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2018年03月15日

魅力溢れる伊豆半島で極上サイクリングを【前編】

「国内外のサイクリストの憧れを呼ぶ聖地”ふじのくに”」を目指す静岡県のサイクリングに関わる取り組みも発表。
ふじのくに サイクルスポーツ県づくり加速化推進事業と銘打った、事業に取り組む。静岡県サイクルスポーツ協議会に位置付けられている地域ごとの特性に応じた事業を実践する団体によって行われる。この西伊豆なら例えば今回のようなツーリズムも一例といて事業展開されるのであろう。根幹には東京オリンピック・パラリンピックの自転車競技の機運醸成策だ。この東部・伊豆地地域全体で歓迎機運を盛り上げて、国内外に発信しつつ、サイクルスポーツをレガシー(資産)としての体制構築を急いでいる。具体的な施策のひとつを挙げるとサイクリストの受入環境の整備だ。
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自転車のピクトサインは3kmおきに配置される

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矢羽根は今回のルートとは反対の進行方向に配置されている


・安全で快適なサイクリング環境→伊豆地域で矢羽根型路面常時の整備
これは自転車の安全で快適な走行空間を創出するために、車道上に設置する青い路面表示のこと。幅45cm長さ90cmの矢羽根が40m感覚で設置され、サイクリスト・ドライバーの双方に注意喚起を促し、安全で快適なロードシェアリングをサポートする。
・設置ルート
伊豆半島の沿岸部を周回し、西海岸から富士山が望める風光明媚な約200km
伊豆半島の中央を南北に縦断する自然豊かな山間ルートの約40km
半島横断ルートは約20kmだ。オリンピック競技会場となる伊豆ベロドロームを中心に伊豆半島を東西に横断するルート
・バイクピットの設置
無料で使えるスポーツバイクの駐輪スペースを県東部、伊豆地域の道の駅・鉄道駅・飲食施設等に約50箇所配置する。さらにスポーツバイク用の空気入れや工具などの無料貸し出しを行う。
・公共機関での自転車対応(モーダルミックス)
サイクルラックバス、サイクルトレインなどの公共機関にそのまま自転車の乗り入れができる。
・レンタサイクルステーションの設置
電動アシスト付き自転車のクロスバイクやミニベロも乗り捨てができるレンタサイクルステーションを伊豆地域に19箇所設けている。
・スポーツ大会、合宿誘致
2020年を見据えて自転車競技にとどまらず、プロスポーツの連携、国内大学生などの合宿誘致。さらに各種スポーツ大会やスポーツ合宿誘致の推進。
上記以外にも多くの推進事業に取り組む。
関連URL:http://hellonavi.jp/cycling/index.html

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【後編】にて、90kmの半島コースをご紹介します。乞うご期待

写真と文:山本健一
関連URL:静岡県東部地域スポーツ産業振興協議会 https://www.east-sport.org/
ハローナビしずおか http://hellonavi.jp/cycling/index.html
リンケージサイクリング http://linkagecycling.com/
伊豆88遍路 http://izu88.net/

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