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2016年01月21日

自転車で痩せていますか?【FUNRiDEアンケートより】

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「みなさんはスポーツ自転車に乗って痩せましたか?」WEEKLY FUNRiDEでアンケートをとったところ以下のような結果となった。

1位 少し痩せた(2~3kg) 75人
2位 変わらない 60人
3位 かなり痩せた(10kg前後)46人
4位 痩せた(5kg前後) 45人
5位 太った 5人
6位 10kg以上痩せた 4人

変わらないと答える方もいるなかで3人に2人の割合で少ならず体重が減ったとの回答があった。
実際にサイクストと接しているショップの方はどう感じているのか、また痩せるための秘訣をBEX ISOYA 晴海の鈴木太地店長に伺った。

編集部(以下編):鈴木店長のお店はこれからスポーツ自転車に乗りはじめたいというお客さんも多いように感じています。「痩せること」を目的にしてスポーツ自転車の購入を検討される方は多いですか?

鈴木店長(以下鈴木):多いですよ。ただ直接的に“痩せる”という目的よりも「運動不足を解消したい」や「移動手段としてフィットネスを取り入れたい」と話される方が多い印象です。

:なるほど。効率的にフィットネスしたり、シェイプアップするため、店長がアドバイスしていることはありますか?

鈴木:1日30分でもいいから継続的に乗ることをおすすめしています。たとえば週に1回がっつり走って、そのことに満足して食べる量も増えちゃうようだと体重は減らないですよね。
散歩や通勤など、「スポーツ自転車で走る機会」を生活のなかに小まめに取り入れることを習慣にすることが大切です。次のステップとして、少し遠回りなどをして走る距離を伸ばすなど工夫していきたいですね。無理のない範囲で取り組むと良いと思います。

:スポーツ自転車に乗っているからといってずっと体重が減っていくわけではなく、やはりどこかでストップしますよね。

鈴木:そうですね。乗りはじめて脂肪がどんどん落ちて、ある時期減量が停滞することはあります。それは脂肪の代わりに筋肉がつきはじめたからかもしれません。体重だけを見るのではなく、体脂肪も測ってみるとより自分の身体の変化が感じとれると思います。あと、筋肉がついてくると見た目にも締まった身体になっていきます。
また、フィットネスとしてスポーツ自転車に乗っていて作れる体型から、いわゆるアスリート体型へとさらに身体を絞っていきたいとなると「フィットネス」から「スポーツ」に考え方をシフトしなければいけません。その差は結構大きいですよ。たとえば僕は現役時代から10kgほど体重が増えていますが、一般的なBMI指数で見ると今が標準の体重です。
アスリートの方向に向かってがんばっていきたいのか、無理のない範囲で体重を減らしたいのか、お客さんがどこを目指しているのかがとても重要なので、コミュニケーションをしっかりとるように普段から気をつけています。

:自分は全然体重が減らないんですけど……。

鈴木:そういう方も多いですよ。原因として多いのが、スポーツ自転車に乗っている時に「飲まない・食べない」で、走り終えてから一気に「ドカ飲み・ドカ食い」しているというケース。

:あ、当てはまる……。

鈴木:走っている間に補給を我慢して、血糖値が下がった状態で一気に食べ物を摂取するとインスリンの分泌が促進されます。結果脂肪を溜めやすくなってしまうんです。乗っているあいだに小まめに飲んだり食べたりし、血糖値を保っておきたいです。走ったあとは、カロリー消費のサイクルも終わっているので、食べ過ぎない方がいいですよね。
あと、ゼエゼエハアハアするぐらい強度を高めてしまって、短時間のライドで満足しちゃうのも良くないです。しっかり脂肪燃焼効果の高い有酸素域の強度で走ることが大切です。
それとなんと言っても普段の生活を見直すというのは大事ですよね。せっかくローラー台で汗を流してもそのあとご飯を食べて、すぐ寝たら誰でも太ります(笑)。

:今の時期だと年末年始の不摂生で体重の増加が気になる方も多そうですが、アドバイスはありますか?

鈴木:それが結構難しいんですよね。あまり焦らずに減量に取り組むことを意識しておいた方がいいですね。年末年始に太ってしまったからといって、焦って一気に減量しようと練習強度を上げると逆効果です。しっかり脂肪燃焼効率の良い運動を一定負荷で続けることが大切です。もともと冬は痩せずらい季節なので、夏場と同じように減量しようと考えずに長期的なイメージで取り組むこともポイントです。
あとは先程説明したようなポイントを押さえていれば、ゆっくりでも体型はもとに戻っていくと思います。

:鈴木店長がプロで活動されていたとき、ほかに体型を維持するために取り組んでいたことはありますか?

鈴木:普段の食事に注意を払ってました。「食べるタイミング」と「食べる順番」そして「食べるもの」。この3つを気にするだけでもずいぶん違います。一口ずつしっかり噛むために、食べ物を口に運ぶたびに箸を置くようにしてみたり、ごはんとおかずの配分を変えてごはんを多く食べないようにしたり工夫していました。
減量に関しては、これまでスポーツ歴や、それぞれの基礎代謝量、回復力などで、人それぞれ正しい取り組み方が違ってきます。決して無理はせず、楽しくスポーツ自転車に乗りながら、自分のペースと方法を見つけるように意識してほしいですね。

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鈴木太地さん

高校時代から自転車競技をはじめ、国内外のプロレースで活躍。2005年に引退し、2015年1月からBEX ISOYA 晴海店店長を務める。TREK 認定フィッター。

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BEX ISOYA 晴海店

東京都中央区晴海3-10-1 グラスシティ晴海

営業時間:11:00~20:00(平日、土曜) 11:00~18:30(日曜・祝祭日)

定休日:水曜日

Tel:03-5859-5137

HP:http://www.bex-isoya.com/?page_id=120

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