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2016年08月31日

NISHIGOバイシクルフェス 2016 大会レポート

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8月20日〜21日の2日間、福島県西郷村にてNISHIGOバイシクルフェスが開催された。
夏の避暑地としても最適な気候の西郷村。生活圏の標高は400〜600m、那須にもほど近く雄大な自然が残されている場所。新幹線が停車する新白河駅や東北自動車道白河ICもレース会場の台上地区からほど近く、高速を下りてからの移動時間が少ない(白河インターから車で10分!)。都心からのアクセスも思ったよりよいのだ。サイクルマラソンや、3時間エンデューロ、クリテリウムはアップダウンの村道を用い、ヒルクライムは赤面山までの起伏に富んだバリエーション豊かな11.2kmのユニークなコースレイアウトと、一般道をクローズドして思う存分ライドを楽しめる。さらに地元の食も思った以上に充実しており、白河ラーメンや焼き肉(那須、山形などの和牛が堪能できる)などの穴場スポットも多いのである。走った後に地元グルメで舌鼓という2日間なのである。
まさに時期の自転車イベントとしてはまさに最適な土地なのだ……、が大会1日目はあいにくの雨模様。雲の流れが早く降ったり止んだりという非常に不安定な天候。しかしながら地元出身のサイクリスト金子広美さん、モデルの日向涼子さんが華を添えイベントを盛り上げてくれました。

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日向涼子さんは個人タイムトライアルと、赤面山ヒルクライムを走りました。

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それでも大会一発目の個人タイムトライアルから元気よく走るサイクリストで会場熱気に包まれる。日向涼子さんもこの個人タイムトライアルに出走したが、1周目の往路でまさかのパンク……。(※よって写真はないのです。)

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タイムトライアルはコースを3周する。アップダウン基調なので、パワーを均一に保てないとすぐに力つきてしまう難しいペース配分だったよう。

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そして隠れキャラ的な参加者も。トレック本社でエアロダイナミクスのエンジニアを務める、鈴木未央さんがなんとエントリーしてくださっておりました。日本のレースの雰囲気を見たかったとのこと。大会の前まで韓国に行っていたという実にアクティブな女性サイクリストです。

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1時間サイクルマラソン、クリテリウム、チームタイムトライアルと種目は進みます。このイベントの特徴は複数の種目にエントリーできること。2日間で5種目、仲間がいれば3時間チームエンデューロも含めて最大7種目のエントリーが可能。5種目エントリーという強者は2名。そして最大の特徴は地元の特産品で構成された参加賞。それが種目が増えれば増えていくこと! 5種目エントリーすると、様々な参加賞と極めつけに地元産のお米(30kg)がいただけたのでした。これには当事者もびっくり。5種目エントリーという猛者だけあって日頃のライドのエネルギーとしてご活用頂いていることと思います。
また、初日は金子広美さんによるヒルクライム講座が行なわれ、熱心なサイクリストが集まりました。
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2日目は気持ちよく晴れました! というかちょっと朝から暑すぎる!? くらいの晴天で、メインイベントであるヒルクライムではよいレースを楽しめたと思います。上級者のエリートを始め、年齢区分された、およそ200名のクライマーが赤面山目がけてタイムを競います。序盤、ダムを過ぎると渓流と里山の森林が強い日差しを遮ってくれます。上りのこう配は前半は緩やかですが、後半に勝負どころとなる急勾配の上りが。エリートのレースはここで前回優勝者の宮本賢一さん、高橋義博さんの2名となります。残すところ2〜3km地点で宮本さんが抜け出すとそのまま単独でゴール。2位の高橋さんは不運な後輪のパンクということで悔しさをにじませたのでした。

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和気あいあいとしたパレードスタート前。みんなで「頑張るぞ〜!」

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会場の台上地区からヒルクライムスタート地点までパレード走行が行なわれた。

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コース序盤は平坦基調。かなりスピードに乗せやすい。

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堀川ダムを渡る橋。走っている選手たちは、ダムのロックフィルを左手に眺めながら走ることができる。

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森林の中は光と影のコントラストが強い。この日は特に日差しが強かったからなおさらだ。

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勝負が決したのは急勾配のあと、道が開ける県道に抜けてから。

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レース終盤には雄大な自然の姿が楽しめます(上っているときは見えないけれど)。

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見事2連覇を達成した宮本さん。赤面山ヒルクライムコース攻略記事のレポーターでもあります。

 

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一般クラスからもエリートに負けないくらいの強いヒルクライマーが参戦。来年はエリートに挑戦ですね!

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金子さんはさすがに速かった! このあと3時間チームエンデューロも走られまして健脚を披露。

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未来はワールドツアーへ? キッズレースは笑顔で溢れました。

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リピーターのみなさんはテント持ち込みで、レース観戦も楽しんでおられました。

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夏真っ盛りな天候で、木陰が気持ちよいです。

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おもてなしコーナーでは玉こんにゃくと、具沢山のお味噌汁が振る舞われました。

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3時間チームエンデューロの時間になっても暑さは引くどころか最高潮に。2日間たっぷりと楽しんだ最後の種目です。雨よりは晴れたほうが良いに決まっています。アップダウンのコースは脚に堪えますが、存分に公道レースを楽しまれたと思います。NISIGOバイシクルフェス2016のように、自治体の協力があってこそ公道レースが実現するというもの。地元の皆さんの熱意がヒシヒシと伝わってくるイベントでした。特にヒルクライムコースはもっと輝く可能性を秘めていると思います。来年はさらにバージョンアップを施し、皆さんを歓迎してくれることでしょう。

(写真/編集部)

公式ホームページ:http://www.245ride.com/index.shtml

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