記事ARTICLE

2018年01月29日

【みんなのタイムトライアルジャパン 2nd Stage】にて、SHAKES Pistola インプレッション

1月27日(土)みんなのタイムトライアルジャパン2nd Stageが開催されました。このところの大カンパで、シマノとスラムが○△◇……? もとい寒さなんてカンパしなくて結構。凍結もなんのその全然スベってませんけど!? そんなこんなで非常に冷え込みの強いなか、大会は無事開催されたのでした。なにより、コースを走れる状態にしてくれた下総フレンドリーパーク管理人のみなさんに感謝でしょう。
当日は日差しのお恵みも頂きました。エントリーいただいたタイムトライアルフリークのみなさんは元気よくスタートしました。このレポートはのちほど。
そして筆者ももちろん出走です。

そんな折、「こんなグリップが編集部に届いたんですけど、試してもらってもいいですか?」とおもむろにグリップを見せられる。おや、SHAKESではないですか。その名も「シェイクス・ピストーラ」。シマノ・STIブラケット用グリップ、「シェイクス・フード」の出来の良さからして試さずに走れるか、とスタート前にいそいそとセッティング。

shakes-_2触っていると、アレ……。指の関節に合わせて山型のシェイプが。写真では伝わりにくいですが、突端に向かって円錐状に広がっていて人差し指と中指でしっかり握り締められるという寸法です。これはいい。さすがはゴルフのグリップ製作で培った技術で、TT用ハンドルこそ、そのノウハウが活きる場所だったというわけですね。

shakes_grip
シェイクスを開発するアウタートップの代表である小林氏が前職で手がけていたゴルフ用グリップ。この技術が生かされています

shakes-_3
ピストーラはアタッチメントバーへ装着することに。ブルホーンバー部分はほとんど持たないゾという決意とともに。バーの屈曲している長さに合わせてグリップをカット。溝が付いているので切りやすい

shakes-_4
eTAPのスイッチを出すために突端も攻めのカット。山型の形状になっているのがよくわかります

shakes-_5この専用両面シートをバーに巻き付けてパーツクリーナーなどのアルコール洗浄液をシート表面と、グリップ内に塗布。潤滑剤の代わりとなって装着しやすい。しかも揮発するとシートの接着力でしっかりと固定される

shakes-_9装着! 硬さは硬度50度、60度の2タイプだ。それぞれをテストしてみた

shakes-_8バーテープではないアタッチメントバーもなかなか凛々しい

shakes-_7山型形状が人差し指と中指の第二関節にぴったりとフィット。大げさではなく気分がスカッとするくらい握りやすい。グリップの位置決めは迅速に。接着シートの粘着力はそれとなく強力だろう

 


IMPRESSION

爆風の中でも安心のグリップ力

DSC_2915 copy

セールスの前口上で、耳触りの良い言葉を並べてあたかもメリットしかないようなトークにうんざりすることもあるだろう。しかしこのピストーラのホワイトペーパーには真実しか綴られていない。理想を具現化する、まさにそれをやってのけている。
そして9kmのタイムトライアルに実践投与。ぶっつけ本番です(試走でも使いましたよ)。
スポンジのようなフカフカとしたクッション性はほとんどなく、密度が高くしっかりとしたグリップだ。そして山型部分は指のかかりがよく、アタッチメントハンドルを握る指先から上腕に至るまでのリラックス感がいままでとは比較にならないもの。非常に握りやすい、というよりも握らなくても指が自然にバーに馴染んでいるのだ。変速ボタンも力まず、上品に操作できシフトミスは皆無。横風の爆風でもDHポジションをキープできたのはグリップ(と、ノーマルホイールもですが)の影響も大きい。レースで使ったのは硬度60度(ハードタイプ)。シェイクス・フードも硬度60度が好みだったので必然的にこの仕様でレースに、となった。空力特性ばかりに注目しがちなタイムトライアル機材であるが、パワートランスにおいてはグリップの良し悪しは重要だ。考えるだけでもわかるが、DHポジションにおいて滑るグリップは恐ろしくて使えない。
不安定なポジションでもいかにパワーを出すか。そして限界のスピード域のなか、緻密なバイクコントールを行うにも精神的な強さが必要だ。まさにそれらを繋ぐインターフェイスとしての価値があるだろう。
ちなみに硬度50度(ソフトタイプ)はしっとりとした握り心地であるが、素材はしっかりとしているので腰砕けになるようなことはない。使い分けるとするならブルホーンバーにソフトタイプ、アタッチメントバーにハードタイプという組み合わせが面白いかもしれない。
いずれにしてもタイムトライアル用パーツとしては費用対効果抜群といえる秀作だろう。

さて、なんやかんやで1st Stageの結果よりもおよそ1分遅れとタイムこそ振るわなかったがグリップの良さはしみじみと感じられた。次こそ〜。

 

諸元
◯商品名:SHAKES pistola【シェイクス ピストーラ】
◯硬度:高度50度 (ソフト)硬度60度(ハード)
◯製品互換:ブルホーン、及びDHバー専用グリップ。ハンドル形状により一部取り付けできないものがあります
◯カラー:Black/red, Black/neon-yellow, Black/pink, Black/blue,White/black, White/orange, White/blue, White/red
◯付属品:専用両面粘着シート(2枚)
◯価格:3500円+税
◯素材:高密度樹脂(PS-TPE)
◯重量:ペア43g 公差:±1g

メーカーコンセプト
空力抵抗を最小限に抑え、最適な動力伝達を可能にする究極のエアロバイクに。己の限界をマシンに託し、長時間のライドでも極限のエアロポジションを可能にするトライバイクに。唯一手に触れるステアリングエキップメントを創造するSHAKESは、今までになかったインテグレーションデザイングリップ「pistola」を開発。 サイクルコンピューターに表示されたデジタル数値は、必ずしも精神、肉体と一致はしない。どんなにトレーニングを積んでも、完璧なマシンであっても、必ずしも結果が伴うものでもない。 人間がある状況において必要な行動をうまく遂行できるかという可能性の認知を 極大化する、「エフィカシー」を高めたインターフェース「pistola」誕生。

特徴
● 指の掛かりを最大限に追求したバックライン加工とフレアー構造。
● 多様なハンドル形状にも適合し、4段階のレングス調整が可能なマルチセットアップ機能。
● ライディングの環境に応じて選べる硬度選択(硬度50度ソフト&高度60度ハード)。
● マイナスイオン発生源セラミックスIOMIX配合。精神安定、細胞の活性化、疲労感の緩和をもたらす、 科学的根拠に基づいたマイナスイオン分子を配合。

問:アウタートップ株式会社 http://www.outertop.jp

3月10日(土曜日)TOKYOエンデューロ2018 in彩湖&みんなのタイムトライアルジャパン 3rdステージ 実施します!

自転車イベントに最適な春の足音を感じる、3月定番チームエンデューロ! 都心からも近い彩湖で行われる4時間エンデューロをチームの仲間と一緒に走りませんか?
また、みんなのタイムトライアルジャパン 3rdステージも併催しますよ!
http://www.timetrial.jp/3rd-stage
※いずれもRUNNETでエントリー可能です。
お申し込みは2月11日(日)まで!

関連記事

記事の文字サイズを変更する

記事をシェアする