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2019年06月09日

【第16回Mt.富士ヒルクライム選抜クラス速報レポート】佐々木遼さん(Team GOCHI)が初優勝

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序盤から激しい展開に。4人を軸にレースが動く

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雨模様の第16回Mt.富士ヒルクライムの選抜クラスは出走87人というここ数年で最も多い出走となった。
計測開始直後、料金所からファーストアタックを決めたのは昨年も序盤から仕掛けた大野拓也さん(OVERHEAT天照)。
それを追走するのは、森本誠さん(GOKISO)。自ら集団を牽引し、乗鞍優勝の中村俊介さん(SEKIYA)やジョン・エブセンさんらにチェックされるなか、積極的な走りが印象的だ。
自らも先頭を引くが、アタックにも反応する王者の走り。調子がいいのだろうか? 雨に打たれながら走るその表情からはコンディションを探ることはできない。
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積極的に動いた森本誠さん。レースを動かした

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クラブチームの天照勢がアクティブだった

序盤から集団から抜け出そうと激しいアタックが続く。それに反応し、触手を伸ばすアメーバのような動きを集団がみせる。勾配がきつい一合目付近にも関わらずロードレースのような展開だ。それでも集団が大きく崩れることはない。あっというまに緩斜面の区間に突入。アタックがかかると取材車の加速が間に合わないほど。台湾からの刺客、エブセンさんは4〜5番手に位置し、展開に備える余裕の走り。
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ハルヒル優勝の加藤さんも見せ場を作る

レース中盤ではハルヒルで優勝した加藤大貴さん(COWGUMMA)、エブセンさんらの動きが活発になる。集団のペースが緩もうものなら抜け出しを図ろうとペースを上げる。
その後、一瞬スピードが緩んだところで、池田隆人さん(Team ZWC)が10秒ほどのギャップを稼いで先行。集団は容認し、10〜15秒ほど先行し一定距離をキープして進む。終盤の大沢駐車場を過ぎたあたりで集団が活性化し池田さんを捉えてカウンターアタックがかかる。そして本命のエブセンさんが強烈なアタック。追走したのは序盤に先行した大野さんのみだ。しかし、体を揺らしながら踵を落としグイグイとビッグギアを踏む台湾KOMチャンピオンのスピードは圧倒的だった。
ほどなくしてエブセンさんが単独先行となる。決定的な大きな差を生み出すが、22km地点の奥庭公園で抜け出した追走集団が平坦区間で猛追。ゴール前でエブセンさんを捕らえ、7人のゴールスプリントに。ここで頭一つ抜けだしたのは佐々木遼さん(Team GOCHI)。
昨年チャンピオンの田中裕士さんをリスペクトしているという佐々木さんは、田中さん本人が認める実力者だった。
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第16回目のチャンピオンはスプリントを大差で制し力強いガッツポーズを見せる。
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昨年、田中裕士さんが達成した未踏の57分10秒に30秒及ばなかったものの、57分43秒という素晴らしいタイムで優勝。選抜クラスでは新設した1時間切りのプラチナフィニッシャーリングを22名が達成している。
終盤までトップを含む大集団でのレース展開となり上位35位でも1時間1分以内という、悪天候ながらも高速レースだったことがわかる。

以上、速報大会レポートでした。第16回Mt.富士ヒルクライムレポートは、準備が整い次第公開します! お楽しみに。

選抜クラス男子 上位入賞者
順位/氏名/タイム/トップ差

1/佐々木 遼/0:57:43
2/濵野 巧勝/0:57:45/0:00:01
3/西村 育人/0:57:45/0:00:02
4/加藤 大貴/0:57:46/0:00:03
5/大野 拓也/0:57:46/0:00:03
6/森本 誠/0:57:46/0:00:03
7/宿谷 英男/0:57:47/0:00:03
8/大島 浩明/0:57:53/0:00:10

写真:小野口健太

第16回Mt.富士ヒルクライム公式サイト:https://www.fujihc.jp/

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