自転車用語集GLOSSARY

3T

1961年にマリオ・デディオニッギによって設立。工員として働いていたエンジニアのデディオニッギは、彼のアイディアを取り入れたハンドルバーとステムの製作・販売をしたことに始まる。3Tは当時「3TTT(テクノロジア・デル・チューボ・トリネーゼ:伊、テクノロジー・チューブ・トリノ:英)」と呼ばれていた。名前の由来はイタリアのトリノの街に由来する。それまで軽量な鋼で制作されていた自転車の部品に、さらに軽量にできるアルミニウム合金をハンドルバー・ステムなどの重要な部品に採用したことで知られる。1975年、3TTTの名を有名にした世界初の7075アルミハンドルバーは「240g」という軽さ。現代のアルミハンドルバーと同等の重量である。