキングでは、以前、アンディ・ウッドさんがリードを守っている。

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安定したラップタイムを刻んだ香野祐一が、シリーズ2勝目!

 

筧五郎さんの極秘(!?)トレーニングを伝授

 
レース終了後は、筧さんによるプチセミナーを開催。記憶に新しい平昌オリンピックで活躍したスピードスケート選手らの前傾姿勢はTTポジションにも通じると筧さん。「(クラシック優勝の)香野さんもスキーをやっていたというから、前傾姿勢の作り方がうまいんだと思います」と分析していた。

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スピードスケートやアルペンスキーと同じく、自転車も前傾姿勢が大事!

さらに、筧さんが毎日自宅で行っているトレーニングも公開。体幹トレーニングのひとつであるプランクを応用したもので、バランスボールの上に板を置いてその上にヒジをついて、体をまっすぐにした状態で維持する。自転車の上で力強い乗車姿勢を作るのに最適なトレーニングで、筧さんは「ジロ・デ・イタリアのハイライト動画を見ながら毎日寝る前に約4分続けている」とのことだ。

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筧さん流の体幹トレーニング。この日、上位に入ったライダーでも数10秒で体がプルプルしてくるほどきつい。筧さんはこの姿勢で脚にペダリングの動きも加える

多くのサイクリストと親交を温めた筧さんは「とてもアットホームな感じがいいですし、関東のホビーレーサーとコミュニケーションがとれたのもよかった。毎回、ここのコースでやると定期的な体力測定みたいになっていいんじゃないかな。負けたのは練習不足だったけど、悔しかった!」と、振り返っていた。

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東京千駄ヶ谷の自転車ショップ兼カフェの「盆栽自転車カフェ」が、下総にも登場! この日は暑かったので、手作りのブラウニーなどを冷やして提供。手作りのりんごジュースや淹れたてのコーヒーもサイクリストに人気

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ニッスイのスポーツEPA「SPORTS EPA ULTRA PURE」、「SPORTS EPA ACTIVE CONDITION」は青魚に多く含まれる必須脂肪酸「EPA(エイコサペンタエン酸)」を配合したサプリ。EPAは、いわば血液をサラサラにする体の潤滑油。持久力アップ、ダイエット効果、筋肉痛の緩和など多くの働きが見込まれ、筧五郎さんをはじめ自転車界でも多くのアスリートが愛用。ブースにも興味津々のサイクリストの姿が

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イベントの締めくくりはじゃんけん大会! 最後まで勝ち残った人にはスポーツEPAや盆栽自転車カフェのスイーツセットをプレゼント!

 

ライバルたちも笑顔の表彰台

表彰式のプレゼンターを務めたのは筧さん。優勝者にはニッスイの「スポーツEPA」と「盆栽自転車カフェ」のスイーツセットが副賞として贈られた。数秒差の争いを繰り広げたライバルたちも表彰台ではみんな笑顔!

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◆クラシック男子

優勝:香野祐一さん(左2人目)

2位:ウッド・アンディさん(右2人目)

3位:山倉幹丈さん(左)

ただひとり筧さんのタイムを上回った香野さんが、今シリーズ2勝目。「試走したときに前回と比べてタイムが出そうな感覚があったので、試走のタイムを基準に挑みました。最後は意識が朦朧としてきましたが、仲間に声をかけてもらってハッとしました(笑)」と全力を出し切って満足そう。

ポイントリーダーのアンディさんは3戦連続の2位で「毎回2位だよ」と、かわいい息子さんたちの前でちょっと落胆気味。筧さんからは「フレームが小さすぎる」と指摘を受けていたが、次回巻き返しなるか?

山倉さんは、ここ下総では3戦連続の3位。「上の2人がパワーがありすぎですね(笑)。実は下総のようなテクニカルなコースは得意じゃないんです」。

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◆クラシックU-18男子

優勝:當麻佑哉さん

自転車歴1年の高校2年生、當麻さんが優勝。「前回からアドバイスいただいたので、速く走れました。今日は80点。まず体力をつけて、ペース配分も頑張っていきたいです」。将来はトライアスロンにも挑戦したいとのことで、「いくつになっても自転車を続けていきたい!」。

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◆セミクラシック男子

優勝:大竹淳さん

2位:大木孝俊さん

3位:西川正隼さん

セミクラシック3連勝の大竹さん。「ちょっと2周目にタレてどうなるかと思ったけど、3連覇目指していたので勝ててよかった。次はクラシックに出るかもしれないので、表彰台目指したい」。

2位の大木さんは「大竹さんには修善寺クリテで負けたので、仕返ししたかったけど返り討ちに会いました(笑)。TTJは初参加ですが、トラックをやっていたので1kmまでなら得意です。最後はタレてしまったので、次リベンジします!」

3位の西川さんは「試走のときは坂はそうでもないと思ったけど、3周連続はきつかったです。下総は2回目ですけど、今日は暖かくてよかったです」

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◆セミクラシック女子

優勝:石井美絵さん

今回女性唯一のエントリーとなる中、石井さんが開幕4連勝。「前回は寒さとの戦いだったけど、今日は風もなくて走りやすく、力を出せたと思います。次は仲間も連れて対戦したいです!」。

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セミクラシックU-18男子

優勝:山本澪さん

2位:ウッド・ルークさん

3位:ウッド・マークさん

優勝は、高校3年生の山本さん。「最初飛ばしすぎてしまって、ペース配分が難しかったです。作戦を練ってたんですけど、頭から抜けてしまい、目標タイムには全然届かなかったです」。所属している学校の自転車部はファンライド中心だが、自身は「競技をやっていきたい」と気合十分。

2位、3位はTTJではすっかり人気者のルークくんとマークくんの兄弟。

 

参加者の声

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タイムトライアルはこれが初めてという佐久間毅さん。「出し切ったような出し切れなかったような……、3周は短くて、脚が回り始めたら終わった感じです(笑)。TTには興味があって、TTバイクはまだ持ってないけど、どんなレースかなと思って今日は参加しました」。

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第1ステージ以来2度目の参戦となる村田健さん。「ペース配分はうまくいったかなと思います。身体を壊したりして2戦目も、前回の彩湖も走れなかったので、その分をぶつけました。前回失敗したところをリカバリーできたかなと思います」。

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セミクラシック3位に入った西川正隼さんの自転車はチタンフレーム。「いろいろチタンで固めています。TTは自分との戦いが魅力ですね」。

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第2ステージ以降、かなり走り込みを積んできたという清水啓一さん。「前回の1月は寒くて追い込めなかった。今日は暖かかったし、1月以降ひと月1000km練習してたのでその甲斐がありました。少しは速くなったと思います。TTは落車が少ないし、自分との戦いが楽しいですね」。

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「彩湖のTTに出て面白かったので、埼玉から遠征してきました」という日暮明さん。「めっちゃ疲れました。初めてのコースだったので動画をチェックしてきたんですが、それよりアップダウンがきつくてコーナーも速かったです。睡眠時間も足りなかったんですが、5位に入れてよかったです。次も出たいです」。

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来日18年目、自転車歴6年のフランス人、クロイジ・フィリップさん。「このコースはエンデューロで走ったことがあったけど、TTは走り方が違う。一人で走るのは大変、息切れしてしまいましたた。準備も脚の力も足りなかったね。僕はツール・ド・フランスのレベルじゃないよ(笑)」

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彩湖に続いて参戦の品岡寛さん。「最初速く走りすぎて、後半バテバテ。タイムを見る余裕がなくて1周目は2分00秒台だったけど、だんだん遅くなっているのに気づけなかったです。でも彩湖ではトップに1分差をつけられたけど、それよりはよかったので楽しかったです」。「EROX」という見慣れないバイクは自身でスイスから輸入したもの。「以前、スイスに住んでいたときに、近くにあったお店のバイクです」。

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2度目の参戦という三好竜介さんは、TTは自分と向き合うのが大切という。「1人で走って何が楽しいんだと思ったら、楽しかったです。短い時間で強度を上げないといけないので、1時間のレースよりきついですね。周りに人がいないので、自分との対話になるんですが、気持ちで負けました(笑)。修行しているような気分です。レース前に速い人の準備を見るのもいい練習になりました」

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全ステージ参戦中の藤田丈晴さんは、「ランキング3位なんで、それを守りたいモチベーションもあります」。しかし、この日は「走っている途中でシートポストが下がってきて、きつい状況でした」と苦戦。自転車はTTバイクではなく、エアロロードにDHバー、バトン&ディスクホイールを装着。「日本のTTはアップダウンのあるコースが多いので、この方がいいかなと思います」。

 

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最後は筧さんとみなさんで記念撮影! 練習もレースも頑張ろう!

 


みんなのタイムトライアルジャパン第5戦は7月16日(月祝)開催!
エントリーは7月9日(月)まで! みなさんの参戦をお待ちしております!

詳細はこちら ⇒ http://www.timetrial.jp/5th-stage

今回はゲストとしてハムスタースピン代表 福田昌弘さんが参戦! レース後にプチセミナーも実施しますよ!


 

(写真/光石達哉)

 

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