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2015年10月30日

マウンテンバイクって何?

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アメリカの若者が生み出したニューウェーブ

マウンテンバイク(Mountain Bike)とは、簡単にいえば山道のラフな路面を快適に走行するための自転車である。起源は1970年代にアメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコで若者たちがロードレーサーやビーチクルーザーを改造し、山中の未舗装路で遊びはじめたことだといわれている。当初の自転車は山で遊ぶには強度が弱く、補強のためにBMX用のハンドルバーや、オートバイ用の太いタイヤなどが用いられた。これがマウンテンバイクの原型となり、次々とマウンテンバイクメーカーが誕生していく。

マウンテンバイク誕生の様子を描いたドキュメンタリー映画「klunkerz」トレーラーより

遊びから次第に競技へ

遊びから次第にレースが発生し、欧米を筆頭に世界中で瞬く間に人気を掴んでいった。1990年にはUCI(国際自転車競技連合)世界選手権大会がアメリカ・コロラド州にて初開催された。1996年のアトランタ・オリンピックからはクロスカントリーが正式種目に採用されている。もちろんプロチームがありプロ選手も存在する。

若者の好奇心による改造からはじまったマウンテンバイクは、今では最新テクノロジーが駆使され、使用用途ごとに開発される機材、レース、ライダーなどすべてにおいて、めまぐるしい進化を続けている。

そして一番重要なのはマウンテンバイクには“遊び”という根本があり、ゆったり山をサイクリングすること、レースに出場しスピードを追求すること、がむしゃらに山を上ること、たまには舗装路をながすこと、老若男女問わず誰でも自由に楽しめることが醍醐味であり魅力である。

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MTBを創造した1人、ゲーリー・フィッシャー氏(写真/トレック・ジャパン)

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ゲーリー・フィッシャーのクランカー。MTBの祖だ(写真/トレック・ジャパン)

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