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2018年06月21日

【第15回Mt.富士ヒルクライム】最初で最後!? 15周年記念イベントを見逃すな!

記念すべき第15回大会となった今年の「富士の国やまなし 第15回Mt.富士ヒルクライム」。大会前日の6月9日には、15周年記念の今回限り(!?)となる特別イベント「スプリント・オブ・富士山」と「15th anniversary パレードライド」が開催された。


 

富士山の麓、最速王決定戦! 
TTとスプリントで競う「スプリント・オブ・富士山」

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ヒルクライム前日はTTで勝負!

富士ヒル前日の9日午前、「みんなのタイムトライアルジャパン」特別戦として、「スプリント・オブ・富士山」が開催された。コースは、富士ヒルのスタート地点の手前、富士すばるランド近くのほぼ直線の公道。距離2.5km、平均勾配は4.5%あり、TTとはいえ、もはや富士ヒルの10分の1を走るようなコースで、本番前の最後の刺激入れにはちょうどいい!?

高原の爽やかな晴天のもと、約30人の参加者は想像よりもきついコースで全力を出し切り、ゴール後はうずくまってしまう人も。前半の個人TTでは、ツール・ド・おきなわ市民210kmなど数々のレースで優勝経験がある最強ホビーレーサー、高岡亮寛さんが5分17秒518と2位に24秒差をつける圧倒的なトップタイムを叩き出した。

しかし、これだけでレースは終わらない。「スプリント・オブ・富士山」の名の通り、最後は個人タイムトライアルの上位1~4位、上位5~8位で4人ずつ同時スタートの決勝戦を行い、富士山の麓でNo.1スプリンターを決定する。ここでも高岡さんが、僅差のスプリントを制し、最初で最後のチャンピオンとなった。

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上位4人の決勝をスプリントで制したのは高岡亮寛さん(写真右)。「スタート直後から駆け引きの連続だったのですが、素直にうれしいです」

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女子優勝は望月美和子さん。「優勝はもちろん狙っていました。ヒルクライムの方が得意なのですが、勝ててうれしいです」。望月さんは、翌日の富士ヒルも主催者選抜クラス女子で優勝し、二冠達成!

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B決勝を制して5位入賞の加藤淳一さん。「アタックが何度かかかったのをうまく吸収して、勾配が緩くなったところで自分がアタックして開いたので、勝利を確信しました。楽しく走れました」

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バルセロナ五輪・自転車ロード代表の藤野智一さん(現なるしまフレンド神宮店店長)もゲスト参加。惜しくも決勝に残れなかったが、「試走の時は悪い感じじゃなく、イメージ通り走れたんですが残念でした。8位以内に走って、もう1回走りたかったですね」

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TTのイベントは初参戦という鶴田光次郎さん。「近くの坂でガーミンのセグメントで1位を獲ったので、こっちはどうだろうと力試しで参加しました。オールアウトになってきついです。できれば、8位に入ってもう1回走りたくはないです(笑)」

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向井宗一さんは、岡山県から富士ヒル初参戦。「TTは初めてで疲れましたね。途中でバイクカメラが並走してきたので、頑張りすぎました(笑)。15周年記念イベントだし、遠くから来たのでせっかくだから2日間楽しみたいと思って参加しました」

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表彰式では、男子優勝・高岡さん、女子優勝・望月さんによるシャンパンファイトも! 「チャンピオンジャージもいただけて、初めてシャンパイファイトもできてうれしかったです」と望月さん

 

富士吉田市民のみなさんも応援!
「Mt.富士ヒルクライム 15th anniversary パレードライド」

 

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スタート地点に集まったパレード参加者のみなさん。アントキの猪木さんは「腰が痛くて」自転車に乗れず、先導者から応援!

 

9日午後、第15回大会を記念して、富士吉田市街地を巡る「Mt.富士ヒルクライム 15th anniversary パレードライド」を開催! パレードライドは第10回大会に続いて2度目で、今回は約120人が参加。コースは富士吉田市立明見小学校から、富士ヒルの会場である富士北麓公園まで走る約10kmだ。

ペドロ・デルガドさん、今中大介さん、日向涼子さんら豪華なゲストも一緒に走り、アントキの猪木さんも先導車から参加者に声援を送った。沿道では、子どもからお年寄りまで富士吉田市民のみなさんが第15回大会記念の青いバンダナを振ってサイクリストたちを応援。市街地を抜けた後半はそこそこのヒルクライムコースで、最後はちょっとヘトヘトになりながらも、みんな笑顔でゴールした。

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ゲストライダーの日向涼子さん(左)、今中大介さん(左3人目)、ペドロ・デルガドさん(右3人目)ら。参加者の中には、「ペリーコ(デルガドさんの愛称)と一緒に走りたかった」という女性ファンも

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沿道では富士吉田市民のみなさんが、第15回大会記念のバンダナを振って応援してくれた

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沿道の声援に笑顔の日向さん「市民の方々の応援がうれしかった。後半苦しかったけど、楽しかったです」

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地元・河口湖町出身で2015年富士ヒルチャンピオンの中村龍太郎さん(前列左)がパレードを先導。「地元の人がバンダナ振って、がんばれって言ってくれたのがうれしかった」

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自転車歴1年足らずの初心者ばかりのチームという「cojica」のみなさん。「もちろん、富士ヒルも初めてですが、ブロンズ目指します! パレードはお祭りなので、参加しました!」

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埼玉のチームフラミンゴのみなさん、。佐藤行夫さん(左2人目)、山本弘幸さん(左)は、富士ヒル15回連続出場の皆勤賞で、ステージ上では15回連続参加者表彰も受けた。「第10回のときのパレードも参加しましたよ!」。この日はロード世界王者ペーター・サガンファンの佐藤さんにつきあわされて、みんなでレプリカジャージ

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「今日は天気悪いので、オレが富士山の代わりです!」と、パレード中もひときわ声援を浴びていた富士山。「これで自転車に乗るのは、風を通さないので結構きついです」と語っていたが、翌日の富士ヒル本番もこのコスチュームで上っていた!

 

豪華ゲストが多数参加!
ステージイベントも盛りだくさん!

 

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80年代にツール&ブエルタを制したレジェンド、ペドロ・デルガドさんのトークショー。自らが携わるデント病のチャリティーについてお話された。かなりの日本びいきでもあり、「3人の子どもが日本語を勉強しているんだ。今回はひとりで来たから、うらやましがられたよ」とのエピソードも

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15回連続参加者を表彰! 浅川大会会長から、賞状と記念品が贈られた

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富士ヒルレジェンズトークショーでは、富士ヒルではおなじみになった今中大介さんと日向涼子さんに加えて、第1回のチャンピオン 筧五郎さん、今回初参加の塚越さくらさんが登壇

 

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毎年恒例となったグリコパワープロダクションステージ!

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ヒルクライムウエアリング講座 by レリックではヒルクライム後の下山に役立つウエアの着こなし方を伝授

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目指せブロンズ&シルバートークショーでは、90分切りサポートライダーの藤野さんと75分切りを目指す芦田さん、小高が明日役立つアドバイスを披露

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すっかりおなじみとなった富士ヒル応援団 ロイックスガールズも壇上からエールを送る。当日は一合目下駐車場から参加者を鼓舞した

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ウエルカムパーティーで挨拶をする浅川大会会長と渡辺実行委員長

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アントキの猪木さんオンステージで、サイクリストに闘魂注入!

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富士ヒル恒例の大抽選会! スコットのマウンテンバイクなど今年も豪華景品が目白押し!

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会場でのんびりと過ごす参加者も多かった

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富士北麓公園・陸上競技場内で行われたサイクルEXPOには、約70ブランドのブースが並び、多くの人が足を止めていた

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15回記念の特設ブース展示では、過去14回の歴史を振り返る特別ムービーも放映
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1万人全員の名前が載った特別タペストリーで自分の名前を探す参加者のみなさん
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機織の街として知られる地元富士吉田市とコラボした、「ハタフェスミニマルシェ in  Mt.富士ヒルクライム」も初開催!

 

(写真/小野口健太 武智佑真)

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